先週は木曜日も金曜日も出社しました。
F嬢に「ダーさんは、今後、どういう感じで出社されますか?」と聞かれた。私は9月末で定年退職だ。
「なにはともあれ、有給休暇を消化するつもり。あと20日くらいあるので、どう使うか、まだ決まってないけど。」と答えた。2か月で20日休暇を取るってなかなか大変なことです。
どうやら、人の異動は私だけでないようで・・・
職場にAさんという倉庫会社の人がいて、うちの会社に出向?しています。あたかもうちの社員のように働いています。輸出関連書類を彼が作って、彼の会社に輸出物件を納め、通関業務を行い、飛行機のブッキングなどもする。彼が書類作成してくれるため、我々の輸出案件はすべて彼の会社での通関業務となるというカラクリです。そのAさんが、来年2月で退職するらしい。彼はもう20年以上、ここで働いている。その引継ぎを8月から始めるらしい。そうすると、引継ぎのための業務として、どの机に二人が座るのか、という問題が発生する。それを考えていくと、私の席がなくなるらしい。
会社はフリーアドレス制で座席は決まってないけど、実は、ほぼ決まっている。だけど、私は滅多に出社しないから、「ダーさんにはどこかへ行ってもらおう」ということらしい とはいえ、ちゃんと座れる場所はあるんです。皆の横の方の窓際に打合せ席がいくつもあって、私はそこで仕事してください、ということらしい。実は、これは前から自分でも望んでいたことなので問題なし
言いにくそうにしているF嬢に「いいよ!」と答えました。
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昨日はかなり暇だったので、職場にある私関係の古い紙の書類を次々に廃棄していきました。数年前に事務所を移転したときにもかなり書類は処分したのですが、許される範囲で残していた。それをほぼ全部処分しようと思っています。シュレッダーでは大変なので、「溶解」用の処分箱もあるのです。後任のI君にしても電子情報以外は要らないようです。そういう時代になってきたんですね。事務所から紙が消えていく。以前から言われていましたが、いよいよ本格的にそうなってきました。
私が社会人になった40年くらい前は、「紙の消費量は文化のバロメーターである」なんて言われていたこともあるんですけどね。時代は変わった。
昨日の午後は、I君に作らせた下期予算案の説明資料をプレゼンしてもらいながら、いろいろとアドバイスをした。彼は先日30歳になった。非常に頭がいいし、感がいいし、前向きだし、人懐っこいし、素晴らしい。私の30歳のときとは大違いだ。ボーとしていた私と違う。あとは英語が話せるようになれば、すぐに私を越えてしまう。
とは言え、若さゆえなのか、興味の範囲が違うのか、寄り道をしていないからか、一般教養は恐ろしく欠落している。
昨日も、「君がしっかりしているから、僕はもう枕を高くして寝られるよ」と言ったら、I君が、「枕を高くして寝られるってどういう意味ですか?あまり聞いたことがないんですけど」と。
「安心して眠れるということだよ。多分、昔、いつ敵に襲われるかわからないような状況とかだと安心して眠れないじゃない。臨戦態勢なんだから。でも、平和で、何の心配もなければ、安心して、枕を高くして寝られるということだと思うよ。想像すればなんとなく、イメージはわかると思うんだけど」と私が言うと
「やっぱり、日本語は難しいですね」と。
というのも、ある会社から
「貴社の御高名はもちろん以前より存じ上げて下りましたが・・・」
などというメールが来て、彼が
「御高名ってなんて読むんでしょうね」なんて話もあったから。
この場合は「ごこうめい」が正解らしい。
確かに日本語は難しい。
仕事上の課題は数えきれないけれど、ほとんどすべてをI君に託してしまった私は、令和の無責任男です
今日は栃木県でゴルフ。
まもなく出発。