疲れて、晩ご飯も食べず寝てしまった

次男のアパートの部屋は物が散らかってはいないけど、しばらく掃除機もかけてなく、窓のないトイレやお風呂場はカビっぽかったので気になって、次男に一応ことわって掃除をすることにした

そうなると、今度は勝手に必要だと思う日用品や見た目が悪くなっている物を新しく…とメモに書いて
買い物に行きたくなり
旅行最終日、次男と出掛ける予定を決めたのに「ちょっと行ってくるから待っといて」と近所のスーパーやダイソーを駆け足で買い回った

掃除も終わり、小物も補充、交換して、勝手に納得した

さて、昼がきてしまったので慌てて、待っていてくれた次男と休む間もなく駅へ向かった

3年ぶりに兄弟が一緒にいるのを見たい

長男と次男はお互いに仲が悪いわけでもないが、連絡も取らず、もちろん会いもせず3年が過ぎていたという

次男にお願いをして、長男のバイト先の飲食店に一緒に行ってもらうことにした

長男のバイト先の飲食店は新宿にあり、次男のところからは電車一本で小一時間

昼は大幅に過ぎていたが、お店の前には3組ほどが並んでいた
お腹が空いてゲンナリした様子の次男をなだめてその後ろに並んだ

「すみません、40、50分待ちになるかもしれません…」と声がして入口のドアから長男が顔を出した
パッと私と目が合って、すぐ横に立っていた弟に気がついたと、途端に飛び出してきて「わーわー!マジか!」と弟をハグして頭をくしゃくしゃした

「まぁまぁ近くに住んでんのに、連絡もよこさんし、LINEとか送っても見てないし…で、なんなん、会ったらこの喜び様は!」と次男

結局30分ほど待って入り、お店の人の厚意で私達親子水入らずの時間を過ごさせてもらえた
遅くなったけど、ランチも美味しくお腹いっぱいいただき、長男と次男の久しぶりに揃った笑顔を見ることができて、幸せな気持ちになった

来た甲斐があったなぁ