三代目の絹帯 | 「小屋」へ行ってきます

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『秩父曼荼羅小屋』の管理人。大峯山龍泉寺大先達(修験道)。

前回の竹ですが
まっすぐになりましたよ!

すごいね熱の力って。
炭バンザイ
囲炉裏バンザイ
小屋バンザイ


まっすぐにした竹はこれに使いました。
てどこよ?


「のれんのさお」になりましたんで、見えませんね。


お気づきの方もいるかもしれませんが
こののれんは着物の帯です。

マイハズのお母様が結婚する時に身に着けた物。
しかも・・・お母様のお母様、またそのお母様も身に着けたんだって!!
「その前はわからない」と言っても
三代つづいてしめた帯ですよ!

三代目 J Soul Brothers!じゃなかった、三代目 J Soul Sisters!
あれ親子だからSisterじゃないけどまいっか。

「小屋の何かに使ってほしい」と出してくれました。

ざっと考えても100年以上前に造られた帯。
しかも絹。刺繍糸も全部絹ですよ。
重たい。


普通に売られているのれん竿では耐えられる重さではないので
それより太い竹で竿をつくったわけであります。

そんな重たい絹帯をのれんに仕上げてくれたのは
わたくしの母でございます。

わたくしの母は「木目込み人形作家」でもあるので
正絹とまがい物の違いがわかる女なので
帯をいじっているのが「楽しい~」言ってましたよ。

母の木目込み人形の作品もまたご紹介したいと思います。