
今回どうしても大阪に行きたかったのは、烈さんが運営に加わる「歪な愛の形」にどうしても参加したかったから。
この白川烈という男。すげえ。
まだ大学生。けれど、教室で講義から学ぶありきたりの学生生活から飛び出して、ときに爆発的に売れ始めたバンドのサポートとして学び、昨年の熊本の震災では真っ先に現地入りしてあっという間に多くの仲間を束ねる。
去年、忙しく飛び回る中で、熊本での活動を語りながらランチ、という企画があった。集まれたのは数名だったけれど、「烈に会いたい」「烈に熊本で一緒に仕事した」という奴ばかりだった。
お互いに面識はほとんどない。けれど、あっという間に10年来の友だちが語り合うような場になった。
歳はボクの半分以下。「レッツ」とか「烈」とか、みんなが呼ぶ中で、あまりの魅力と行動力に、もう知り合って2年余りになるけれど、ボクにとっては「烈さん」だ。

今回は烈さんに、音楽活動とファッションで力を発揮する喰海さんと、路上詩人の肝ッ玉ン、そして、ペインターとして活動を始めたあけみん。
打ち合わせはあったようだけれど、そこに参加した30人ほどが加わって、お互いに反応し合いながらトークが進んでいく。思わぬ方向に話が膨らむことがあるけれど、これから生きていくヒント満載の、あっという間の4時間だった。

改めて感じたけれど、今回も参加者は様々。試行錯誤を繰り返している奴もいれば夢を語る奴もいる。面白い時間だったし、この空間にいられるだけでも「なんかやってやる!」と思える素敵な時間だった。

現実のことばかりに目がいって、夢を語らなくなったのはいつからだろう。夢はあるけれど、それを勝手に託して、自分で動かなくなったのはいつからだろう。
あんな若い奴らが夢を持って動こうとしているんだ。
ボクのできることなんてたかが知れているけれど、歳のせいにして、いろんな言い訳をして生きているのはもったいない。
なんか気持ちが少し軽くなって、終電近い駅に向かった。かなり無理したけれど、来てよかったと思う。
昨日偶然隣り合わせた奴、正面に座った奴とまた会って、また新しい縁と発想が湧いてくる。そんなワクワクするようなきっかけがたくさん転がっていた。
親しみを込めて、仲間として「奴」と呼びたい。
しばらく娘たちがいつか繋がってくれれば、と願ってご縁探しに明け暮れた。けれど、ここから先も、刺激をくれるご縁を大事にしたい。それはボク自身のためであり、やっぱりいつか子どもたちに引き継がれていくことに変わりはない。
ホント、世の中ボクの狭い発想じゃ収まりきらない奴が驚くほどたくさんいる。
今、会えない彼女たちに無理強いはしない。けれどそれをチャンスにするか、見送るかは自分次第だから。