神奈川・若宮神社 | 神社に隠れていたモノ

神社に隠れていたモノ

神社の彫刻を見て、何の物語か教えてほしいと思ったことがあり、調べた結果をブログします。タイトル「神社に隠れていたモノ」は覆屋の中にこんな素晴らしい彫刻が隠れていたのかという思いから付けました。

2023年4月6日 神奈川県愛甲郡愛川町半原の若宮神社に参拝しました。

 

由緒書きは見つかりませんでした。

鳥居

 

拝殿

 

中備:鶴と松

 

覆屋も兼ねています

 

本殿

 

右面の胴羽目:応神天皇誕生
神功皇后は仲哀天皇の妃。仲哀天皇が熊襲征伐で敗北し戦死。その後、熊襲征伐を取り止め、朝鮮半島に出兵(三韓征伐)し服属させたという。その時、神功皇后は身籠っており、お腹に石をあててさらしを巻き、冷やすことによって出産を遅らせたとされる。その帰路、筑紫の宇美で応神天皇を出産したと伝えられている。

 

左面の胴羽目は太鼓が邪魔で半分しか見れない

 

左面の胴羽目:不明 (三条小鍛冶宗近か?)

 

背面に窓がないため、背面の胴羽目は見れない。

 

コメント:同じ町内の菅原神社にも胴羽目彫刻があります。神奈川県に胴羽目彫刻が無いと以前は思っていましたが、調査した人がいない可能性が高いようです。

 

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