いよいよマイナンバーカードを作りました。申し込んでから1か月弱たってから、封書が届き、マイナカードを取りに役所に来てくださいという通知が来ていた。昼食後、封書に入っていたハガキと本人を証明するもの(免許証)をもって市役所に行って来ました。タブレットに暗証番号などを入力して、カード受領。

 

 

 

残念ながら個人情報(名前、住所、顔写真、生年月日)などが満載なので私のカードの写真は載せません。ぱっと見、色が薄い。背景の色はピンク。字が小さい。そして、裏表どこを見ても、「マイナンバーカード」という文字はなかった。あったのは、「個人番号カード」という文字。きっとこちらが正式名称なのだろう。だけど、「個人番号」などと聞いたら、皆が「国に管理される」と身構えると思って、「柔らかく」「マイナカード」とカタカナにして誤魔化そうとしているのだと思う。

 

 

 

それでも、身構えている人たちは多いはずだ。私の妻も「政府は信用できない」などと言って、作らない。いよいよ本当に保険証が使えなくなったら、作るつもりらしい。今年の12月には現在の保険証は使えなくなりますとPRしている。

 

増税メガネの目論見はなにか?

現在の健康保険証には写真がついていないので、「ずる」をする人がいる。その防止にもなる、という意見もある。しかし、それならば、健康保険証に写真を付ければいいだけの話だ。

 

市役所でもらった資料によると、

・便利、安全、簡単

・身近なコンビニで証明書発行(住民票の写し、印鑑登録証明書、課税証明書、戸籍全部・個人事項証明書(戸籍謄本・戸籍抄本)、戸籍の附票の写し)

 

ならば、関連する業務をしている役所の人員は削減するのか?

 

・健康保険証として利用できます。

ただし、利用には申し込みが必要。

スマートフォンからマイナポータルで申込、だって。

スマホを持っていない人はどうするのか?

マイナカードがあればすぐに保険証になるかと思ったのに。

お問い合わせの電話番号も書いてあった。

 

65才以上の人が33%もいるのに、こんな面倒なことをやれというのか。

一応0才からマイナカードを持てるらしいけど、15才未満は法定代理人の申請が必要。また、有効期間を見たら9年だった。確かに顔写真が変わるだろうか、更新が必要だろう。70才、75才、80才、85才、90才、95才、100才の人たちも更新するのか。そして、またスマホから申し込むのかしら。

逆に言えば、何もしなければ、まだ保険証としては使えない、ということか。

 

 

 

金融機関の口座との紐付けはどうするのだろう?

増税メガネとかが、国民におべんちゃらするときに振り込む口座と紐付きになって、さっさとお金を振り込んでくれたらいいんだけど。

 

それよりも私が推察しているのは(かつても書いたけど)、この番号と金融機関口座を紐付けにして、健康保険だけでなく、厚生年金、税金なども連動させて、一番の狙いは、金融資産税だと思う。

 

固定資産税だけでなく、金融資産税を取ろう!と。

調べてみたら、民間の個人の金融資産の合計(2023.12末)は2141兆円もある。

民間企業(金融機関除く)の金融資産合計(2023.9月末)は1449兆円だって。

合計すると、3590兆円だ。

 

ここから1%の金融資産税を取れば、35.9兆円の税収となる。

1.5%だと、54兆円だ。

 

このところ、毎年、税収は60兆円、国家予算100兆円で、40兆円くらい不足している。すでに1300兆円もある国債をこれ以上増やすのは問題。既存の税金の税率を上げたら、選挙で負ける。あるところから取ればいいのでは!?という発想だと思う。

不足分+αをゲットしていけば、日本丸はなんとかなる、と金融庁あたりが計算しているのだと思う。

 

 

 

 

ひょっとしたら、すでに銀行や証券会社にはマイナンバー(個人番号)を連絡してあるかもしれない。勤務先の会社には連絡済だ。もう、逃げられないのかもしれない。

 

そこまで予測しながら、なぜ、あえてマイナカードを作ったのかというと、なんとなくですが、定年までにいろいろとやるべきことやっておこうと思ったのです。会社を辞めた後だと、いろいろと相談する人も減ってしまう。

 

健康診断、歯科検診も退職までにしっかり済ませたい。

「退職日の前日までにやめた方が退職金がぐっと増える」という話も友人2人から来ているけど、どうなのだろう。

退職金や確定拠出年金をいつどういう形で受け取るのか。

その他、これまで積み立ててきた企業年金、財形貯蓄、持株会なども何種類もあって複雑でよくわからない。どこかで、受け取らねば。

 

定期券代も6か月分振り込まれてきたけど、次回定期が切れるのは2025年1月だ。だけど、私が退職するのは9月。定期券とスイカが一緒になっているんだけど、途中解約で戻ってきた分を会社に返金するのかしら。

 

わからないことがたくさんある。

 

先日、公正取引委員会から調査書が法務部に来て、それが各事業部、各製品責任者に流れてきた。どうやら、原料、人件費、電気代などの値上げによってコストアップした分を販売先に価格転嫁しているのか、そのために売り手と買い手はちゃんと定期的に話し合いをしているか、などの調査のようだ。いろいろな決まりがあるらしいけれど、皆はよく知らない。それを知らしめるための調査らしい。GDPを上げるため、給料も物価も上げるための役所の方策なのだろう。

 

6月のボーナスは来週です。増えていればいいけれど、どうやら若い人には増やしているけれど、中高年には据え置きなのではないかと予想しています。私にとっては、最後のボーナスになる。もらえるだけでもありがたいと思わないといけないのだろう。

 

とにかく、収入よりも少ない支出で生活する。そういう生活を皆がすれば、物価も異常に上がりようがない。東京の不動産のように外資や投資会社が投資目的で買ったりすれば別だけど。でも、そういうのは、やがてババ抜きのような形で誰かがババを掴んで終わる。東京オリンピック選手村に使われたマンションなんか、ひどいですね。都は都民、国民のことなんか考えていないのでしょうね。

 

 

 

 

蓮舫と小池さんの都知事対決。興味深いです。

どちらも上司にしたくない女の上位です。

全然違うタイプですけどね。

 

 

まあ、いろいろとあるけど、日本から他国に亡命する人はいない。難民もいないと思う。世界には祖国から逃れた人が2400万人もいるというのに。そういう意味では、日本の様々な問題は、贅沢な悩みなのかもしれません。