閲覧ありがとうございます、八月一日空です。
以前、イマジナリーフレンドがいて良かった事を紹介しました。
本来ならば恋愛依存に関するある事を紹介するつもりでしたが、ここで1つ番外編を挟もうと思います。
今コロナウィルスの影響で、外出自粛状態となり、多くの人が自宅で自粛生活を送っているのが事実です。
正直、家の中でじっとしていてもやる事は限られてきますし、何より自分1人しかいない中、話す相手もいなくてしんどい人もいるでしょう。
そんな人はほんの一握りかもしれませんが、人と話せないストレスを抱える人にある話をしたいと思います。
前々から私は、このブログにてイマジナリーフレンドについての記事をいくつか書いています。
ただそこでは精神病の危険や解離症状などもあると紹介しましたが、あくまでそれはのめりこみ過ぎた場合にあるケースです。
前回、イマジナリーフレンドがいて良かった事という記事を上げましたが、実際イマジナリーフレンドがいて助かった人もいます。
現在のように、孤独状態にある今だからこそ、イマジナリーフレンドという存在が頼りになる事もあります。
なので、今回は簡単にですがイマジナリーフレンドの作り方について紹介します。
まず、イマジナリーフレンドを作る上で大事なのは、どんな人を作るかというイメージです。
小説やTRPGを進めていく上で、登場人物は必要ですよね。
そのときこのキャラクターはどんな人で、どんな性格なのかを決めなければいけません。
イマジナリーフレンドを作る上で大事なのは、この最初のどんな人を創るかという点なんです。
なので、コツとしては設定や性格を考えるだけでなく、小説やTRPGのシナリオを実際に書いてみる事を推奨します。
実際、自分の書いた創作物の登場人物がイマジナリーフレンドである人は少なくありません。
この何かに書きだして人物を構築するには、このようなメリットがあります。
- 会話をする段階にきたときに話しやすくなる
- 何か修正を加えたくなったとき、修正箇所が分かりやすい
- イメージの強化がしやすくなる
-
といったようなメリットがありますが、誰しも小説やシナリオを書ける訳ではありません。
そういったときは紙に箇条書きにしたりして、ある程度の性格を決めましょう。
性格を決めてからは実際に脳内で、そのイマジナリーフレンドを想像します。
このときイマジナリーフレンドの姿を決めるかは自由ですが、初めてイマジナリーフレンドを作る場合は控えた方がいいかもしれません。
なぜなら人格を設定するのに不慣れな中、姿形まで決めてしまうと混雑してしまうからです。
ですが、姿形がはっきりとしていた方が想像しやすいのであれば、先に姿形を決めても構いません。
そして次のステップは、実際に会話をしてみる事です。
しかしこのとき会話をするにあたって大事なのは、できるだけ相手に質問するような形にする事です。
「あなたは一体どんな人?」だとか「何が好き?」と言葉を交わしていくうちに人格も定着してきます。
また中々上手くいかない人は、小説作成や創作の手助けとなるアプリを利用して、そこで会話をしてみるという手段もおすすめします。
これを繰り返していく訳ですが、慣れてくると今度は向こうも意思を持ってあなたに話しかけてくる事もあります。
中にはタルパや思念体も推奨されますが、イマジナリーフレンドは精神的なコストもかからず、またオート化のような複雑な訓練がほぼいりません。
それだけでなく残酷な話ですが、イマジナリーフレンドの本質は空想上の友達です。
そのため時間が経ったり、自分自身や生活環境が変われば消える事もありえます。
だからそういった意味でも、タルパや思念体よりも良いかもしれないという意見もある訳です。
ただ何度も記事にした通り、のめり込みすぎるとデメリットもいくつか存在します。
せっかく作ったイマジナリーフレンドを尊重し、大事にするのもいいですが、やはりボーダーラインは必要です。
「なら不必要では?」と思う人もいるでしょう。
ですが、長期間誰かと会話をしないというのは、多大なるストレスを生みます。
そのため最初は憂鬱程度にしか感じないものが、抑うつに変わるのも珍しい話ではありません。
イマジナリーフレンドを作るかは個人の自由ですが、孤独に悩んだり、既に憂鬱な方は、ぜひとも今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
人によりますが、きっとこんな憂鬱な中でも新しい世界が見えるかもしれません。
現在はフリーですが、普段はシナリオや記事ライディングを主に活動しております。
その他にも小説、作詞、絵本のレイアウトなども行っていますので、よろしければそちらの活動もご覧下さい。