何も知らないときって、
人はだいたい、誰かの売り方を真似します。
それ自体は、悪いことじゃないと思います。
最初から自分だけの売り方なんて、
そんな簡単に作れないからです。
売れている人の投稿を見る。
強い人の言葉を真似する。
うまくいっている人のLPを見る。
講座や商品の見せ方を参考にする。
最初は、それでいい。
でも、ここでひとつ問題があります。
強い人の売り方は、
強い人の心臓を持っている人用にできている。
はっきり言える人。
断られても平気な人。
顔を出して前に出られる人。
強めに言っても、自分の中でブレない人。
「欲しい人だけ来てください」と言い切れる人。
そういう人の売り方を、
人に気を使いやすい人がそのまま真似すると、
だいたい苦しくなります。
言葉が強すぎる。
自分のキャラじゃない。
煽っているみたいで嫌になる。
お金の話をするたびに身体が固まる。
断られるのが怖くて、最後に弱くなる。
そして結局、
売る直前で逃げてしまう。
無料にする。
安くする。
個別で長く話してしまう。
DMで説明しすぎる。
無料相談で有料級のことまで渡してしまう。
それで、また疲れる。
ここで多くの人は、
「自分には売る覚悟が足りないんだ」
と思います。
たしかに、
それもあるかもしれません。
本当は、お金も受け取りたい。
本当は、申し込んでほしい。
本当は、
「あなたにお願いしたいです」
と言われたい。
でも、値段を出すのが怖い。
断られるのが怖い。
高いと思われるのが怖い。
お金の話をした瞬間に、
嫌われる気がする。
だから、無料にする。
だから、安くする。
「困っている人を助けたいから」
というのは、たぶん嘘じゃない。
でも、それだけでもない。
無料は、
優しさの顔をした逃げ場になることがある。
相手のために無料にしているようで、
本当は自分が傷つかないために無料にしている。
相手のために安くしているようで、
本当は断られる怖さを減らすために安くしている。
ここを見ないまま、
優しさだけでどうにかしようとすると、
ずっと同じところで苦しくなります。
無料で聞く。
無料で答える。
安く引き受ける。
感謝される。
でも、申し込まれない。
お金が残らない。
疲れる。
自信をなくす。
そしてまた、
「まだ自分には価値がないのかも」
と思ってしまう。
でも、違うと思うんです。
価値がないんじゃない。
価値を出す覚悟を、
無料や安売りで先延ばしにしているだけかもしれない。
じゃあ、どうしたらいいのか。
毎回その場で、
強く売ろうとしなくていいんです。
売るのが怖い人ほど、
売る場面を減らした方がいい。
強い言葉で押さなくていい。
顔出しで前に出続けなくていい。
毎回DMで説明しなくていい。
無料相談の最後に、震えながら価格を言わなくていい。
その前に、
ちゃんと導線を作ればいい。
ブログで、
なぜその悩みが起きるのかを伝える。
診断で、
今どこで詰まっているのかを見えるようにする。
メルマガで、
考え方を順番に届ける。
LPで、
誰のためのものか、何を届けるのか、何ができないのかを先に伝える。
申し込みページで、
内容や価格を落ち着いて確認できるようにしておく。
そうすれば、
毎回その場で強く売らなくていい。
必要な説明を、
文章と導線が先にしてくれるからです。
導線は、売り込むためのものじゃない。
毎回、勇気で売らなくて済むようにするためのものです。
これは逃げではありません。
むしろ、
自分の弱さを分かった上で、
ちゃんと届けるための設計です。
いきなり申し込ませるのではなく、
まず読んでもらう。
いきなり買わせるのではなく、
まず自分の状態に気づいてもらう。
いきなり価格を突きつけるのではなく、
なぜ必要なのかを順番に受け取ってもらう。
それが導線です。
もちろん、
何も学ばずにそれができるわけではありません。
知らないなら、
最初は誰かの真似になる。
でも、
強い人の売り方をそのまま真似するのか。
それとも、
自分の性格に合う売り方を学んで、
自分を削らない形に整えるのか。
そこは、自分で選べます。
「売るのが怖い」
「お金の話が苦手」
「無料相談で答えすぎる」
「強い言葉で煽るのは嫌だ」
「でも、本当はちゃんと受け取りたい」
そう思うなら、
売り方を気合いで乗り越えるより、
導線を学んだ方が早いです。
顔を出して叫ばなくてもいい。
毎回、勇気を振り絞って売らなくてもいい。
強い人の真似をして、
自分を壊さなくてもいい。
ちゃんと置いておく。
必要な人が、
必要な順番で読めるようにしておく。
読んだ人が、
自分で必要だと感じたときに進めるようにしておく。
それだけでも、
売る怖さはかなり減ります。
学ぶか、学ばないかは自分次第です。
でも、
知らないまま無料で渡し続けるのも、
怖いから安くし続けるのも、
強い人の売り方を真似して苦しくなるのも、
それもまた、自分で選んでいることです。
厳しく聞こえるかもしれません。
でも、ここは一度、
ちゃんと見た方がいい。
やさしい人ほど、
売り方を学ばないまま、
優しさだけでどうにかしようとします。
でも、優しさだけでは、
ビジネスの器はできません。
導線は、
やさしさを売り物にするためのものではありません。
やさしさを、
無料で使い切られないように守るためのものです。
もし今、
強く売るのは苦手だけど、
ちゃんと受け取りたいと思っているなら。
無料相談で消耗しないための考え方を、
数回のメールでまとめています。
メールアドレスを入れるのに抵抗がある方もいると思うので、
先にお伝えしておきます。
この無料レッスンでは、
強引な売り込みではなく、
・なぜ無料相談で疲れてしまうのか
・感謝されるのに申し込まれない理由
・無料で受け取る範囲と、有料で届ける範囲の分け方
・やさしさを削らずに届ける導線の考え方
を、順番にお届けします。
合わないと思ったら、いつでも解除できます。
必要そうだと感じた方だけ、
読んでみてください。
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※このブログには、私が案内に関わっている無料レッスンの紹介が含まれます。内容は考え方や導線設計の一例であり、特定の成果を保証するものではありません。