現在フィリピンを横断中の大型台風

ニュースによって、
「台風22号」
「Hagupit(ハグピート)」
「Ruby(ルビー)」
と、色々な名前が使われています。





まずは、「台風22号」

これは、日本で最もよく使われる「番号方式」です。
「番号方式」は、ある台風シーズンにおける発生順を表す番号(通番)を、台風の名前として使う方式です。

次は、「Hagupit」


これは、「アジア名」です。タガログ語(フィリピンの言葉)で意味は「鞭打つこと」。
「アジア名」は、アジア・太平洋14か国・地域の気象機関で構成する「台風委員会」が決めた、「台風名リスト」によって決められています。
「台風名リスト」の中で、最も有名で歴史も長いのが、北大西洋に発生するハリケーンの名前リスト(アメリカ名)です。
しかしながら、米国風の人名は日本やアジアの国々の人々にとって、いまひとつ馴染みが薄いものでした。
そこで、アジア地域でも我らの名前リストを作ろうではないか


すべての名前の一覧を別ページに表記しましたので、そちらを参照ください

「台風のアジア名(Western North Pacific Names)一覧」 »

次は、「Ruby」



これは、「フィリピン独自の名前リスト」によるものです。
フィリピンには「フィリピン独自の名前リスト」があり、主にフィリピン国内向けに利用されています。
これは、X以外のアルファベット(25文字)と予備の名前10個、計35個の名前リストを4組作って名前を付けています。
そのため、フィリピンでは4年に1度、同じ名前の台風シーズン


さらにさらに「アメリカ名」というものもあるのです。
「アメリカ名」とは、世界気象機関(WMO)という組織内の委員会で、あらかじめ決定しておいたリストから、発生順に付けていきます。
この、あらかじめ決定しておいたリストは、アルファベット順人名「21種類×6セット」のリストとなっています。
「アメリカ名」は、大西洋で発生した台風に使われるため、今回の台風22号には使われていません。
【台風30号・ヨランダ・ハイエン】
そのため、昨年フィリピンに大きな被害をもたらした、台風30号にも、3つの呼び方がありました。
このように、台風に名前を付けることで


ことが出来ます。
台風の名前は繰り返して使用されますが、大きな災害をもたらした台風などは、台風委員会加盟国からの要請を受けて、その名前を以後の台風に使用しないように変更することがあります。
何はともあれ、大事なことは、「備えあれば患いなし

日頃から備蓄、防災訓練、避難経路の確保、などなど、私たちにできる「備え」をおこない、被害を最小限に抑えることが大切です。
以上、「台風の名前の付け方!」についてでした。
JUNKO
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