4月22日、名古屋地裁は、頂き女子りりちゃんこと渡辺真衣(25才)に9年の実刑判決と800万円の罰金を言い渡した。りりちゃんは、ホストに貢ぐお金を稼ぐためにマッチングアプリで知り合った50代の男性など3人から合計1億5600万円騙し取った。
非常に興味深い事件だ。いろんな意見がある。
●騙したりりちゃんも気持ち悪い、騙された男たちも気持ち悪い。
●貢がせているホスト業に問題あり。
●3人で1億5600万円も持ってるんだから、男たちに同情する余地はない。金持ちからりりちゃん経由でホストにお金が流れただけだ。
800万円の罰金は脱税に対する罰らしいけれど・・・・
●りりちゃんに実刑9年、罰金800万円を言い渡すならば、裏金を国民の血税から騙し取って、税金も納めず脱税している自民党の議員たちは、なぜ起訴もされないのか。政治家に対する罰則が甘すぎるのではないのか。
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この事件とは違うけど、昔聞いた話では、自分の履いていたパンティーが高く売れると知った女子高生たちがやがて自分の「価値」を知り、またその「価値」で商売する人たちがいる。なんでも商売になれば飛びつくのが戦後の日本人か。クリスマスもパンティーもバレンタインデーもホストクラブも。
その前に、女子高生のパンティを高く買う人間が問題だ。なぜ、彼はそうなってしまったのか。性欲ならば、生身の人間に欲情すればいいのに、なぜ、抜け殻のパンティーなのか。日本以外の国でもそういう性的な嗜好ってあるのか。フェテシズムか。強姦はしないけど、パンティーは買う文化なのか。
生身の女性たちが強くなり過ぎたのか。ネットなどで、バーチャルの世界に慣れた男たちには、生身の女性は面倒なのか。アニメっぽい女性のほうが親近感を持てるのか。現実感覚から遠いほど心が癒されるのか。
それとも世界的に親切で優しい日本の男性は、つい気の毒な若い女性の話に援助の手を差し伸べたくなるのか。きっと世界で一番騙されやすいお人よしは日本人だと思う。それとも、「可哀想な少女」を救うことで、救世主、ヒーロー気分を味わえるのか。そうやって自己正当化するのか。
りりちゃんのようにホストクラブに通う女性はどうなんだ。お嬢様扱いされたいのか。大切にされ、かつ、惚れた男性に貢ぎたいのか。一時の恍惚の時間を味わうためには、身を呈してお金を稼ぎ、そのお金を貢ぐのか。
ホスト達は、どうなのか。ハンサムゆえのナルシシズムか。女たらし、ジゴロとも言えるけど、それを産業とするホストクラブがまかり通るのはオカシクないか。キャバクラの男性版の疑似恋愛産業なのか。
こういう世界の解析には心理学的なアプローチが必要かもしれない。それとも、社会学、文化人類学か。それとも、文学的?
私のもと上司のSさんあたりだったら
「おい、りりちゃんを見ろ!25才で1.5億も稼ぐんだぞ!お前たちももっと頭を使え。りりちゃんは大したもんだよ」とか言いそうだ。
これもオカシイ。
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昨日、アオスジアゲハが地面であえいでいる姿を見ました。
成虫になったばかりなのか、傷ついて飛べなくなったのか。
まだ、少し動いていました。