米国の女性シンガー・ソング・ライターのテイラー・スウィフトが来日して、日本公演をしている。私は全然知らなかったけど、18歳でグラミー賞を受賞し、既にもう12回もグラミーを受賞している34歳だ。今回のワールドツアーでの興行収入は1500億円と言われている。
妻に聞いたら「もちろん、知ってるわよ。私は好き」だって。
ヒット曲はいっぱいあるけれど、例えば、こんな感じだ。
なんとなく、この曲は音的にKポップ的な気もするけど。
年収は200億円くらい。身長は180cm。彼女の彼氏になるにはそれ以上の年収と身長が必要?
いずれにせよ、米国はなんでも桁違いだ。株式総額も世界の50%に近い。人口は世界の5%に満たないのに、富は世界の半分を占めている。フランス革命前のアンシャンレジームを思い出します。
日本はその1/100くらい?(1/10くらい?)ですが、株価は堅調です。
2023年1月に2万円6000円だった日経平均が、2024年1月には3万6000円となり、今日も随分とあげて、今現在37,000円に迫る。
ひょっとしたら、1989年の過去最高値を更新するかもしれない。
もちろん、過去に痛い目に遭った賢明は個人投資家たちは、とっくに株を売却している。いつ暴落するかわからないからだ。確かに、いつ暴落してもおかしくない。
しかし・・・
悪材料は出尽くしている。
・コロナ禍
・ロシアのウクライナ侵攻
・中国の不動産バブル崩壊
・イスラエルとハマスの争い
・米国とイラン
・能登大地震
過去の暴落時は、何かの悪材料をきっかけに暴落した。残された可能性はなんだろう?中国の台湾侵攻? それだって、世界最大の半導体メーカーである台湾のTSMCが米日独などで大型投資をして工場建設を進めている。リスク回避は進行中だ。
では、悪材料ではなく、ポジティブな良い材料はなんだろう?
・TSMCの熊本への3兆円の投資
・トヨタの過去最高利益
・たんす預金減少(株式へ)
・NISA
・中国の株式市場、不動産市場から日本への資金のシフト
・コロナ後のサービス業の回復
・製造業の黒字拡大
・日本の経常収支拡大、20兆円
経済的に良いとも悪いとも言えないのは、
・政治の腐敗と自民党の信用失墜
・人手不足
・少子高齢化
・円安
米国で再びトランプが大統領になったら、何か大変なことが起こるのだろうか?
それにしても、どうも米国の独り勝ちというのは気に入らない。
日本もコバンザメのように上手い事泳いでいるけど。
米国、ロシア、中国を見ていると、結局、強いもの勝ちに見える。「強いもの」の条件は経済力と軍事力か。
そして、米国はかつて日本に経済制裁をしたように、ロシア、中国、中東に経済制裁をしている。反発した国が1人でも米国人を殺そうものならば、絶対に許さずに報復する。
(「米国」というと私は反感を持って書いてしまうけど、それぞれの米国人にはいい奴が多い)
かつてテイラー・スイフトはアジア・ツアーで、韓国、中国を回り、あまりの不衛生と悪臭で辟易していたのに、日本に来たら、空気は綺麗で臭みはなく、街にはゴミも落ちていなくて驚いたらしい。そして、日本では小学生、中学生が自分たちで学校を掃除する習慣があることを知って感動したとか。
経済力と軍事力だけでなく、それ以外の魅力で、米国、そして他の諸外国が日本を好きになってくれたら嬉しい。
メッシも香港での態度と日本での態度では全然違っていた。中国人は、それがなぜなのか、よく考えるべきだ。
愛される国、日本になって欲しい。
愛される国民、日本人になりたい。