最近テレビでいつ、どんな番組をやっているのかぜんぜん分からなくなりました。
そんな中で、なんとなテレビをつけた夕べ。「CDTV 春スペシャル」。懐かしい歌がいっぱい。いろんな思い出が込み上げてきて、込み上がりすぎて苦しくなって、途中でスイッチを切りました。

 

ボクらは春になると大量の別れのある仕事です。

今年は、一番たくさん、別れなくちゃいけない子たちを見送れなかったけれど。

 

職場の同僚も、今年は小異動だったけれど、年によっては3分の1くらい入れ替わる年もあって、ときには別れを惜しんでいる暇すらない年もあるけれど、やっぱり離れていく方も多いのでやっぱり寂しい。

今年は送別会も出られなかったけれど、初任のときの送別会で、ホントに「戦友」のような仲間が異動していく中で、「え?あの先輩が?」と思うような先輩が、送り出す仲間の方を抱いて、ボロボロ泣いていたことを思い出します。それを見ているだけで、もらい泣きしたことが鮮やかに蘇ってきました。

基本的にはあまり泣くことがないボクだけれど、今年は別の意味で、一生分泣いたかな、という年だったな。別れも必要以上に敏感。

 

CDTVの話に戻りますが、流れてくるどの曲も、心にグッときて(さすがにPPAPだけは「何故?」とは思ったけれど(笑))ホント、観ている、聞いているだけでも、切なくて、苦しくて。ちょっとまだ刺激が強すぎるから、こういう番組からは離れよう、と思ったくらい。

 

昨日は確か流れなかったけれど、最近頭の中で流れることが多いのは、おにゃん子クラブの「じゃぁね」

理由は簡単。「さよなら」って言葉が苦手なんです。

 

ちなみに、歌詞はこちら。

http://j-lyric.net/artist/a002627/l003dfe.html

この歌詞の紹介には出てこないけれど、確か最後は「じゃあね!」で終わるんです。まるで明日も会えるような、軽い、明るい言葉で。来年の今ごろは分からないけれど、そのくらいの軽さじゃないと、今のボクには耐えられないかな。

 

もうひとつ。ちょっとマニアックだし、作者は先日亡くなってしまったけれど、ボクが中学生の頃読んでいて、実はバイブルのように思っている漫画、「すくらっぷブック」。

 

当時東京に住んでいた頃、長野を舞台にした漫画。確か、漫画の中の登場人物は、当時のボクより2歳上の設定だったかな。「いやぁ、これが青春でしょ」なんて思いながら、実は当時、ボクは普通につきあっているつもりだったけれど、彼にとって親友だと思っていてくれた友だちから勧められてハマった漫画です。なにせ、大人になってからどこに行ったか分からなくなって、もう一度買い直したくらい。でも、限定の復刻版が出たくらい、ストーリーは素敵なものです。さすがに復刻版は値段が高すぎて手が出なかったけれど。

ついでに言えば、自分が引っ越して長野に住むなんて思ってもみなかったけど。

 

中学生の設定だから、当然卒業シーンがあるわけです。みんな卒業と同時にバラバラになっていく。担任の先生も卒業式で異動が発表されてしまう。

けれど、この漫画には終わりが2つあるんです。

ひとつは、生徒たちが先生と別れていくシーン。「先生、またね!」、先生も「あぁ、またな!」で終わるんです。さよならじゃない。また必ず会おうね、って。ボクはこの「さよなら、もう会えないね」じゃなかったことにホッとした覚えがあります。

 

もうひとつは、この「またね」のシーンをめくると、第二部が始まるんです。

けれどそこに書かれているのは「ここからは君自身の手で!」それだけ。

 

さよならは苦手です。

「じゃぁね」「またね」なんとなく、また会える、もしかしたらそれは明日かもしれない。もしかしたら二度と会えないかもしれないけれど、そんな少し軽いニュアンスを残しておきたいんです。

 

先日も短い間だったけれど、お世話になって、支えたくれた方とお別れしました。

「必ず、また会いましょうね!」しか言えなくて去ってきました。本当にまた会いたいと思うし、とてもさよなら、なんて言えないから。

 

今日は3月31日。職場に行ってもたくさんの別れが待っています。

けれど、この日を越えないと新しい出会いもやってこないんだよな。

だから間違いなく言うと思う。

「お世話になりました。また必ず会いましょうね」って。