こんにちは
…なっています…って他人事ですが

ようこそ
美文字講座 悦子の部屋へ♫
「寿」
数週間前にリクエストを
いただきました

年賀状を意識されていたんでしょうか

この時、
あ!そろそろ年賀状デザインを
考えなくては〜と思ったのに、
まだ何も手をつけておりません



早めの準備が大切ですね

それでは
ポイント解説させていただきます

1️⃣
まずは線質にご注目。
横画4本の線の性質です。
1、2本目は
少し上に反る線質ですね
↓
次に3、4本目は
下に反る線質です
↓
まーーっすぐに
のべーっと引くよりも
抑揚をつけるとカッコ良くみえますね。
2️⃣
続きまして空間。
線と線の間隔について。
上から少しずつ空間が
広く(○が大きく)なっています。
↓

書く時は、とりあえず無意識に
書いています。
写真を撮って、スマホで見てポイントを
探して書いているのですが、
自分でもへぇ〜

こんな風に書いてるんだ〜
と、論理的に裏付けして
記事にしているので
新しい発見や
私自身のクセなどが
確認ができるので
面白い作業でもあります

はい、本題に戻りまして
3️⃣
次は、横画の長さについて。
少しずつ長くなっています。
ここまで読んで
あれ!私がいつも書いている寿と
違ーーう!
と思われた、そこのあなた

寿はいろんな形があります。
↑見てください
さっきから登場している
活字の寿。
真ん中が短いですね。
いろいろです

そして
最後のポイント

4️⃣
上下のスペース配分。
足長効果でカッコ良く!
下部の縦画、つまり足が長く書けるので
カッコ良く見えますね

私は、
・カッコ良く
・見栄え良く
書きたい派なので
この形で書いています。
それでは
毎回恒例の電子辞書バージョンで
確認してみましょう

長さ、間隔、足長などを
意識してご覧くださいませ

寿に表情があるようにも見えます

いかがでしょうか?
この電子辞書のフォント版。
フォントも一つの形が出来上がるのに
デザイナーさんが数年という
長い年月をかけて
生み出す傑作品だと思っています。
明朝体とかゴシック体とか
聞いた事あると思いますが
ワードで文章を作成する時の
フォントですね。
手書きも書き手の個性が
それぞれ出がるものなので
いろいろな字形があって
良いと私は思っています

それぞれの個性を活かした上で
いかに見栄えを良くするか?
が、美文字ポイントの課題です

今回は1️⃣〜4️⃣までのポイントを
お伝えしました。
情報量が多いですか?
お疲れが出ませんように



リクエストもありがとうございました
