前回の続き、、、
大倉流大鼓方の能楽師である大倉正之助氏、その正之助さんがその場の日本人を代表して「それでは古来より謡い継がれてきた祝いの歌を」、ってな感じで謡ってくれはったのが「高砂」の四海波静か・・・
最後の、「君乃恵ぞありがたき、君ぃ乃恵ぃいぞ ありがたぁあきっ」!!!!!
もうね、全身鳥肌ブワ〜ですよ!
カッコよすぎて!
ほんでね、あったよー!
ずっと探してたもんあったよー!って
それからず〜〜〜っと、あれ俺もやりたい!あれ謡いたい!と想い続けて、約2年後、正之助さんからのご縁で久田先生、久田先生からのご縁で寺澤幸祐先生にお稽古をつけて頂きました。
そして寺澤好聲会の発表会に門下の一員として、能舞台に出させて貰ったのはほんまに良い経験と思い出です。
とは言え、お稽古できる曲には順番があって、目的の高砂にたどり着くまでに始めてからさらに10年近く必要だったことも一応書いときましょ。
何せ600年以上かけて伝わってきたものを1年や2年で、そらねぇ、、、
忘れてはならないのが元マリアテレサ(大阪の服屋さん)の故・平井さん、FM802の立ち上げや、その界隈のあらゆる人と繋がりほんまいろんな事してはった大阪ミナミの怪人澁谷さん(未だに何者かよおわからへん)、そして僕と顔がそっくりで、姉弟とずっと言われてきた大阪ガス・エネルギー・文化研究所の弘本さん、と僕。
この4人が久田先生に飲みの席で、っていうか平井さんがやねんけど、「せんせえ〜、わし謡に興味ありますのんや」ってとこからみんなで便乗して僕も!私も!ってな感じで、そしたら先生が「じゃあお稽古しましょうか」と。
ちょうど僕とおかんでやっていた店の二階に、和室の座敷があったのでそこでお稽古を始めることとなった訳です。
が、、、、
言い出しっぺの平井さん、、、最初の1・2回来ただけでその後はさっぱり、、、
でも、そのおかげで僕ら3人はその後もお稽古を続けることができたので、一応、平井さんありがと!
四海波静かにて
国も治まる時つ風
枝を鳴らさぬ御代(みよ)なれや
あいに相生(あいおい)の
松こそめでたかりけれ
げにや仰ぎても
事もおろかやかかる代に
住める民とて豊かなる
君の恵みぞありがたき
君の恵みぞありがたき
日本を取り巻く四海の波は静かで、
国を吹き渡る風も穏やかさに満ち、
誠に天下泰平の御代である。
相生の松のように仲良く、
豊かに民が暮らせるのは、帝の治世が素晴らしいからに他ならない。
私たちにとって、我が君の恵みは本当に有り難いことだ。
最後の「君の恵み・・・・」の2回目は結婚式では謡っちゃダメですよ。
「二回」「繰り返す」は慶事の忌み言葉なので。
でも僕が一番カッコええなぁと思うのが、この2回目の節回しなんやけどねぇ
ちなみに、君=帝=天皇さんのことやけど、600年も前の事なんで現代の右や左の話は
そんなの関係ねえ!
で、お願いします。
っと、今日はここまで