ラジオ関西版のキョートリアル(30分版)が聞けました。Twitterで教えていただきました。教えてくださった皆様、ありがとうございます。
留守電
どうも、徳井で~す。え~、約一ヵ月半続いた映画の撮影が、終わりましてえええええ
徳井さんのモノマネは、「どうもーこうだしんでーす」、名乗っているだけですww。「この2回、モノマネする気もありませんでしたけども」
前のトリンドルちゃんもw。まあ、あれは可愛らしい女の子ですから似せようもない。香田晋さんはもう少し似せられるはずだけれど、まったくしなかった。
「というのも、本番直前まで愚痴を言ってて」と徳井さん。そのまま本番が始まったので、モノマネを考えていなかったそうです。「言わなくていいですからw、リスナーわからへんからw、おれら二人愚痴の話をしてたけども! 『まあまあまあやな』、言うてたけどもw」と福田さん。
あらためて、「まーね~。早いな!」と福田さん。「おれ入院して、おまえ映画とってたやんか。もうアップした?」「アップしましたね」「(時間がたつのは)はやいなー! ビビるわ!」と繰り返す福田さんに、徳井さんも同意しておられます。
徳井さんが金髪になっているのを「すぽると」で見た福田さん。闘病中ほとんど会っていなかったけれど、もはや徳井さんの金髪にも「見慣れた」。「顔が濃いからかな? 違和感ないな!」という福田さんに「黒髪に戻したときに違和感あるんちゃうかな」と心配な徳井さん。「ああ、(話題がずれて?)ごめんごめん、留守電留守電」と話を促す福田さん。
「宣伝を兼ねて、映画の話をさせてもらうと」と徳井さん。先日、クランクアップしたそうです。「お前に映画の話、してたっけ?」と聞く徳井さんに、「全く」と福田さん。「お前がクランクインすると同時におれも病院にクランクインしたから。ダブルクランクインw」。「クランクニューイン?」「そうそうww」ww。そしてクランクアップの頃に「クランクニューアップ」。マネージャーのマツムラくんから「やたら水戸と木更津に行っている」と聞いていた福田さん。「水戸と木更津に行ったねえ! いや、行った行った!」と徳井さん。
映画のタイトルは「莫逆家族(ばくぎゃくふぁみーりあ)」。「名作の漫画ですよ!」と福田さん。学生時代に読んでいたそうです。「おれ、こんなにヤンキー好きやのに。お前全然ヤンキーに憧れないのに、お前が行ったな、ヤンキー映画に」とぼやく福田さん。「おれも出してくれよ、ヤンキー映画w」と言われて「いや、ヤンキー映画におじいちゃんは…」と言葉を濁す徳井さんww。「膵臓いわしてる(=弱っている)おじいちゃん、あかん?w おじいちゃん、あの漫画にもいたけどなw なんにもせえへんジジイって」ww。徳井さんによると、そういうおじいさんは原作にはいるけれど、映画には残念ながらその役がなかったそうです。
1月中旬から始まった撮影では、多いときは週4日のソーゼツなロケ。毎日血だらけだった徳井さん。クライマックスの大乱闘シーンのしんどさは、芸人人生三本の指に入る。黄金伝説に匹敵する。「貝だけで一週間、しんどかったったもんなー」と福田さん。「撮影時間とか、すごかったんやろ?」「すごかったー」
大乱闘シーンはほんとうに大変だった。二日間、48時間のうち44時間はロケ。長いロケには慣れているけれど、今回はずっと動いていて、ずっとずぶぬれなのがキツかった。水戸の、廃墟になった健康ランドの大浴場が舞台。「うわー、不良映画のクライマックスといえば、廃墟やで!」と福田さん。そのうえ、本物の廃墟なので、本当にボロボロの建物。「吹きっさらし!」「寒いでー、それ」。そこに雨を降らせるので、降ってくる水と下にたまった水、上下からの水で、着ていた革のダウンジャケットがぱんぱんに。「下にウェット着てないんや」「うん」「動きが制約されるもんな」「さすがわかってらっしゃるw」「不良すっきゃからな! そんなんだけ知ってるねんw」。最初はウェットを付けていたけれど結局動けないのでとったのだそうです。「重みと…お前、水含んだ革のダウンジャケットの重み、知らんやろ!」「ないないないw それ溺れたらしぬヤツやろ?w」「確実にしぬやつ!w」。カットのたびに暖を取るけれど、生温かくなったところで、また撮影でずぶ濡れに。「めちゃくちゃ気持ち悪かった!」と嘆く徳井さん。「それがなあ、1時間やったらええわ。40何時間やろ? ぜったいいややわ」と同情する福田さん。「たいへんやったわー」としみじみする徳井さん。しかし、映像としては大迫力のシーンになったそうです。
印象的だったのは倍賞美津子さんに怒られるシーン。倍賞さんは徳井さんの母親的存在という役柄。「なにやってんだ!」と徳井さんが倍賞さんから気合を入れられるシーンで、監督と倍賞さんが相談して、本番ではリハーサルではなかったビンタシーンが! 「予定調和になるより、リアル感出したかったんやろな」という福田さんに「そうそうそう! で、こんなおれにも、『女優・倍賞美津子』のすごさがわかる、すごいビンタやった!」と徳井さん。ビンタそのものはバラエティでも慣れているけれど、倍賞さんのビンタは別格で、「あんなきれいなビンタはないわ!」という凄さ。「さすがアントニオ猪木さんの元妻という…ww」。倍賞さんのビンタはきれいなだけでなく温かい。ほんとうに(役の上で)息子のような徳井さんを思ってのものとわかる愛情の伝わるビンタ。徳井さんも、「おかんのビンタ」を思い出し、自然と涙が出たそうです。本当の大女優はすごいなあと感動した徳井さん。「おれ、わからんけど」と前置きして福田さん。泣くシーンでも、ただ泣くっていうんじゃなくて、心を通わせて、「泣かせに行くビンタ」っていうのがあるんやろな。そういうふうに思えるような、心のつながりが、撮影の中で生まれるんやろな。映画の舞台挨拶でも、出演者同士が目で会話しているような様子があるけれど、あれはそういう絆を感じさせるなあ、と福田さん。徳井さんも深く同意しておられます。
徳井さん主演の「莫逆家族(ばくぎゃくふぁみーりあ)」は今秋11月公開。
「主演ですよね」という福田さんに「まあー、主演ですけど、まわりの方がみなさんすごいので」と謙虚な徳井さん。共演は、阿部サダヲさん、玉山鉄二さん、大森南朋さん、北村一輝さん、とそうそうたる面々ですね。
「今回、ギャラは折半…w」とまたボケる福田さんに「今回だけは折半はやめてもうていいですか」と徳井さん。「エンディングで、膵炎に苦しむ相方の姿とか…」「そんなん流れません」「ジャッキーチェンの映画みたいな… 」「『この映画を福田充徳に捧ぐ』とかないですから!ww」
ネタジングル1 こんな合格発表の仕方はいやだ! どんな合格発表?→クチコミ
週刊リアル情報局
最近、トリンドル玲奈さんなど、ハーフのタレントさんが注目されていますが、お二人が特に注目している人はいますか?
徳井さんが気になるのも、トリンドル玲奈さん。以前、冒険チュートリアルでもゲスト出演してくれた。その時は子供っぽく思えたけれど、先日「リンカーン」に出演しているのを見て、「えらいキレイやな!と」印象に残ったそうです。福田さんは道端アンジェリカさん。先日ロケで一緒になり(福田さん単独冠特別番組「仕切り屋F」のことと思われます)、とてもかわいい人だと思ったそうです。一見、いかにもモデル然としているけれど、実際にしゃべってみると庶民的でノリもいい。普通モデルさんがしてくれなさそうなバラエティのりのことも積極的にしてくれて、とても好印象だったそうです。「聞いた話やねんけど、ハーフの人って良い遺伝子しか残らへんねんて」と福田さん。ルックス・頭脳とも、いいものが残ると聞いたそうです。こうなると、外国人との結婚もありかも。どこの国の人とがいいだろう? 「見た目でなら、ヨーロッパ。スペインとかフランスとか」と徳井さん。「フランス人と結婚したら話題になるで~」と福田さん。「そらなるで」という徳井さんに、「とうとうそこ行ったか! 男前殿堂入りどころちゃうで、嫁がフランス人て!」と福田さん(自分の話じゃなかったんだw)。フランス人女性の名前ってどんなんやろう? 「なにーヌ」とか?ww。クリステルとか? 徳井クリステル? 「フランス人探そかな」と徳井さんもノリ気?ですw。「フランス人と結婚したら、エピソードに事欠かんで!」「突込みどころ満載やろな!」と盛り上がるお二人。
徳「『こないだ朝飯にめっちゃ臭いチーズ出してきよって』ってw」
福「ちょいちょいちょいちょいw」
徳「『朝からブルーチーズて!って』、それだけでちょっとおもろいもんなw」
福「そうなったら『台所のフランスパンでー』とかなw」
徳「『フランスパンでどついてきよって!、こっちもタクアンで応戦ですよ』w」
福「おう、日仏やー!言うてなw」
徳「いとこい師匠のネタみたいになってきたw」。
(いとし・こいしさんの『我が家の湾岸戦争』というネタのことと思われます。「うちのケンカも湾岸戦争や」「どこがやねん」「よめはんの投げたおわんがガーンと当たって」「んなあほな。あれはイラクがクエートに侵攻したんやで」「ああ、よめはんの好物のイクラをボクが食べたんで、『だれがイクラくえーと言うた?!』ってよめはんが怒って」「湾岸戦争いうたら多国籍軍が出てくるんやで」「隣のセキくんが来た」「それがなんで多国籍軍やねん」「セキくん、飯時でタコを食うてたから『タコ食うセキくん』や」)
国で言うとスペインが環境的に良いらしい、と徳井さん。「そういや、聞きたかったけど聞けてなかってん!」と唐突に福田さん。「あ、そっか!」と叫ぶ徳井さん。「というのもおれが入院してたからやけども。お前、イタリア行ってたんやってなあ!」と福田さん。「おれも行きたかってん、イタリア、人生で!…まだチャンスあるけどww」「え?なに、お前ww、もう死ぬん?ww何かを予期してるん? 『行きたかった』ってw」(福田さん、大笑いらしく、手を叩く音w)「まだ行けるねんけどww」「なんやったらこれからやで、ヨーロッパなんてw」という徳井さんに「聞きたかってん、どんなんやったか!」とリクエストする福田さん。
「イタリア行ってきたよ!」と、あらためて徳井さんのイタリア旅行話。一旦パリまで行って。「シャルル・ド・ゴール空港?」「そう」「『やっと会えたね』や!w」。中山美穂さんと辻仁成さんの出会いの場として有名ですね。「一人やろ?」「うん一人」そこで乗り換えて1時間くらいでミラノに。「楽しかったで」「ええなあ」
「言葉は通じひんわなあ?」という福田さんに、言葉での苦労を嘆く徳井さん。アメリカみたいなものだろうとタカをくくっていて、「英語だったら見たらなんとなくでもわかるし」と思っていたところが、イタリア語はまるでわからない。「こんなわからんもんかと!」。「おれの経験で言うたら、韓国でハングルがわからへん!みたいなもん?」と聞く福田さんに、「それほどではないけど、アルファベットは一緒やしわかるやろ、というのは大きな誤解やったわ!」と徳井さん。「電子辞書は?」「iPhoneのそういうアプリ、ダウンロードしたけど、結局使わんかった」「ホテルは? (日本で)取って行ったの?」「取っていった」「着けるの? それが、おれ、もうよう行かんわ」「着いたよ」「行けるの?!」「行けたけど…」。ホテルは英語が通じるのでチェックイン・アウトはできるけど…結局、おれ、一人旅ではなくなったのよ」と徳井さん。
日本で、航空会社の人に、パリの空港のカウンターに日本人スタッフがいるから、と聞いていたのに、実際にいたのは全く日本語の通じないアフリカ系のおばちゃん。フランスの人で、カタコトの英語ではさっぱり。困っていると、大丈夫ですか?と声をかけてきた日本人女性が。彼女はなんと旅行会社のツアーコンダクターで、プライベートで旅行中。さらに助け舟を出してくれた別の日本人女性はフランスに住んでいた方。「鬼に金棒や! いや、鬼じゃないねんけど!」と徳井さんw。フランス語ペラペラの方は、今はフジテレビ(技術系のお仕事だそうです)勤務の方。徳井さんのことは知らなかったそうですが、「『いいとも』に出させてもらってるんですよ」と言うと彼女もびっくり。そんなわけで、3人でトランジットまでの時間お茶を飲み、スペインに行くというフジテレビの方とは別れて、同じくミラノに向かうツアコンさんとイタリアへ。ミラノに着いても「私の友達が迎えに来てくれるんですけど市街地までお送りしましょうか」と言ってくれたので、ご好意に甘えることにした徳井さん。「めっちゃ親切やん」と福田さん。そんなわけで、ツアコンさんと、彼女のお友達のイタリア留学中の女性と、その方の彼氏のイタリア人運転の車でホテルまで。「うーん、実はコワイこともあるねんけどな、若干。まあ、その人との関係性があるから大丈夫なんやろけど」とやや心配げな福田さん(たしかに地元在住の日本人だからと言って安心してしまって、とんでもないトラブルになることは、けっこうあるようですね)に、「友達の彼氏やし、安心やし」と徳井さん。そんなわけで「まったく知らんイタリア人の運転するBMW」でホテルまで行った徳井さん。「そこはドイツ車なんやw」と愉快そうな福田さん。
三日ほどのイタリア滞在中、日中はほぼその人達と一緒に過ごした徳井さん。ミラノ留学中の女性の方の学校を見学したりもして、結局イタリア語で苦しむことはなかったそうです。
ネタジングル2 仮面ライダーがバイク以外にある物に乗っていた。その意外な乗り物とは?→シーカヤック
エンディング川柳
何もかも 「最後」がついた 一年間
作者は14歳の方。中三のこの一年はどんなイベントにも「最後の」がついた。「さみしいですね」という徳井さんに、「そやな、けど、また、高校入ったら新しい思い出もできて。忘れることもあるけど、何かの時に思い出したり」と福田さん。「あー、いいですねー、この時期ね。出会いがあれば別れがある」というところで、終了。
KBS京都ではカットされた回の、30分バージョン。福田さん復帰の次の回で、今回は主に徳井さんがお話になる回ですが、前回の福田さんの入院話を聞く徳井さんと同様、徳井さんの撮影苦労話・旅行話に、絶妙に相槌・質問を入れつつ話を促す福田さんとのやりとり、相変わらずあたたかい気持ちになりました。60分バージョンがいつか放送されるといいですね。
留守電
どうも、徳井で~す。え~、約一ヵ月半続いた映画の撮影が、終わりましてえええええ
徳井さんのモノマネは、「どうもーこうだしんでーす」、名乗っているだけですww。「この2回、モノマネする気もありませんでしたけども」
前のトリンドルちゃんもw。まあ、あれは可愛らしい女の子ですから似せようもない。香田晋さんはもう少し似せられるはずだけれど、まったくしなかった。
「というのも、本番直前まで愚痴を言ってて」と徳井さん。そのまま本番が始まったので、モノマネを考えていなかったそうです。「言わなくていいですからw、リスナーわからへんからw、おれら二人愚痴の話をしてたけども! 『まあまあまあやな』、言うてたけどもw」と福田さん。
あらためて、「まーね~。早いな!」と福田さん。「おれ入院して、おまえ映画とってたやんか。もうアップした?」「アップしましたね」「(時間がたつのは)はやいなー! ビビるわ!」と繰り返す福田さんに、徳井さんも同意しておられます。
徳井さんが金髪になっているのを「すぽると」で見た福田さん。闘病中ほとんど会っていなかったけれど、もはや徳井さんの金髪にも「見慣れた」。「顔が濃いからかな? 違和感ないな!」という福田さんに「黒髪に戻したときに違和感あるんちゃうかな」と心配な徳井さん。「ああ、(話題がずれて?)ごめんごめん、留守電留守電」と話を促す福田さん。
「宣伝を兼ねて、映画の話をさせてもらうと」と徳井さん。先日、クランクアップしたそうです。「お前に映画の話、してたっけ?」と聞く徳井さんに、「全く」と福田さん。「お前がクランクインすると同時におれも病院にクランクインしたから。ダブルクランクインw」。「クランクニューイン?」「そうそうww」ww。そしてクランクアップの頃に「クランクニューアップ」。マネージャーのマツムラくんから「やたら水戸と木更津に行っている」と聞いていた福田さん。「水戸と木更津に行ったねえ! いや、行った行った!」と徳井さん。
映画のタイトルは「莫逆家族(ばくぎゃくふぁみーりあ)」。「名作の漫画ですよ!」と福田さん。学生時代に読んでいたそうです。「おれ、こんなにヤンキー好きやのに。お前全然ヤンキーに憧れないのに、お前が行ったな、ヤンキー映画に」とぼやく福田さん。「おれも出してくれよ、ヤンキー映画w」と言われて「いや、ヤンキー映画におじいちゃんは…」と言葉を濁す徳井さんww。「膵臓いわしてる(=弱っている)おじいちゃん、あかん?w おじいちゃん、あの漫画にもいたけどなw なんにもせえへんジジイって」ww。徳井さんによると、そういうおじいさんは原作にはいるけれど、映画には残念ながらその役がなかったそうです。
1月中旬から始まった撮影では、多いときは週4日のソーゼツなロケ。毎日血だらけだった徳井さん。クライマックスの大乱闘シーンのしんどさは、芸人人生三本の指に入る。黄金伝説に匹敵する。「貝だけで一週間、しんどかったったもんなー」と福田さん。「撮影時間とか、すごかったんやろ?」「すごかったー」
大乱闘シーンはほんとうに大変だった。二日間、48時間のうち44時間はロケ。長いロケには慣れているけれど、今回はずっと動いていて、ずっとずぶぬれなのがキツかった。水戸の、廃墟になった健康ランドの大浴場が舞台。「うわー、不良映画のクライマックスといえば、廃墟やで!」と福田さん。そのうえ、本物の廃墟なので、本当にボロボロの建物。「吹きっさらし!」「寒いでー、それ」。そこに雨を降らせるので、降ってくる水と下にたまった水、上下からの水で、着ていた革のダウンジャケットがぱんぱんに。「下にウェット着てないんや」「うん」「動きが制約されるもんな」「さすがわかってらっしゃるw」「不良すっきゃからな! そんなんだけ知ってるねんw」。最初はウェットを付けていたけれど結局動けないのでとったのだそうです。「重みと…お前、水含んだ革のダウンジャケットの重み、知らんやろ!」「ないないないw それ溺れたらしぬヤツやろ?w」「確実にしぬやつ!w」。カットのたびに暖を取るけれど、生温かくなったところで、また撮影でずぶ濡れに。「めちゃくちゃ気持ち悪かった!」と嘆く徳井さん。「それがなあ、1時間やったらええわ。40何時間やろ? ぜったいいややわ」と同情する福田さん。「たいへんやったわー」としみじみする徳井さん。しかし、映像としては大迫力のシーンになったそうです。
印象的だったのは倍賞美津子さんに怒られるシーン。倍賞さんは徳井さんの母親的存在という役柄。「なにやってんだ!」と徳井さんが倍賞さんから気合を入れられるシーンで、監督と倍賞さんが相談して、本番ではリハーサルではなかったビンタシーンが! 「予定調和になるより、リアル感出したかったんやろな」という福田さんに「そうそうそう! で、こんなおれにも、『女優・倍賞美津子』のすごさがわかる、すごいビンタやった!」と徳井さん。ビンタそのものはバラエティでも慣れているけれど、倍賞さんのビンタは別格で、「あんなきれいなビンタはないわ!」という凄さ。「さすがアントニオ猪木さんの元妻という…ww」。倍賞さんのビンタはきれいなだけでなく温かい。ほんとうに(役の上で)息子のような徳井さんを思ってのものとわかる愛情の伝わるビンタ。徳井さんも、「おかんのビンタ」を思い出し、自然と涙が出たそうです。本当の大女優はすごいなあと感動した徳井さん。「おれ、わからんけど」と前置きして福田さん。泣くシーンでも、ただ泣くっていうんじゃなくて、心を通わせて、「泣かせに行くビンタ」っていうのがあるんやろな。そういうふうに思えるような、心のつながりが、撮影の中で生まれるんやろな。映画の舞台挨拶でも、出演者同士が目で会話しているような様子があるけれど、あれはそういう絆を感じさせるなあ、と福田さん。徳井さんも深く同意しておられます。
徳井さん主演の「莫逆家族(ばくぎゃくふぁみーりあ)」は今秋11月公開。
「主演ですよね」という福田さんに「まあー、主演ですけど、まわりの方がみなさんすごいので」と謙虚な徳井さん。共演は、阿部サダヲさん、玉山鉄二さん、大森南朋さん、北村一輝さん、とそうそうたる面々ですね。
「今回、ギャラは折半…w」とまたボケる福田さんに「今回だけは折半はやめてもうていいですか」と徳井さん。「エンディングで、膵炎に苦しむ相方の姿とか…」「そんなん流れません」「ジャッキーチェンの映画みたいな… 」「『この映画を福田充徳に捧ぐ』とかないですから!ww」
ネタジングル1 こんな合格発表の仕方はいやだ! どんな合格発表?→クチコミ
週刊リアル情報局
最近、トリンドル玲奈さんなど、ハーフのタレントさんが注目されていますが、お二人が特に注目している人はいますか?
徳井さんが気になるのも、トリンドル玲奈さん。以前、冒険チュートリアルでもゲスト出演してくれた。その時は子供っぽく思えたけれど、先日「リンカーン」に出演しているのを見て、「えらいキレイやな!と」印象に残ったそうです。福田さんは道端アンジェリカさん。先日ロケで一緒になり(福田さん単独冠特別番組「仕切り屋F」のことと思われます)、とてもかわいい人だと思ったそうです。一見、いかにもモデル然としているけれど、実際にしゃべってみると庶民的でノリもいい。普通モデルさんがしてくれなさそうなバラエティのりのことも積極的にしてくれて、とても好印象だったそうです。「聞いた話やねんけど、ハーフの人って良い遺伝子しか残らへんねんて」と福田さん。ルックス・頭脳とも、いいものが残ると聞いたそうです。こうなると、外国人との結婚もありかも。どこの国の人とがいいだろう? 「見た目でなら、ヨーロッパ。スペインとかフランスとか」と徳井さん。「フランス人と結婚したら話題になるで~」と福田さん。「そらなるで」という徳井さんに、「とうとうそこ行ったか! 男前殿堂入りどころちゃうで、嫁がフランス人て!」と福田さん(自分の話じゃなかったんだw)。フランス人女性の名前ってどんなんやろう? 「なにーヌ」とか?ww。クリステルとか? 徳井クリステル? 「フランス人探そかな」と徳井さんもノリ気?ですw。「フランス人と結婚したら、エピソードに事欠かんで!」「突込みどころ満載やろな!」と盛り上がるお二人。
徳「『こないだ朝飯にめっちゃ臭いチーズ出してきよって』ってw」
福「ちょいちょいちょいちょいw」
徳「『朝からブルーチーズて!って』、それだけでちょっとおもろいもんなw」
福「そうなったら『台所のフランスパンでー』とかなw」
徳「『フランスパンでどついてきよって!、こっちもタクアンで応戦ですよ』w」
福「おう、日仏やー!言うてなw」
徳「いとこい師匠のネタみたいになってきたw」。
(いとし・こいしさんの『我が家の湾岸戦争』というネタのことと思われます。「うちのケンカも湾岸戦争や」「どこがやねん」「よめはんの投げたおわんがガーンと当たって」「んなあほな。あれはイラクがクエートに侵攻したんやで」「ああ、よめはんの好物のイクラをボクが食べたんで、『だれがイクラくえーと言うた?!』ってよめはんが怒って」「湾岸戦争いうたら多国籍軍が出てくるんやで」「隣のセキくんが来た」「それがなんで多国籍軍やねん」「セキくん、飯時でタコを食うてたから『タコ食うセキくん』や」)
国で言うとスペインが環境的に良いらしい、と徳井さん。「そういや、聞きたかったけど聞けてなかってん!」と唐突に福田さん。「あ、そっか!」と叫ぶ徳井さん。「というのもおれが入院してたからやけども。お前、イタリア行ってたんやってなあ!」と福田さん。「おれも行きたかってん、イタリア、人生で!…まだチャンスあるけどww」「え?なに、お前ww、もう死ぬん?ww何かを予期してるん? 『行きたかった』ってw」(福田さん、大笑いらしく、手を叩く音w)「まだ行けるねんけどww」「なんやったらこれからやで、ヨーロッパなんてw」という徳井さんに「聞きたかってん、どんなんやったか!」とリクエストする福田さん。
「イタリア行ってきたよ!」と、あらためて徳井さんのイタリア旅行話。一旦パリまで行って。「シャルル・ド・ゴール空港?」「そう」「『やっと会えたね』や!w」。中山美穂さんと辻仁成さんの出会いの場として有名ですね。「一人やろ?」「うん一人」そこで乗り換えて1時間くらいでミラノに。「楽しかったで」「ええなあ」
「言葉は通じひんわなあ?」という福田さんに、言葉での苦労を嘆く徳井さん。アメリカみたいなものだろうとタカをくくっていて、「英語だったら見たらなんとなくでもわかるし」と思っていたところが、イタリア語はまるでわからない。「こんなわからんもんかと!」。「おれの経験で言うたら、韓国でハングルがわからへん!みたいなもん?」と聞く福田さんに、「それほどではないけど、アルファベットは一緒やしわかるやろ、というのは大きな誤解やったわ!」と徳井さん。「電子辞書は?」「iPhoneのそういうアプリ、ダウンロードしたけど、結局使わんかった」「ホテルは? (日本で)取って行ったの?」「取っていった」「着けるの? それが、おれ、もうよう行かんわ」「着いたよ」「行けるの?!」「行けたけど…」。ホテルは英語が通じるのでチェックイン・アウトはできるけど…結局、おれ、一人旅ではなくなったのよ」と徳井さん。
日本で、航空会社の人に、パリの空港のカウンターに日本人スタッフがいるから、と聞いていたのに、実際にいたのは全く日本語の通じないアフリカ系のおばちゃん。フランスの人で、カタコトの英語ではさっぱり。困っていると、大丈夫ですか?と声をかけてきた日本人女性が。彼女はなんと旅行会社のツアーコンダクターで、プライベートで旅行中。さらに助け舟を出してくれた別の日本人女性はフランスに住んでいた方。「鬼に金棒や! いや、鬼じゃないねんけど!」と徳井さんw。フランス語ペラペラの方は、今はフジテレビ(技術系のお仕事だそうです)勤務の方。徳井さんのことは知らなかったそうですが、「『いいとも』に出させてもらってるんですよ」と言うと彼女もびっくり。そんなわけで、3人でトランジットまでの時間お茶を飲み、スペインに行くというフジテレビの方とは別れて、同じくミラノに向かうツアコンさんとイタリアへ。ミラノに着いても「私の友達が迎えに来てくれるんですけど市街地までお送りしましょうか」と言ってくれたので、ご好意に甘えることにした徳井さん。「めっちゃ親切やん」と福田さん。そんなわけで、ツアコンさんと、彼女のお友達のイタリア留学中の女性と、その方の彼氏のイタリア人運転の車でホテルまで。「うーん、実はコワイこともあるねんけどな、若干。まあ、その人との関係性があるから大丈夫なんやろけど」とやや心配げな福田さん(たしかに地元在住の日本人だからと言って安心してしまって、とんでもないトラブルになることは、けっこうあるようですね)に、「友達の彼氏やし、安心やし」と徳井さん。そんなわけで「まったく知らんイタリア人の運転するBMW」でホテルまで行った徳井さん。「そこはドイツ車なんやw」と愉快そうな福田さん。
三日ほどのイタリア滞在中、日中はほぼその人達と一緒に過ごした徳井さん。ミラノ留学中の女性の方の学校を見学したりもして、結局イタリア語で苦しむことはなかったそうです。
ネタジングル2 仮面ライダーがバイク以外にある物に乗っていた。その意外な乗り物とは?→シーカヤック
エンディング川柳
何もかも 「最後」がついた 一年間
作者は14歳の方。中三のこの一年はどんなイベントにも「最後の」がついた。「さみしいですね」という徳井さんに、「そやな、けど、また、高校入ったら新しい思い出もできて。忘れることもあるけど、何かの時に思い出したり」と福田さん。「あー、いいですねー、この時期ね。出会いがあれば別れがある」というところで、終了。
KBS京都ではカットされた回の、30分バージョン。福田さん復帰の次の回で、今回は主に徳井さんがお話になる回ですが、前回の福田さんの入院話を聞く徳井さんと同様、徳井さんの撮影苦労話・旅行話に、絶妙に相槌・質問を入れつつ話を促す福田さんとのやりとり、相変わらずあたたかい気持ちになりました。60分バージョンがいつか放送されるといいですね。