高校生でもないです。

大学生でもないです。

もうずいぶん昔におっさんになってます。

おっさんを水深で測るとまあ、70mくらいですかね。まだまだ深みはありますね。

ああ、この先何が待ってるんだろ。

青年期にこの先何が起きるんだろって思ってて。

何もなかったし。

おっさんに、何かこの先いいこと神様あは用意してくれてるのかな。

いや、ないいだろう。

ある意味無難にやってこれたんだいいと思う。

しかし、アホ大生にはとんでもないことが待ってて、そんなことも気にせずに、彼は自分の筋書き通りに、途中下車した駅の近くのラーメン屋で大盛り食って、公園のベンチで5千円の寝袋で一夜を明かすことになった。

思ったより過酷だった。

夜露で濡れて体は冷えるし、何より安心できない。眠りも浅い。むしろ、神経がさえてくる。

ちょっと前に、この公園で殺人事件があって、その殺された時刻に被害者が公園で寝てる人の顔を一人ずつ除いていくって、勝手に想像し。

なんか本当のような気がして。

金縛りにあって。

結局、駅の自販機の前で、コーヒー飲みながら始発を待った。

オーケー、始発に乗れた。

筋書き通りだ。

このちょしだと、昼下がりにはみなとまで行けそうだ。

男の夢の島に行くというのに、彼は、なにも感じることのできない精神状態で、電車にゆられて、ぼーっとしていた。