先日、一人ゴルフでご一緒した70代の女性T子さんとの会話です。T子さん(独身?)は、ゴルフ場まで歩いてこられるところに住んでいる。
「環境のいいところにお住まいなんですね。朝から鳥の鳴き声とか聞こえるのでしょう」と私。
「そうですね、静かなところです」
「私は駅近くのマンションに住んでいて便利なんですけど、最近、妻がもっと静かなところに住みたいなんて言っているんですよ。だけど、結局、静かなところって不便なところが多くて、なんだか、人はないものを欲しがるみたいです」
すると、T子さんが何かを思い出したように、ふふふと笑い、
「愛人と別荘は似ているそうですよ」と。
「え?」
「どちらも憧れるんですけどね、持つと大変」
「はあ」
「維持費もかかるし、処分するのもなかなか大変」
「なるほど。T子さんは別荘をお持ちですか」
「はい。愛人はいませんけど」
と言って、また、ふふふと笑った。
「70代の女性=お婆さん」という紋切り型のイメージを持ちやすいけど、彼女は、若い時には水球をやっていて、社会人になってからは、水泳、サーフィン、スキー、ゴルフをやってきた。今でも元気だ。若いときにはイケイケの女性だったのだろう。今でもそうかもしれないけれど。
そういえば、昨夜、カラオケ居酒屋で同席した3つ年上の女性は、バツ2で、今、3人目の夫と暮らしていると。
「バツ3になって、4人目にチャレンジしようかしら」
なんて、笑って言っていた。
「人生は一回きり。今を楽しく過ごさなくちゃね!」
とも。
私の人生なんて地味なものだろうけれど、それでも、日々、様々な刺激を受けて楽しんでいる。確かに楽しそうなのが一番だ。いかにも単調な日々、退屈しているような顔には魅了されない。
さて、今朝もテニスだ。今日は7人。会社も学校も年齢も違う人たち。それぞれがそれぞれの問題と楽しみを抱えて生きている。共通課題は、この暑さにどう対処するかだ。今日は37度くらいまで気温があがりそう。
頑張り過ぎないようにしよう。