閲覧ありがとうございます、八月一日空です。
以前、イマジナリーフレンドがいる事は恥ずかしい事なのかを紹介しました。今回はそのときイマジナリーフレンドと深く関わる問題について紹介していきます。
イマジナリーフレンドとインターネットで検索すると、作り方についてヒットします。
この事で世間がイマジナリーフレンドという存在がいる事をどうかと思うよりも、イマジナリーフレンドの作り方に興味があるのが伺えますよね。
しかしイマジナリーフレンドを無理に作ったり、その存在と深く関わりすぎるととある問題が発生します。
その問題は、解離症状を起こしてしまう事です。
解離症状とは、簡単にいえば何らかの理由があって特定の事を忘れてしまう症状をいいます。
中には健忘のような病気も、解離性健忘と扱われる事例も少なくありません。
人間は辛い事があったり、何かしらの影響で強いストレスを受けると、脳はそれをどうにかしようと処理します。
その結果、嫌な記憶を覚えていない状態に陥るのです。
一見便利に思えるかもしれませんが、この解離症状とは極限の人間の防衛本能なので、全て都合よく忘れられる訳があります。
そしてそれが長く続く事で、解離性多重人格障害などの人格障害を発症したりして、場合によっては自分のままで生活を送る事が困難になってしまいます。
実はイマジナリーフレンドと関わっている時も、似た様な瞬間は存在します。
イマジナリーフレンドと話している時は意識があっても、徐々に今自分は現実で生きているのかについて錯覚が起こるのは、経験した事のある人も多いのではないでしょうか。
つまりあまりイマジナリーフレンドを作る事に集中していたり、意識を空想上に向けていると解離状態に陥ってしまうのです。
これが、イマジマリーフレンドを作る事や関わる事のデメリットです。
実際この行き過ぎた解離症状によって、イマジナリーフレンドではなく、自分と全く別の存在を生み出してしまったと悩む人には中にはいます。
全ての人がイマジナリーフレンドを作ったり関わる事で、解離性多重人格障害になる訳ではありませんが、解離症状が起きるのは大変危険な事です。
例えば自分がどこに行こうとしていたのか忘れたり、気付かない内に散財してしまったりなど、自分の日常生活に支障をきたします。
そして自分の脳内だけで聞こえる声に従う事も、時々危険な行動に導く事もあります。
なのでイマジナリーフレンドを作る事や作り方を知る事、関わる事は否定しません。けれどもそれ以上に注意は必要となってくるのです。
またこの空想上の存在や空想によって、ある事を起こしてしまう可能性もあります。
そのある事の可能性については、また今度紹介します!
現在はフリーですが、普段はシナリオや記事ライディングを主に活動しております。
その他にも小説、作詞、絵本のレイアウトなども行っていますので、よろしければそちらの活動もご覧下さい。