宿泊したホテルの部屋。
ホテルは朝食付きではなかったので、近くの駅の中で食べることにしました。
パンにトマトやキュウリ、鶏カツを挟んだものとコーヒー。
単純ですが美味しかった。
硬いパンも好きだし、酸味のない苦いコーヒーも好きです。
フランクフルト駅にて。
朝ですが、後ろには、どこかの国のサッカーユニフォームを着たサッカーファンが輪になって、何かの歌を大きな声で歌っていました。
なんとなく、ハリーポッターを思い出させるホームです。
1時間半かけてシュトゥットガルトへ、10:30頃着。
シュトゥットガルト駅はずっと前から大工事をしていて、もう、とっくに終わっただろうと思っていたのに、終わっていなかった。
お昼を食べてから14:00くらいのSバーンという電車で顧客の街に行くのですが、先に切符だけ買いました。自動販売機で切符を買うのは易しくない。行き先がゾーンで分かれているんですけど、それがわからない。英語の話せない案内係のおっちゃんに教えてもらいました。
シュトゥットガルトを少し散策して
ここはベンツやポルシェやボッシュなどの自動車関連の大企業のある産業都市で、観光地ではないです。
お昼はアジアン料理で。
タイ料理でしょうか。
以前も来たことのあるお店です。
冷たいレモンティーとスープ
そして、パッタイ。
パッタイに外れなし。
焼ききし麺に似てますが、麺は小麦粉ではなく米粉でライス・ヌードルだと思います。
美味しい。
気温が急上昇していて、タイ料理があっていました。
食後、早めにシュトゥットガルト駅に行き、Sバーンに乗ろうとホームに降りたのですが、予定の電車の掲示がない。係の人に聞いたら、「あー、この電車はキャンセルされて、今、駅は工事中なので、地上に一旦出て、15分くらいぐるっと回ってDBのホームに行って欲しい」と言われました。えー!? 15分歩くって大変ですよ。
それでも行くしかないとI君と二人でガラガラカバンを引きながら歩いて行って、そちらのDBの係の人に聞いたら、「あー、その電車は確かにキャンセルされたけど、その後、15分おきに出てますよ。ホームはこちらではなく、あっちの地下です」と。
ガーン、また、15分ガラガラとカバンを引いて、汗だくで歩きました。
皆さん、悪い人ではないのだろうけど、正しい情報が欲しい。
疲れますよ。
しかし、まあ、なんとか電車に乗って、顧客へ。顧客の工場は駅から歩いて行けるところだったので、以前と同じく狭い道を歩いて行ったら、なんとそちら側のフェンスのドアに鍵がかかっていた。正門側に回るとあと15分くらい歩けなくてはいけない
と、そこに、従業員の人が現れて、鍵を開けてくれました
良かった。
顧客との打ち合わせは工場見学も含めて3時間。2時間の予定だったんだけど。COOのHさんが熱心で止められなかった。
そして、打ち合わせ後、Hさんの車で彼の住むチュービンゲンへ連れて行ってもらいました。会社から約40分。ホテルも彼に取ってもらった。
丘の上にあるHotel AM Schloss.
歴史的な建物をペンションにしたような感じです。
後方に見えるのは古城ですが、現在はチュービンゲン大学が博物館にして使っています。
チュービンゲンは9万人程度の街ですが、チュービンゲン大学の学生数(マスター、博士課程含めて)は2.8万人くらいいて、教員や大学関係者は3600人くらい。留学生は3000人くらい。学園都市です。ノーベル賞受賞者も11人輩出している。
Hさんの彼女(結婚していない)は、この大学の物理学の教授。大学の設立は1477年。だから、彼女はアメリカからの留学生には、「この大学はコロンブスがアメリカ大陸を発見したのよりも古いんですよ」と言うことにしているらしい。
(コロンブスの「発見」は1492年)
Hさんが、街を案内してくれた。
嬉しいんだけど、二人とも疲れているし、腹が減った。
Hさんの身長は199cm。I君は181cm。
第二次大戦での空襲にあっていないので、古い町並みが残っています。
若いカップルが似合う。
それにしても腹が減ったので、Hさんに「どこかへ入りましょう」と私が促す。
夕食はここで。
I君はマス?。
私は、牛の胸肉? リンダーブルスト?
牛の胸肉をコンソメスープで煮たあっさりした料理。
白い西洋わさびがついてきた。
そして、サラダ、を二人でシェアしました。
いずれも美味しかった
過去の記憶では、ドイツでは量が多すぎて困っていたのですが、今回は「多すぎる」という気がしませんでした。
Hさんは私と同じものを食べていました。
ここはうちの会社の接待費で。
食後、Hさんは「アイスクリームを食べなくては」と、別のお店に連れて行き、
彼のご馳走になりました。
私は1玉でしたが、HさんとI君は2玉。
その後も街を散策。
とても美しい街です。
この川はネッカー川。
Hさんはネッカー川沿いに住んでいて、夏はここで泳ぐそうです。ボートもやっている。彼はお爺さんから相続した果樹園もあって、サッカー場くらいの広さがある。そこの果物で毎年、50リットルくらいの樽で果汁ソーダも作るとか。
もう9時です。
夏場のこの時間のドイツの空の色が好きです。
くたくたでしたけど、彼の親切に感謝。
そして、仕事でこうして様々な場所に行ける自分を幸せに感じました。
Hさんいわく
「これからの人生でやることが決まっていても、決まっていなくても、いずれにせよ、充実した人生を送れることを願っています」と。
ありがとう。