昨夜は職場の歓送迎会でした。都内の会社の接待施設なので豪華な食事も原価で食べられます。20人余りの小さな事業部です。

 

 

 

 

歓迎されるのが2人、送別されるのが2人。そして大魔神の喜寿のお祝いです。

歓迎されるS君は26才。入社して工場勤務の後に本社に来た。関西の私立大学の大学院を出た理系の男子。がっちりして身長も182cmくらいあって、でも顔が可愛い。宮城県出身で私立理系の大学院ということは、親が相当お金を使ったことになる。6年間の学費、アパート代、生活費だけでも、少なくとも1700万円くらいかかったのでは。お兄さんもいるということで、親の苦労もさることながら、きっと裕福な家庭なのだろうなと思いました。

 

 

 

歓迎されるもう1人は40才、社長室から異動。彼もいい体格をしていて180cm近い。彼の経歴はよくわからない。結構毒舌かなという印象。40歳くらいで部署異動するというのは大変だ。湘南ボーイかと思いきや、「山側なので海は遠いです」と。

 

この日本酒・山田錦はM君のお土産。全部で3本、今日のために寄付。勤続30周年記念の休暇を利用して、神戸、灘、姫路あたりを旅行してきたらしい。

 

 

 

 

送別の1人は、出来過ぎ君39歳。彼も身長182cm、すらっとした体形、きりりとした歌舞伎役者のような顔、優秀な頭脳、真面目、やる気満々、気が利く、親切。完璧主義。秘書室に異動するらしい。彼はK部長の右腕的な存在だったので、彼なきあと、K部長はかなり大変になる。

K部長曰く「出来過ぎ君は絶対出世する」と。

大魔神いわく「出来過ぎ君は、異動したらもっと早く家に帰りなさい。せめて9時には会社を出るように」と。出来過ぎ君は毎日10時過ぎまで残業し、しかし、残業代を付けない。健康面も少し心配だ。

 

実は私も出来過ぎ君には大変お世話になったので、帰りぎわにそっと彼に御礼の粗品として、ゴディバのチョコ(4000円くらい)を「いろいろとありがとう、これ、奥さんに。絶対お返しはしないでね」と渡した。以前も御礼をしたことがあるんだけど、絶対お返しが来る。困っちゃう。

 

これは大魔神が持ってきたジン。

なかなかいい香り、味をしていた。

 

 

もう一人の送別された人は、O君54歳。

彼は関西人。経理畑。オーストラリアの関連会社で数年間経理もやっていた。おっとりしたお公家さんのような人で、営業向きではない。でも、数字には強く、文章も上手い。彼も178cmくらいある。地方の工場の事務部長になる。単身赴任になるらしい。

 

 

 

 

この日本酒もM君のお土産。彼は本当にお酒が好きだ。がんがん飲むけど、あんまり食べない。優秀な技術屋でもある営業マンだけど、あんまり利益に執着していない。

 

 

贅沢な霜降り肉。

しゃぶしゃぶです。美味しいけど、こういう肉はもうあんまり食べられない。

若い人にたくさん食べてもらった。

 

 

 

こういう皆でつつく料理は、人間関係が重要。

女性も4人くらいいたけど、同じテーブルにかたまっていた。

残念ながら、私は特に親しい女性はいない。

 

 

 

 

歓迎される2人、送別される2人が順番に挨拶して、最後に喜寿の大魔神が挨拶した。大魔神は終始笑顔で、幸せの絶頂のようにも見えた。送別される2人と大魔神には皆から記念の品が贈られた。

 

 

 

 

随分と酔っ払った大魔神に

「喜寿おめでとうございます。お元気ですね」と声をかけたら

「元気なのは体だけで、頭はボケてきてるよ」と。

 

東大法学部卒の彼は頭脳が自慢だったのに、それがボケてきて少し弱気になっているみたい。何事も予習、復習と努力家だ。でも、確かに最近、ときどきボケてきたような気がする。

 

 

 

 

K部長57歳は初期の緑内障だとか。

N君50歳も緑内障で、少し進行しているとか。

白内障は手術で良くなるけど、緑内障は直ることはなく、進行を遅らせることくらいしかできないらしい。

 

皆、加齢は進んでいる。

 

昨夜の出席者の中で、私は大魔神に継ぐ高齢者だった。

皆の挨拶を聞きながら、自分の定年時の挨拶なども考えた。

そして、挨拶は感謝の気持ちの表明がいいなと思った。