先週末から次男が帰ってきている
遅い夏休み
大学4年生で就活後、おおよそ希望の会社に内定をもらっているとかで、大学生活もあとは卒業までの単位がどうとか、それくらいらしい
このお盆頃は私が桃の缶詰作りの最盛期で休みも取れないほど働き通しだったので、次男に帰省されても困るというか、「そもそも会えないよ」と言うと帰ってこなかった
8月は桃と梅の加工でフル稼働だった
今月はぶどう
ナマモノを扱うのは本当に大変
次男が帰ってくる数日前、私の上の兄の友人が関東から仕事の出張で近県に来たから足を伸ばして兄に会いに来たといって、夕食に私も同席させてもらい、地元の有名焼肉店で、懐かしい話に花が咲いた
私の兄が大学生でアメリカ留学していた時出会った人で、当時、私も兄のところに遊びに行った間はほとんど毎日のように顔を合わせていたので、懐かしい話にもたくさん入っていけて、なんとも楽しい時間だった
夕食会が終わって帰る時、兄が「今回5年ぶりか、例えば5年おきに会えたとして、死ぬまでにあと何回会えるかな…意外と何回かしか会えんなぁ」と言って、一瞬しんみりしかけたけど、そんなことない、また何度も会えるよ!とお別れした
次男も来春は東京で働くようになるらしい
そうなれば、なかなか田舎に帰省はしないかもしれない
長男は出て行ったまんま5年か過ぎたが一度も帰ってきてないし
そうこうしてたら、あんた達が幼い頃可愛がってくれたじいちゃん、ばあちゃんには二度と会えないようなことになっちゃうよ
あと何回会えるかな…
あの人やあの人、あの人も…
「お母さん、今回、安否確認の為に帰ってきたんだけど、相変わらず息苦しそうだね、僕らが居るところに来たらいいのに」
そう言ってくれてうれしいよ