1994年7月半ば、ミネソタ州の何処かハイウェイの上。

 

僕とディネ族(ナバホ)のエイモン・ラッセルは一路、ワシントンDC からサウスダコタ州のローズバッドリザベーションに向かうためのヒッチハイクの途中やった。

 

DCを出発してからすでに3日ほど経ってたやろか?

 

一人は腰まであるロン毛のアジア人、片や身長190センチはあろうかと言うインディアンの青年、この怪しい二人組はそれまでにもこの道中、散々レッドネックと思わしき白人連中から中指立てられ、罵声を浴びせられ続けていた。

 

そしてこの日は予定が少々押していて、二人で話し合いの末少しでも前に進もうと、深夜近くまでハイウェイに立ち親指を上げ続けていたが、時間が深まるほど車の数は減り、そしてモーテルもないような片田舎、仕方なく二人でとぼとぼ深夜のハイウェイを歩き続けていたら、後方からパトカーがパトランプを光らせながらやおら近づいてきて、もちろん僕ら二人のとこで止まった。

 

26年前、まだ今ほどピリピリしていなっかたせいなのか、たまたま運が良かったのか、出てきた警官二人はいきなり拳銃を抜いて銃口を突きつけてくる感じではなかった、、、が、一人は確実に腰のホルダーに手をかけていた。

 

僕ら二人はとりあえず急に動いたりせず、両手の掌が見えるように立ち警官二人が僕らのとこにくるまで待っていた。

 

警:「お前らここで何しとんねん?」

 

僕等:「ヒッチハイクしてまんねん」

 

警:「どこまで行くんや?」

 

僕等:「サウスダコタまで行きまんねやわ」

 

警:「さよか。ほんでさいでんな怪しい二人組が道ウロウロしてるでって通報があってやな、ほやからワシらここまで来たっちゅうわけやわ」

 

僕等:「さいでっか、そらご苦労さんでございます。」

 

警:「ところでお前らミネソタ州はヒッチハイク禁止って知らんのけ?」

 

僕等:「いや、それほんまでんの?全然知らなんだ!今初めて知りましたわ!」

 

警:「まぁぶっちゃけそれはかまへんねんけど、とりあえず俺らの町から出てってくれへんか?ほんで町出るまでは道の上歩くなや、わかったか?」

 

っとまあこんな感じのやり取りが大分はしょったけどありまして。

 

そう、あの時思い返すとパトカーが到着する数分前に、道からほど近い家の窓に人影を確認し僕の目線に気づいた途端、シャ!ってカーテン閉めた人がおったんで多分あれやろな〜って思いつつ、、、

 

ほんでやり取りの中でID見せろって言われて、うっかりもんの僕はパスポート失くしたらあかんからって、ワシントンDCから先にNYのグラフトンピースパゴダへ向かう予定だった友人のハルにグラフトンのお寺で保管しといてくれと、「うっかり」渡してしまっていて僕はうっかり何もIDを持ってへん状態やった。

 

 

うわー、また言いたかった事に辿り着かなんだ、、、、

 

 

っと、今日はここまで