こうやって、タイトルだけ書いただけでも、「ああ、もう2024年なんだなぁ」なんて思う。未来映画として「2001年宇宙の旅」なんてあったけど、遥か昔の未来だ。

 

 

 

 

今日は在宅勤務でした。

後任の若手が書いた顧客訪問レポートを添削したり、彼の見積書をチェックしたりしているうちに午前中は終わってしまった。彼は頭がいいけど、文章が上手ということはない。ビジネスの細かいことに断片的に接しているだけだから、全体像が無茶苦茶になっていて、トンチンカンなレポートになる。でも、そういうのって可愛い。

 

いつか彼もベテランとなって、初老となって、若手のレポートなどを読んで昔を懐かしむかもしれない。

 

彼は英会話ができないので、20分くらいネットでフィリピン人と英会話をするレッスンを受けているらしい。月額5000円くらい。相手がネイティブだと値段は2倍くらいになるらしい。月に何日受講してもいいらしい。

「全然、聞き取れなくて、会話が進まないんです」と。

そういえば、私も最初のころはよく

I couldn't catch.

とか

I beg your pardon?

とか

Can you speak again?

などと頻繁に言っていたような気がする。

もう40年も前のことだけど。

 

お昼はひじき炒飯。

マイルドなお味で、少し海の香りがします。

 

 

先日、秋田から買ってきた「いぶりがっこ」。

 

ワカメスープは理研のインスタントです。

 

 

食後、外出したかったけど、風がとても強くて、窓の外でピューピューと音がして、とても外に出る気分にはなれなかった。天気は良かったんですけどね。

 

午後は予算ヒアリング用の資料を途中まで作成。週報を書いたり。

 

そして、あっという間に陽が沈んで行きます。

 

 

 

久しぶりにジムのお風呂に行こうと、強風の中、外出しました。

ところがどっこい、金曜日はジムは休みでしたえーん

 

仕方ないので、ジムの近くのスーパーで果物とかビールとかを買って帰りました。果物は、デコポン、伊予カン、林檎、柿を買いました。あえて、苺とブドウは避けて。

 

 

 

 

TVで大相撲を観ながら晩酌開始。

みんな、頑張っています。

 

 

 

外では富士山がオレンジ色になって、今日に別れを告げています。

 

 

 

 

カズオ・イシグロの『私を離さないで』(Never let me go)では、その施設の中の子供たちは、皆、大切に育てられていて、とくにケガなどしないように、傷がつかないように育てられるハウス栽培の果物のように育てられている。彼らは、実は、誰かのドナーになるために育てられていた。自分の内臓を他人に提供するために、人を育てる施設だった。

 

 

 

 

とても衝撃的な小説ですけど、最近、ふと思うんです。こうして平和と繁栄を享受している我々ですけど、ひょっとしたら、納税のために育てられたのではないかと。憲法の三大義務は、教育、勤労、納税ですよね。なぜ勉強するかと言うと、ちゃんと働けるようになるためであり、なんのために働くかというと、納税のため。それが国家にとっての目的なわけです。

 

もちろん、「自由」というものを与えられているのですが、競争させ、勉強させ、「優秀であること」、「お金持ちになること」を最高の目標とするように誘導されている。

 

だから、何かで勝ったり、優勝したり、いい成績を取ったり、いい所得だったりすると、人は「快感」を得るようになっている。しかし、そのためには相当の努力が必要だ。努力の成果が実って達成されたら、達成感を得られ、幸せな気分になる。そして、優越感も持つ。

 

それらすべてが、国家が個人から少しでも徴税するために仕組まれた「罠」のようにも感じる。

 

 

しかし、いつのまにか、若い国民たちが結婚しなくなった。

セックスもしなくなった。子供も作らなくなった。

そして、年寄りたちは、なかなか死ななくなった。

もう労働することもない、税金を納めることもない老人だらけとなってしまった。

医療費もバカにならない。

納税どころか、国家は完全に支出のほうが多くなって、とうとう1300兆円もの借金を背負うことになった。

 

 

 

巧みに仕込まれた国家繁栄のための仕組みに対して、国民たちが静かに「不服従」を始めているような気がする。

もう、誰も「お国のために」とも言わないし、「会社のために」とも言わない。

それどころか、家庭すら持つことを拒んでいるわけだ。

 

いぶりがっことチーズを一緒に食べると美味しいニコニコ

 

 

私が勤めている会社は、かなり成功している会社(儲かっている会社)だ。従業員はよく働く(私を除いて)。お客よりも上を見て働いているように見える。出世願望の強い人たち、欲望の強い人たちが多いのだろう。そういう意味で、彼らは国家から見たら「優等生」だ。税金をたくさん納めるのが優等国民だ。

 

だけど、私のようなひねくれものから見ると、時代錯誤も甚だしい。

そこまで頑張って働いて、そこまで稼いでどうする?

土日も働くのか? 役員たちは死ぬまで働こうとしているように見える。

 

何かに憑りつかれたように。

 

 

 

 

ひょっとしたら、何かに憑りつかれたように生きた方が幸せなのかもしれないけど。

私は冷めているのかしら。そういう性格なんでしょうね。熱狂的になることはない。

 

だから、中国や北朝鮮などの国粋的なパレードだけでなく、コンサートやスポーツ観戦客が狂乱して大騒ぎする姿にも違和感を感じるんです。ノリが悪いということかしら。熱狂のライブなんていうのにも行ったことが何度もあるけど、その中で、妙に自分が冷めていくのを感じることが多かった。離人症なのかとも思った。

 

 

 

 

明日も明後日もテニスです。

風が収まればいいのだけど。

 

 

 

デコポンが美味しい。

正式には、不知火らしいけど。

 

 

 

 

そういえば、先日の秋田のお客さんもひとり、テニスをする人がいたんだけど、彼曰く

「サークルに入っているんですけど、なかなか人が集まらなくて・・・」とこぼしていました。

 

そう、我々も明日は4人です。

みなさん、忙しいのですね。

私が一番出席率がいいみたい。

ケガなどで故障者リスト入りも多い。

無理せず、楽しく、適当にやります。