話題沸騰中!はたして痴漢行為は精神障害なのか窃触症について詳しく解説 | 空の洞 ~変わった辛い事を解決するブログ~

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閲覧ありがとうございます、八月一日空です。

 

 

以前、窃盗行為に及んでしまう窃盗症について紹介しましたが、窃盗症と同じく犯罪行為に関わる精神障害があります

 

その精神障害とは、窃触症です。

 

窃触症とはなにか一言でいえば、人に触れてしまう衝動に駆られてしまう症状の事で、痴漢行為が主に当てはまります

 

ですが窃触症は窃盗症と違って、精神障害ではなく性的倒錯という認識が強いです。

 

というのも、窃触症とは同意を得ていない他人の身体を触ったり、自分の身体の一部をこすりつける事に快感を覚えるからです。

 

その為精神障害ではなく、性的倒錯としてとらえつつありますが、近年その傾向も変わってきています。

 

窃盗症の紹介をした時にも紹介しましたが、窃触症も自分で自分の欲望をコントロールする事が出来ません

 

かといって止められないからやってもいいという訳ではありませんし、なにより痴漢行為も立派な犯罪です。

 

だからこそ世論では、痴漢行為の解決の為にも一慨に犯罪として決めつけるのではなく、障害として考えていくべきだという意見が増えてきているのです。

 

しかし窃触症が障害として認められる最低のラインがあります。

 

それが少なくとも6ヶ月間に渡り、同意していない他人の身体に触れる事です。

 

つまり痴漢行為を6ヶ月間続けてしまった場合、この窃触障害として診断されます

 

原因については今現在でも、どんな理由があるのかについてはっきりと分かっていません。

 

しかも定義が間を置かずに6ヶ月間に及んで痴漢行為をしてしまった場合なので、結局フェシズムなどの性的倒錯として扱われるナイーブな障害です。

 

痴漢行為はもちろんですが、盗撮や人の会話をわざと聞いて興奮を得る盗聴行為である窃聴障害も窃触症と同じとみられています。

 

では窃触症の検査などはあるのかというと、これも同意もなく他人の身体に6ヶ月間に渡ってきて触ってきたかという判断基準が主です

 

だから1度痴漢行為をし6ヶ月も経たない内に再犯を犯した場合は、十分窃触症の疑いがあるとみられません

 

ですが原因がストレスや女性関係と疎遠であったからといっても、痴漢行為に及んで罰せられない訳ではないのです。

 

現に「窃触症が精神障害だからといって、痴漢を認められない!」という意見は多いです。

 

なので被害者側の意見を汲みつつ、加害者側も今後再犯をしない事、そして今後の社会復帰の為にWHOは強迫的性行動症という疾患を加える方針を取りました。

 

窃触症もこの強迫的性行動症の1つの為、今後は精神障害の一種として扱われます。

 

窃触症の治療は困難を極めますが、カウンセリングなども平行すると1年後には再犯する確率は4%とかなり抑えられてくるのです。

 

これは窃盗症の記事の際にもいいましたが、もし自覚があるならば、まずは誰かに相談してみるのも1つの方法だと思います。

 

強迫的となると、その衝動を1人で抑える事は不可能です。

 

だからこそ1つの治療法として、性障害専門のカウンセラーなどに相談するなどの手段を取りましょう。

 

自分で抑えられない衝動はなにも窃触症のような精神障害だけでなく、他にもあります。

 

その自分で抑えられない衝動とはなんなのかについては、また今度紹介します!

 

 

現在はフリーですが、普段はシナリオや記事ライディングを主に活動しております。

その他にも小説、作詞、絵本のレイアウトなども行っていますので、よろしければそちらの活動もご覧下さい。