閲覧ありがとうございます、八月一日空です。
以前、憑依人格の概念について紹介しました。
そこである恋愛の観点についても紹介すると、締めくくらせてもらいました。
今回はその恋愛の観点について紹介していきますが、皆さんポリアモリーって言葉は聞いた事あるでしょうか?
よく洋画や本の題材に出てくるポリアモリーですが、きちんとしたポリアモリーの概念を知っている人は少ないと思います。
ポリアモリーとは簡単にいえば、複数つまり2人以上の人を好きになってしまう事です。
大昔にはポリガミーという概念があり、複数婚だったり、一夫多妻制や一妻多夫も普通だという国もありました。
ですが今の時代では、複数婚は禁止されています。
そういった決まりから、ポリガミーの概念は反社会的といわれ、ポリアモリーである多くの人も苦しんでいるんです。
ポリアモリーとは2人以上の人を好きになるので、中には浮気や不倫という見方もあります。
しかしそれは大きな間違いです。
ポリアモリーとは、関係者全員が合意の上で恋愛をする事をいいます。
例えば、恋人Aがいるとしましょう。
その恋人Aは、自分が他にも付き合っている人がいる事を知っている事が大前提です。
さらにはもう1人の恋人Bも、恋人Aの事を知っていて、恋人Bも恋人Aとの付き合いを認めている事がポリアモリーの基準です。
つまりこの関係上を、簡潔にいえばこの3人の間でトラブルになる事は非常に少ないといえます。
不倫や浮気は合意ではないので、もちろんトラブルになってしまいます。
ですが、ポリアモリーは付き合う人が合意の上である事なので浮気とは違います。
現にこのポリアモリーの概念や定義は長らくの間、色んな箇所で揉めました。
中にはポリアモリーでありながら、「これは浮気なんじゃないか?」と不安になったり、悩んだ人も多くいます。
だからこそ伝えたいのは、ポリアモリーは浮気ではなく、また別の愛情の抱き方なんです。
博愛とはまた違いますが、どうしても激しい恋愛感情を抱いてしまう、少し言葉に表すのは難しいですね。
「ならポリアモリーの人は嫉妬しないの?」とよく聞きますが、嫉妬に関しては個人差があります。
個人的見解にはなりますが、私は嫉妬をする方です。
しかしそれは相手の中で1番でありたいというもので、恋愛をする以上、そうおかしな事ではありません。
よく恋愛において所有欲や独占欲を出すという事はありますよね。
しかし「所有欲や独占欲を複数の人に出す人は、ポリアモリーではない」という観点もあります。
ですがこの所有欲や独占欲を交えて考えるのも、また違うのではないかとも思えます。
何せ人の愛情の抱き方は様々ですし、相手に抱く感情も十人十色です。
確かにポリアモリーの人は複数の人に恋愛感情を抱きますが、そもそも愛という感情自体を好んでいる人に見られる傾向です。
人が抱く恋愛感情を大切にしたい、というのが定義だとは認められつつあります。
けれどもそこに所有欲や独占欲を交えるのはどうかという意見も、まだまだ問題はあるでしょう。
とにかく伝えたいのはポリアモリーとは複数の人を好きになっても、愛情自体をとても愛しているという事です。
だからこそまずポリアモリーとは、浮気や不倫とは違う愛の形という訳です。
もし周囲に「複数の人を好きになった」と悩む人があるならば、まずはポリアモリーの定義を話してみましょう。
理解されず、ただ浮気や不倫だといわれるのは悲しい事でしかありません。
愛情の持ち方は人様々ですから、少しでもこういった愛情の抱き方もあるんだと理解していただければ幸いです。
前頭でポリガミーという単語が出てきましたが、時にポリアモリーと同じではないかと考えられる事があります。
そのポリガミーとポリアモリーの違いについては、また今度紹介します!
現在はフリーですが、普段はシナリオや記事ライディングを主に活動しております。
その他にも小説、作詞、絵本のレイアウトなども行っていますので、よろしければそちらの活動もご覧下さい。