週一娯楽のキョートリアルでございます。なお、今回の放送は、先週放送予定が1週遅れになったもので、収録は東日本大震災よりも前にされています。














留守電

ふくだで~す、おまたせいたしましたァ~、ただいま帰りましたァ~(だんだん高く、明るい声で)


「こんばんはあああああ、今週も始まりました、キョートリアル、チュートリアルの福田で~す!」(ハイテンションで)
「どうも~、トリンドル玲奈です!」と徳井さんの物まねは、全く似せる気のない、野太い声の「名乗りタイプ物まね」でしたが、早々に、「お帰りなさい、お帰りなさい福田さん」。「ただいま帰りました~」と声を張る福田さんに「も、ええからええから、そんな無理せんと、いたいたしいから」とわざとらしく労る徳井さんw「やめろや、無理してる感じにするの!」という福田さんも楽しそうです。「元気になって戻ってきましたよ! もどってきました~! ありがとございま~す」
「見事に、入院する前の、4分の3の体力になって帰ってきましたけど!」と徳井さん。実際、復帰した現場で声量がなくなったとか老けたとか言われる!と福田さん。本人としてはその自覚はないし、実際に健康になっているのだけれど、やたら言われる。本人は体重の減少も徐々にだからそれほどでもないけれど、一ヶ月ぶりに会う人たちからは一気に痩せこけたという印象で衝撃らしい。「まあでも、『どうしたん?!』ってなるわなあ」と徳井さん。(今回の収録時は)復帰して1週間といったところだけれど、まあどこに行っても「おじいちゃんおじいちゃん言われるw」と福田さん。「やから、『おじいちゃん』なんやろな」という福田さんに、「まあ、おじいちゃんやなw」と徳井さん。「もともとおじいちゃんみたいやったやんか」「うん」「それがさらに痩せたから、本格的におじいちゃんになったという…」

もともとおじいちゃん体型だったけれど、入院前はお酒を飲んでいたことで顔がパンパンなことが多かった。それが、一ヵ月半の食事制限と禁酒の生活で顔のむくみもとれた。数字としては6キロの減量。一ヵ月半で6キロだからたしかにけっこう急速な減量だけれど、同じ膵炎で入院した次長課長の河本さんは11キロ減だからその半分しか減っていない。けれどもともとが痩せていた分「げっそり感」がヒドイのかも。実際「ボディを見たらもっと引く」状態だそうです。「数字どうこうはおいといて、見た目の感じがなあ…」と徳井さん。福田さん自身、番組のスタジオ収録で自分の出演しているロケの映像を見て、「自分でも『うわ』って引いたもんw」。「うわ、『闘病生活』!病人がめっちゃ声張ろうとしてる!ってww」と我ながらの驚きのあった福田さん。「顔さえもうちょっと戻ったらなあ」と徳井さん。実際、ボディの方は、スタイリストさんが衣装で苦労するほどのガリガリぶり。痩せたボディラインを見せないような服を選ぼうとするも、「ペラペラですやん!」「お尻がないですよね!」と言われる。「そやな、前からなかったのに、あっから(=あの頃の状態から)まだないってことやろ?!」と驚きの声を上げる徳井さん。脇腹の肋骨の出方がエグイ。「斜め後ろからのビューがエグイねんてw」と福田さん。お見せできるものではないそうです。それでも「退院したてのころよりは少しは戻ってきてるねん」という福田さんに「うん、戻ってる戻ってる!」と徳井さん。「戻んにゃろ、コメとか食うてりゃ」という徳井さんに「いや~、酒ちゃう?」と福田さん。「酒では太らんやろ」という徳井さんに、「それが~」と福田さん。食生活の面では、入院前と今で変わっていることといえば、お酒を飲んでいないことくらいだそうです。「けど、白飯の量を(お酒の代わりとして)増やしたら太る、戻るわけやろ?」という徳井さんに、「けど、そこまで食わんな」と相変わらず少食な福田さん。自分では満腹するほど食べてるんだけど、という福田さんに「仏さんの御飯の量を?ww」と徳井さん。たしかにお酒を飲んでいたころはお米を一切食べていなかったけれど、今は食べている。しかし、もともとそんなに油物を食べていたわけでもないし…「そやし、こんな感じちゃう?」と福田さん。「これでキープ、になっていくのか…」という徳井さんに「あと、今後、いうてももうちょいしたらやけど、お酒を飲み始めんねんけど(…そうしたら顔は戻る?)、けど、前みたいには飲む気はせえへんわ」と福田さん。「そらそやろ!」という徳井さんに、「これには驚いてんけど」と福田さん。「『おれ、飲まんでも大丈夫なんや』って」。「飲みたいねんで、飲みたいねんけど、『うわ、飲まんでも大丈夫や』って」という福田さんに、「やから!飲まんでも大丈夫やって!」とお兄ちゃんのような口調の徳井さんw。「ちょっとお前、自分の酒に関する過去の発言とかで、振り返って思ったこととかある?!」と若干お説教口調な徳井さん。それに淡々と答える福田さん。「退院して、なんにもすること無いねん。で、過去を振り返ってんけどな」「うん」「休みだと朝いち、起きたら酒飲んでてん」「うん」「今にして思うとな」「うん」「エグかったな!と」「いや、エグイよ!やから、まわりのみんなはどん引きしてたんやって!」「なんというスゴイ生活をしてたんやろ、恐ろしかったな!と」「うん」「そらなるようになる(=膵炎にもなる?)わな」と振り返る福田さん。「で、『やめたほうがええよ!』って言われても、『酒飲んで死ねるんやったらええ!』って豪語してたわけやんか!」と相変わらずお小言モードの徳井さん。「それはもう異常やったな、と思うやろ?」と続ける徳井さんですが、「今、けど、正直、朝一で酒飲みたいw」と福田さん。徳井さんも呆れて?笑い出しました。「自分はどうかしてたな、って反省することはないんやw」「うんwwそこには至ってないww」「お前、すげえな!ww」「うん」「そこの自己否定はないんや」という徳井さんに「例えば、今後週一の休みが月に4回あったとして、うち1回は朝から酒飲むなw、たぶん」と福田さん。「マジかお前!!」と叫ぶ徳井さんに、それでも4分の1に減ることを強調する福田さん。「はっは~ん、これ、もっかいやるなあ!」と徳井さん。「そんなんしてたら、月1が月2になり、で」もとに戻ってしまう!という徳井さんに、「けどな」と福田さん。「初入院やってん」と入院生活を語り始めました。
初入院で、まったくわからない病院の生活。入院した朝いちで検診がある。今までと全く違う状況で、全く寝られなかった福田さん。ようやく眠気を感じた朝方にカーテンが開けられる。寝られないけれど、うとうとしてきたところで今度は検診で起こされる。ふらふらで検診を受けて、またうとうとしたところで御飯の時間。普段と全く違う生活サイクルで、入院当初は眠いわ痛いわで大変だったそうです。
入院中の楽しみは病院の一階のコンビニをのぞきに行くこと。けれど、水も禁止されていたころは、食べられるものもないし、本の立ち読みもできないし(病院の売店の雑誌は、立ち読みができないように包まれていることが多いですね)。
先生の診察は週に1回くらい。そこで水OKが出るか待ち遠しくて仕方がなかった。看護師さんに「そろそろじゃないですか」と言われて「水のみたいのみたいのみた~い」と水が飲みたくて仕方がな立った福田さん。すぐそこに水道があるのに我慢して。やっと水が飲めるようになって、さらに5日後にご飯が食べられるようになって。「うーん」と唸る徳井さんに、「まあ、不摂生やったなあ」と福田さん(話題が戻ったようです)。
(しかし話題はまた入院に戻り)入院中はたくさんの人が心配してメールをくれた。お見舞いに来てくれた人も。けれど入院当初は発熱もあってお見舞いに来ていただいてもぼうっとしてるだけだし。「(ブラマヨの)小杉さんも『行くわ!』っていうてくれはったんやけど、『体調も悪いですし~』いうてな」と福田さん。1,2週間して大丈夫になってきたころ、ロザンの菅さんや、麒麟の田村さんや、とろサーモンの村田さんや、そして東野幸治さんがそれぞれ来てくれたそうです。「あの東野さんやで! おおよそ見舞いに来てくれそうなタイプちゃうやんか…あの東野さんが!」と驚いた福田さん。「でなw」と愉快そうに続ける福田さん。他の芸人さんは差し入れにしても、芸人さんらしくエロ本とか「酒で死んだ人の本とかw」を届けてくれたけれど、東野さんのおみやげは「寄せ書き」w。名古屋の番組(『ノブナガ』かな?)で福田さん入院の話題になり、「おれ、寄せ書き持って見舞いに行くわ!」となったそうです。あの東野さんが寄せ書き!という一番真面目なお見舞いw 他にもいろんな局の人や前のマネージャーとかおかんとか来てくれた。「ありがたかったですよ」と福田さん。
「お母さんに、怒られた?」と聞く徳井さんに「怒られへんかった」と福田さん。「あ、逆に」「うん」。入院翌日には京都から来てくれたお母さん。入院手続などは前のマネージャー(チュートファンには有名な「ツジイちゃん」ですね)が全部してくれたからなんの問題もなかったけれど、上京してくれたお母さんは、全く怒らず、それどころか、ぼろぼろ泣いていた。「そらそやで…」と徳井さんもしみじみ頷いておられます。「あんたがこんなに痛がってるのに、代わってもあげられへん…」と泣かれた福田さん。事故に遭ったわけでなく、自分から出たことでこうなったのに、いい年して、お母さんにこんな思いをさせて、と、心底情けなく申し訳なかったそうです。「なにをしとんにゃろ、って思ったわ」という福田さんに「なにをしとんにゃろ、やで、ほんま」と徳井さん、続けてなにか言おうとして、「あれ、なにを言おうとしたんやったけ? 忘れたw」ww。
さて、これが言いたかったことはわかりませんが、「あれやろ、(担当の)先生に、病状を説明されてる時に、そんときはちゃんと返事して聞くねんけど、先生が『福田さん、退院したら、ほんと、お酒、やめてくださいね』って言われたときは、一切返事せえへんって話しを聞いてんけどぉww、ほんま、コドモやなあって聞いててんけどぉ!…間違いないんですか?」と聞く徳井さんに、きっぱりと答える福田さん、「事実です!」。「wwww」笑うしかない?徳井さん。「なんなん!お前!」声も裏返っています。「けど、やめへんもん、酒は」と、これまたきっぱりと福田さん。「(先生にも)一切返事せえへんねや、『無』なんや?!」という徳井さんに、「やって、ウソはつかれへんもん」と福田さん。「いや、そこは、『ハイハイ』言うときゃあ」と言われても「いや、ウソはつかれへん」と福田さん。そして福田さんによる再現。

先生「しばらくは脂っこいものは控えてください」
ふく「ああ、そうっすねえ」
先生「で、もうちょっとして、体調が戻ってきたら、適度な運動はしたほうが」
ふく「あ、そうっすねえ、走ったりしようかな~」
先生「あと、お酒はもう、飲まないほうがいいですけどね」
ふく「(キーン=無音の表現ww)」

「うひゃひゃひゃひゃ」と笑うしかない?徳井さん。「『キーン』や!w」と繰り返す福田さん。「なんにも言わへん。テレビ見てるもん。『とくダネ』とか見てるもん」という福田さんに、「おじいちゃんやん! もう、頑固な、『もう、おじいちゃん、頑固になってもうてるねん』って感じやなあ」と呆れる徳井さんに、「またな、その先生が若いねん。でオットコ前の先生やねん!」と福田さん。「けど、また、カタクナなんだ!」。他の先生はもっと緩くて、外出なども鷹揚に認めてくれたりしたけれど、その主治医の、若いオットコ前の先生はキビシクて、外出の件を後で聞いて「誰なんですか、外出を認めたのは!?」と怒っていたりした。だから、その先生の目を盗んで?他の先生に外出許可をもらい、本やゲームを買いに行っていた福田さん。「ありがたいねんけどな、おれの健康のことを考えてくれて。完璧主義の先生やったから。ええ先生に当たったんやけど」。「へ~え」と聞き入る徳井さん。仕事復帰についても、福田さん自身は退院してすぐにでも、と思っていたけれど、その先生からなかなかお許しが出なかったそうです。
「言うても、ずっと(徳井さん)一人でやってもろてるわけやんかあ、このラジオにしても。申し訳ないし、はよ復帰したいやん」と福田さん。「けどもうぜんぜん…『エーっ』ていうくらい」お許しが出なかったそうです。「念には念をってことやろな」と徳井さん。
「(仕事の面で)いろんな人に申し訳ない。ラジオも一人でやってくれてたんやろ」という福田さんに「いろいろ来てもうてたで」と徳井さん。「最終的には地元のツレw」「地元のツレ呼んだんや、すげえなw」。すっち~とたーちん(ランディーズの中川さん)が4回、野性爆弾のロッシーが2回(福田さんのお母さんはお気に入りの回だったそうです。「『あの人、ちゃんとしゃべれんにゃなー』っておかんがw」)、で地元のツレ(シモギュウさん、オカさん、セトさん、ツジノさん)が2回。「ありがとうね、ほんとうに」と福田さん。
「ルミネも一人で出たし!」と徳井さん。ルミネ・ザ・よしもとの一人で出たのは初めてだったそうです。「ごめんなあ、なにやったん?」と聞く福田さんに、「R-1でやったピンネタを」と徳井さん。「えらいなあ、おれやったらぜっったい断るわ」というw福田さんに、「おれかて断りたかったよ!」と徳井さん。誰か代演をと思ったけれど、「チュートリアルさんの代演となると、ブラマヨさんかタカトシさんになります」と言われた。そんな忙しい人達には頼めないし、「だったら(徳井さんが)誰かと一緒にってなりますけど」とも言われ、それも悪いし。で、結局一人で舞台に立った徳井さん。R-1のネタは時間も短い。通常の舞台の漫才の半分ほど。単独ライブというわけでもないし、間が持つかなあ、ということで、最初に漫談をしゃべって、あとはピンネタで、と考えた徳井さん。しかし、結局18分という漫才時の倍近くをピンでこなした徳井さんw。「お前の入院中の写真とかも出しながら」「だいじょぶやった? おれがマックス4つ点滴つけてるのとかあったけどw」「いや、たぶんベットに普通に寝てるやつ」「よかったよかった…ごめんな、ほんまに」「いいえ~」
「で、『ギャラ折半』って、おれ、ノリで言ってんけどww」と切り出した福田さんに「お前、ちょっとかんべんしてくれへんかなあw」と徳井さん。福田さんが入院時に出した声明?で、「休んでいる間のギャラは折半すると言ってくれました」と、洒落で言ったことが、大マジメに受け取られ、「徳井さん優しい!」とTwitterでも言われて当惑した徳井さん。「折半でもええけど、あいつ、金持ってるし、いらんやん」と思ったという徳井さんに「いや、そんなん(ギャラ折半なんて)おれが気ぃ遣うわ!」と福田さん。入院の発表コメントでなにか一言、と言われ、軽く言ったことがこんなことに。なにより、いい人とやたら褒められての美談扱いに「いやあああ、そんな「熱いヤツ」みたいな扱いやめてえええ」と恥ずかしさのあまり身を捩った徳井さん。福田さんのところにも「よかったですね、優しい相方さんで」というメールが「めっちゃ来た」そうです。「折半を宣言するってサブいよなあw」と福田さん。「だいたい、ほんまに折半すんにゃったら、黙ってせいや!っちゅう話やんか! 折半宣言、一番サブいわ!」と徳井さん。たまらず「そんなこと言ってません! あれはアイツのボケです!」とTwitterで呟いた徳井さんww。世間の人が「言ったことをそのままにしかとらえない」ことにあらためて笑い、かつ、驚くお二人。徳井さんは「仏のような扱い」を受けたそうです。そのあたりから「『いいとも』でも、福田さんがいないから徳井さんが寂しそうです」というような呟きが「めっちゃ来てた!」そうです。(芸人さんの軽口にも、世の中はマジメなんですねえ)
「けど、(福田さんの入院について、番組にも)メールとかいっぱい来たらしいなあ」という福田さんに、「めっちゃ来てるよ!」と徳井さん。「『死ぬんちゃうか』とか、『何年も入院するんちゃうか』みたいに思ってはるのかなあ」いうメールがたくさん来ていたそうです。たしかに膵炎はそう軽々しく扱えない病気。重篤になると命に関わることもある怖い病気です。ということで、この後のコーナーでは、福田さんの入院についてより詳しく聞くことに。

ネタジングル1(今回は徳井さんの質問に福田さんが答える形式)
福田は、自分のヒゲについて、どう思っている?→あ、の、「寄り」で見たら渡部陽一さんとおんなじ感じやな。


新コーナー?「かえってきた福ちゃんに聞いてみよう!」(テーマ曲は「アルプスの少女ハイジ」より「おしえて」。「おしえて~おじいさん、おしえて~おじいさん♪」にかぶせて、ぼそっと「だれがおじいさんや!」とつっこむ福田さん。「まだ中年や」www)

1 休養中、徳井さんの出ていた番組は見ていましたか? 「しゃべくり007」では冒頭でよく福田さんの話題が出ていましたが、知っていましたか?

入院中、バラエティを見ていなかった福田さん。見ると「えげつなく焦る」。「他の奴らがこんなにがんばってるんや、と思うと、笑えないし、取り残され感が」と福田さん。「でも、そんなふうに焦るのも(早く良くなりたい・復帰したらがんばりたいと思えて?)いいか、と思うところもありますが?」と聞く徳井さんに、「いやー、ムリ! 焦ったってどうすることもできへんにゃもん」という福田さん。たいていはニュースを見ていたそうですが、あまり印象に残ったニュースはなかったようで、「コムカイさんが逃亡中ってようやってたなー」くらいしかないそうです。バラエティーに関しては「楽しんごとピースが忙しそうやなあ」と思っていたそうです。しゃべくりが福田さんの椅子をそのままにして、話題にも出してくれていたことは聞いていたとのことです。

2 療養中はおヒゲを伸ばされていたそうですが、なにかこだわりはありましたか?

「(こだわりは)ないけど、休んでる間はずっと剃らなかった」と福田さん。「ホームページに写真は載せてるの?」という徳井さんに「いや、載せてないんじゃないかなあ」と福田さん(載ってますよ!w)。最終的には仙人のヒゲのようになり、コーヒーを飲むときにはちょっとじゃまになるくらいだったそうです。しかし、人生初ヒゲ生活が楽しかった福田さん。「いいとも」で復帰の際、本番直前に剃ったのだそうです。

3 入院中・自宅休養中、思い浮かんだことはありましたか? 決意表明などありますか?

「時間だけはたっぷりあるやんか」と聞く徳井さんに、「そやなあ…」と福田さん。「よし!ネタとかを考えよう!」とも思ったそうです。で、思って、15分くらい考えて、で、「15分後は?」「テレビ見た」「「わはははははは」」と楽しそうなお二人w。
「あらためて『こういう生活をしてたらあかんな』と思った。『新しいことをせなあかんな』と思った」と福田さん。「なんか資格をとろうとかすんのかな、と思った」という徳井さんに、「そんなんはしてないけど、あらためて『バイクってスバラシイ!』と思った」という福田さん。退院後の休養中は「めちゃくちゃバイクに乗っていた」。「『酒飲みたい』の分がどーんと全部バイクに行った」という福田さんに、「もともと乗りたくても飲むから乗れへんってパラドックスに陥ってたもんなあ」と徳井さん。バイクに乗りたくて仕方がない。徳井さんもサーキットでの走行を提案しておられます。「サーキット行こうや、サーキット。サーキットやったら(大型)免許無くてもいけんにゃろ」と、徳井さん自身も乗りたいということでしょうか。実現するといいですね。
「ほんまに、性欲にいかんかったなあ。驚いた」とあらためてしみじみと福田さんw。「みじんも」www。大部屋だと気になって困る「一人での処理」も、個室だからまったく気兼ねなくできるのにそんな気にならなかった。差し入れをくれたブラマヨの小杉さんなども「今後はこういうことに目覚めろよ」と(セックスセラピストとして名高い)アダム徳永さんの本を差し入れてくれたw。退院後もエロDVDも見てはいるものの、一般的な成人男子と比べると圧倒的に少ない。しかし全く興味がわかないなんでやろなーとヒトゴトのような福田さんに首をひねる徳井さん。あえて言えば物欲かな、と福田さん。退院後も近所で服屋さんやバイク屋さんに行っていた。そして、これ買うてどうすんねん、というストールやアクセサリーを買ったり。すでにあんなにバイクを持っているのにさらに買おうとしたり(たぶん買うそうです)。そんなわけで高まったのは物欲。入院の心細さから「彼女がほしいなあ」「いっそ結婚したいなあ」とは一切ならなかったという福田さん。さらに一人を満喫しようとしているな、という福田さんに「はあああ~」と嘆声を上げる徳井さん。「けど、今の福田さんがこういう新しいことをしてみようっちゅうのはええんちゃう?」と徳井さん。

4 入院中の一番の楽しみはなんでしたか?

普通だと食事だろうけれど、福田さんの場合は食事制限の厳しい膵炎だったから、どうでしたか?というメール主さんですが、「バイクとスーパーでの買い物」と休養中の楽しみを答えた福田さん。徳井さんも訂正せずにそのまま続けます。いつもの緩いキョートリアルw。「スーパーで買い物して、なにつくろう、って考えるのがすっごい楽しみやったなあ」という福田さんに、「まあ、そのほうがヘルシーやしな」と徳井さん。「あの、レンジのやつなんやったけ?」「ヘルシオ?」「いや、レンジに入れてチーンとする、…るくれ?」「それはルクルーゼやろ?、あ、レンジで蒸す調理器具やろ? なんやったけ、名前」(「ルクエ」のことと思われます)。「うん、あれをもらってんか。アレの調理が楽しかったな。あれ使うと、こんなに簡単にカボチャがやわらかなるんや、とかな」「あれすごいよなあ」「あれ、便利やわ~」「魚とかも簡単にできるしな!」と主婦のような会話のお二人です。

5 「嫁がいたらな」とかはありませんでしたか?

先にも話題が出たこのテーマ。あらためて、「いたらありがたいなとは思ってんけどな」と福田さん。これまたややこしいねんけど、と前置きして。入院中はツジイちゃんが世話をしてくれた。仕事の合間を縫ってほぼ毎日来てくれたそうです。洗濯だの買い物だのすっかりお世話になった。「ツジイちゃんはホンマにええ子やな」としみじみ語る徳井さん。「ほんま申し訳ない」と福田さん。「おれらふたりとも、ツジイちゃんには頭が上がらんな」と徳井さん。
そんなかいがいしいツジイちゃんを見て、「マジでおかんがw」と福田さん。「あの人は、彼氏とかいてはらへんの?」ww。「いやそら、思うよw」と徳井さんw。「そういうのとちゃうから! あの人はほんまに親切な人やから!」と説明する福田さんに、「いや~、ただ親切ってだけでは…」と言っていたお母さんww。「『あれはみっちゃん、お母さん思うけどな』」と徳井さんによる想像再現物まねに「そうそうそう!ww」と福田さんも笑っておられます。
そんなわけで、ツジイちゃんにも迷惑を掛けているのだから、こういうとき彼女がいたらいいなとか思うものの、「助かるから、あるいはさみしいから、という理由で彼女をつくろうと思うのも違うなあ、思って」という福田さんに、「いや、たしかにそれはそうやけど…」と福田さんの恬淡ぶりになんだか心配すら感じている風情の徳井さん。「『さみしいから』っていうのもひとつのきっかけにはなると思いますけど」という徳井さんですが、「うーん、そうはならんかったなー」と福田さん。
「でも、ツジイちゃんおらんかったら、世話してくれる人おらんかったもんなあ」と徳井さん。実際、最初の入院先を探してくれたのもツジイちゃん。病院を教えてもらったものの、痛さのあまり動けなくて、自力では行けなかった福田さんからのSOSを受けて、病院に連れていってくれたのもツジイちゃん。入院中の洗濯やなにやかや、退院の手続きから退室の際のお見舞い品の持ち出しまですべてやってくれた。「もう、まったく頭上がらんねえ」という福田さん。さて、そして同系の質問が続き、

6 かわいい看護婦さんとの出会いはありましたか?

全体的に若くてかわいい看護婦さんばかりだった!という福田さん。ベテランの副婦長さんは、許可をもらって時間外にやってきたツジイちゃんにも、「なるべく早く用を済ませてください」とキビシかったそうですが、他のみなさんは「いっつもきてはりますねえ」という感じでやさしかった。そんな看護婦さんたちにツジイちゃんは彼女と思われてたんじゃないの?と聞く徳井さんに、「かもしれんけど、直接は言われてない」と福田さん。みなさん節度のある方で、打ち解けてきた後でも、芸能界の裏ネタを聞いてきたりなどしない。退院に際して、控えめに「サインいいでしょうか?」と言われたくらい。もちろん快く応じて、記念撮影もしたそうです。退院での別れは寂しかった?と聞く徳井さんに、「寂しかった」と福田さん。退院を心から喜んでくれた看護師さんたち。入院当初、痛さのあまりに素っ気無い態度をとってしまった人も、男の人も女の人も、みな暖かく見送ってくれた。「もうもどってきたらだめですよ~」とw。「『シャバに出たら』みたいなw」と言う徳井さんに、「ほんまにそんなんやったなー」と温かい声音の福田さん。仕事とはいえ、親身に対応してくれた看護師さんに感謝の念を新たにする福田さん。それでも特にお気に入り、というのもなかったそうです。「淡い恋心、じゃないけど、男って、一個の環境で、そこでのお気に入りって作るやん? そんなんなかったん?」という徳井さんに「あ~なるほどな~。なかったかなー」。「動かんなー!」と驚きの声を上げる徳井さんに、病気に対しての不安感のほうが強かったからかなあ、と福田さん。

ほんとにたくさんのメールの来たこのコーナーはここで終了。(次回もあるのかな?)

ネタジングル2 入院中の福田がフライデーされた記事を見ての第一声とは?→これ、だれが興味あるんな!(千鳥のノブさんの真似でw)

ネタジングル3 入院中の福田が見た中で一番面白かったテレビとは?→すぽると金曜日!(wwwww)

ネタジングル4 休養中の福田が一番感動した出来事とは?→一階の売店のおばちゃんが、ジュース1本しか買っていないのに、点滴にぶら下げやすいように毎回ビニール袋に入れてくれる。(「ふふふ」と楽しそうに笑う徳井さん)


エンディング川柳

上京し キョートリアル 聞けなくなる

「字あまりやなーw」「2節目(「中七」ですね)が字余りやと語呂が悪くなりますねw」。作者さんは進学で秋田から上京、聞けなくなるそうです。「東京で聞けるようになるといいんですけどね」と徳井さん。



福田さんの戻ってきたキョートリアル。復帰おめでとうございます、というべきなのでしょうが、実感としては、復帰ありがとうございます、と言いたい気持ちです。福田さんがお休みの間も、この番組は聞いていたのですが、それはやっぱりいつも楽しませていただいていたものとは別物でした(ロッシーの天然と懐の深さは再認識させていただいたのですが)。私がこの番組で楽しみにしていたのは、ゴリゴリの芸人さんのトークではなく、素人さんだけど仲良しの地元のツレとの愉快な昔話でもなく、妙な言い方ですが「プロの『ツレとの会話』」、芸人さんのトークではもちろんあるのだけれど、どこか緩い「ツレの会話」の、その緩さにあったのだなあ、と思いました。ふわっと、優しい感じ。美味しいおうどんやさんのきつねうどんのような、単純に見えて、よく味わうと、素人には真似できない。そんなところが「キョートリアル」の妙味だなあ、とあらためて感じた次第です。

東日本大震災から10日近く。笑うどころではない被災地の大変な状況が日々伝えられ、また、そんな状況を見て、被災地以外でも不安にかられたり、一方で性急な正義感にかられたりの、息苦しい空気が広がってきているようにも思います。被災された方には心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早く平安な日々を取り戻されることを願わずにいられません。今のところ、変わらぬ日常を過ごさせていただいている私は、そう申し上げるしかないと思うと同時に、例えばこの「キョートリアル」(今回放送分を収録時のお二人は、もちろんその数日後に起きる震災を知る由もなく楽しく話しておられるわけで、今後はそうお気楽な話題にもなりにくいやもしれませんが)で、私が感じているような、愉快で、かつ温かい空気を、被災された方はもちろん、震災に心を痛める多くの方が、感じられるようになれば、と願うばかりです。