「花嫁姿をパパに見せたかったな」
お父様が他界されていて、そんな思いで結婚式に臨まれる方も多いです。
見て頂きたい人はここにはいないで天国に、
けれど見てもらいたいので写真など用意される方も多いです。
少し見えてしまう僕の経験上”いらっしゃる”事は多いですが、
あえてお二人には言わないようにしています。
「来てたら伝えて下さい」と言われても、言わないようにしています。
本当であれば、出席して娘をハグしたかったのに出来ない寂しさ、
親族と一緒に祝えない寂しさ、そんな挙動や表情をされているときが多いからです。
第三視点で見つめるその目線を重んじたいというか、
求められているというかそんな気がするからです。
以前ご親族かわからないけれど立っている男性がいらして、
ずーっと泣いていることがありました。
新郎さんのご親族テーブルで「忘れてた!」とお父様の写真をテーブルの上に飾られたら、
その男性だったなんてこともあります。
そんな時に「写真出されていなくて、お父様泣かれていましたよ」とは言えないですからね。
不思議なことと言えばもう一つ。
亡くなったお父様からのお手紙、他界される直前に娘に書いた手紙がありました。
花嫁さんが13歳の時に亡くなられたお父様の手紙。
結婚が決まったときに渡して欲しいとお母様に託されていたのだそうです。
初顔合わせの時にその手紙をお母様からいただいて、
結婚式当日に封を開けることに決めていた花嫁さん。
お仕度が完了されたお部屋でその手紙を読まれていました。
感動で涙を拭うようにお手紙を読まれていた花嫁さんが突然。
((( ;゚Д゚))) え? え?
となり固まりました。固めるテンプルみたいに固まりました(‘A`)
どうしたのかと思ったら、
新郎さんに「ここ見て! ここ見て!」と手紙を見るように言うと新郎さんも、
((( ;゚Д゚))) なんで? なんで? え? え? え? え?
という固めるテンプル顔になりました。
その手紙には結婚をすることになった娘にこう書かれていました。
「久しぶりだね、手紙からだけど話しかけることができてうれしい。
結婚式には父がいなくて申し訳ない、一緒にバージンロードを歩きたかった。
(中略)……これから健吾君と幸せになってくれ、父の分まで人生を楽しみなさい」
健吾君とは新郎さんの名前です。
花嫁さんが13歳から一切封の開けられなかったお父様の手紙、筆跡もお父様です。
新郎とお付き合いを始められたのは2年前、近所の幼なじみではなく、
地元の長野県とは離れている北海道の大学で知り合われました。
ちなみに13歳の頃は同級生にも健吾君がいなかったし、
お付き合いされている男性もいなかったそうです。
つまりお父様は新郎さんの事を知り得なかったはずなのです。
けれど花嫁さんが13歳の頃に書かれているのはなぜなのか?
その理由は天国のお父様しかわからないようです。
世の中には不思議が満ちあふれていますね。
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今まで約1500組のカップルの結婚式を撮影してきました。
お二人の結婚式、心とダジャレを込めて撮影させていただきます。
すべての情熱を写真に込めたいので、1日1組のみの撮影とさせていただいております。
皆様とのご縁があることを楽しみにしています。
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よろしければ僕が運営しているwebサイトのご紹介をさせていただいております、
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