朝ドラの『あんぱん』はアンパンマンの歌やセリフがちりばめられていて、それでいて物語がおもしろく私のささやかな毎日の楽しみになっている。
今日はオペ後初めて、久しぶりに美容院に行ってきた。
前回、オペ前に病気のこと、手術することを担当さんにお話して久しぶりのカットとカラー。
担当さんは結婚当初から切ってもらってきた2個下の同年代。店長に昇格して、今は1人息子さんのいるワーママさん。
病気の話を前回きいて、家に帰ってからなんだか気持ちが落ちました。と、話されました。
GW前にアメリカに出した検査結果をみて、悪かったら抗がん剤を半年すること。
髪の毛はぜんぶ抜け落ちてしまうこと。
抗がん剤を開始前に短く切りたいこと。
抜け落ちた髪の毛が目立たない様にカラーは明るめにしたいこと。
抗がん剤で髪がなくなることは悲しいけど、治療があるって素晴らしい。どんな事よりも尊い。
主治医はこれで根治を目指していること。
根治を目指してくれている!!!!
私も病棟で何人か見送ってきた。
元気な病棟、整形外科。
でも、骨転移するとそれはもうターミナル。
乳がんの骨、脳転移の若い方も見送った。
美しいまま眠るように亡くなった。
いつも命はゆびのあいだからこぼれていくものなんだ。
先生が看護師が、先輩が頑張ってみてもこうなってしまう命がある。
どうして?
20代の看護師の私はのみこめなかった。
39になってやっと、それはとても自然なこと。
今日、生きてる。
今日、元気にしている。
今の瞬間を心地よく過ごしている。
これが一番大切なこと。
アトピーに喘息にベーチェットに、加えて乳がんにまでなってしまった。
でも、全然、わたしは私でよかった!と心から思っている。そう思える自分を誇らしく思う。
そう、思えるように母は私を育てた。
それが子育ての終着点なのではないかな。
子どもをどんなふうに育てよう。
どんな声かけをして?
どこの学校にいれようか。
そんなことは人生において、そんなには大切なことじゃない。
生きていると色んなことに出会う。
わたしの2人の子どもらが、そのうちに『わたしでよかった!うれしい』そう思ってくれたら、私は無理して(体力もなく持病もあるのに)子どもを産んだ甲斐があった。
私の人生に看護があって、ほんとうによかった。
体調が落ち着いたら、訪問看護の方においでよと誘ってくれる先輩がいる。
訪問看護もそのうちに、と思ってはいたけど、今はもう少し自分のスキルや自分の道を明らかにしていきたいと思っている。
まだ、やりたいことがあるって、ほんとうに嬉しい。
私の人生に看護があって、ほんとうによかった!