
ピースサインをしたイエイ! という新郎さんの笑顔ステキですよね。
撮影していてもイエイという気持ちで楽しかったです。
ただ写真は撮っているときに楽しいことばかりでも無いようなこともあるのも事実です。
苦しいこと悲しいときもあります。
新郎新婦さんと撮影希望写真の打ち合わせをしていると、
「笑顔の祖父を撮って下さい、なるべく正面で」とか、
「色々な表情の92歳の祖母を撮って下さい、母から言われていて…」
なんて撮影希望をいただくことも多いです。
何々? と思われる方もいるかと思いますが、
ある単語を言葉にしないだけなのですよね…。
お察しいただいた方もいるかと思いますが、
端的に言えば、将来のための遺影写真のために撮っておきたい、ということです。
この撮影リクエストはいつも心が苦しいのです、僕はいつも心を痛めながら撮っています。
とても元気で孫の結婚式を見に来ている、
お祖父様やお祖母様の写真をそんなことを背景にこっそり撮ること、
撮影希望ですので、たくさん写真を撮らなければいけません。
撮られることを意識されていない方を撮るのは新郎新婦さんよりも難しいこと。
しかも「自然な笑顔」であれば、30枚ぐらい撮っても理想の表情は撮れないこともしばしば。
そんな必要以上に撮影している僕に対して、お祖父様やお祖母様はすべてを察してくれて、
自然な表情を作ってくれたり、笑顔をカメラにいただいたりします。
そんな時がとてもとてもとてもつらいです。
「孫がカメラマンに私の写真を撮るように言ったから撮っていたのでしょうね」
お祖父様やお祖母様はすべてを丸っと察しているわけです。
でも新郎新婦さんはそんなことは察しないだろうと思っている温度差。
そこがいつも心が痛くなるところなのです。
こちらから打ち合わせ時に「遺影用ですか?」とは聞くことは出来ませんし、
意を決して聞いたところでモヤモヤとぼかされる事が多いので、対策を取ることができません。
これからカメラマンにそんな撮影希望を出そうかなと思っている新郎新婦さんがいたら、
ちゃんと撮られる本人に根回しはされておいた方が良いですよ。
明るく「遺影用の写真撮ってもらうから」と言ってしまう方が僕はいいかと思います。
中には病院から医師や看護師さん同伴で結婚式に出席、
「祖母の写真をとにかくいっぱい撮って下さい(胸から上アングルで)」と、
お祖母さまだけ別室で撮影したりすることがありました。
もしかしてメインはその撮影のために? と極めて胸が苦しくなりました。
また中には「友人とその娘さんが出席するのですが、
娘さんが治る見込みのない病気で、普段は元気なのですがいつまで持つか…という状態なのです。
娘さんの写真をプレゼントしたいと思っているのです、
なるべくカメラ目線でない正面気味のアップの写真がいいかなと思っています、
いただくデータは大きく伸ばしても遜色ないでしょうか?」
やはり具体的な単語はないのですが、大伸ばしとかおそらくそれ用を想定していますよね。
「この前の結婚式でカメラマン差が撮ってくれていたの! 良かったら…」
というこれからが手に取るようにわかります。
とてもそのご家族から依頼されているような様な感じではないので、
気を回して僕に依頼をしているのだと思います。
そんな撮っていて涙が出てしまいそうな撮影は正直撮りたくはありません。
さすがにこの依頼については人としてどうかと思いましたので、
「えーと…遺影用ですよね? ご両親に了解をいただかない限り撮影はできませんよ」
と毅然と答えると「その了解はいただいています」と花嫁さん。
そのように許可はとってありますと言っていましたが、
まあその場しのぎの何とかだったのでしょうね、
当日撮影していると、その子供さんのお母さんは、
「なんでうちの子をそんなに撮るのですか? 知っているのですか?」
と言い、お父様は僕のことを睨んでいましたから。
今までの経緯を包み隠さず伝えて撮影しました。
そしてこっそりではなく、
いつものようにお子様をカメラ目線の笑顔一杯のスマイルでたくさん撮影しました。
家族3人での写真もたくさん撮りました。
プロに撮ってもらった写真を遺影に使えればきれいだし申し分ない。
ただその考えで僕に依頼をしているのだと思います、わかってはいるのです。
けれど写真は結果でして、撮るまでのプロセスも写ってしまうものなのです。
孫の結婚式、心から祝福したい場でなぜかカメラマンに撮られるお祖母さま、
お祖母さまはすべてを察して笑顔になってくれますが、心は曇っていると思うのです。
寂しい思いがあると思うのです。
治る見込みのないお子様の撮影、撮られているその子の母親の気持ちは考えないのかなと。
写真には気持ちが写ります、被写体とカメラマンの間にあるものも。
先ほどのお子様の撮影要請は人として論外な話ですが、
結婚式でお祖父様やお祖母様の遺影写真撮影をしたいのであれば、
撮られる側にしっかりとその旨を伝えた方が良いと思うのです。
「遺影用に撮ってもらうから、ピースサインでもしてイエイって笑顔でお願いね」とか明るく。
そうすればカメラマンとお祖父様やお祖母様との距離も縮まりますし、
お孫さんへの悲しい思いもされなくてすむでしょうし。
何事も少しの配慮で大きく物事は変わるもの、
どうせわからないだろうと軽い気持ちで撮影オーダーをされないことをオススメします。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
結婚式のスナップ写真撮影を承っています今まで約1400組のカップルの結婚式を撮影してきました。
お二人の結婚式、心とダジャレを込めて撮影させていただきます。
すべての情熱を写真に込めたいので、1日1組のみの撮影とさせていただいております。
皆様とのご縁があることを楽しみにしています。
よろしければ僕が運営しているwebサイトのご紹介をさせていただいております、
結婚式のスナップ写真撮影依頼についてなど、お気軽にご相談ください。
下記フォームかメールにてお気軽にご連絡いただければと思います。
撮影プランは139,000円(税込)からご用意しております。
また、撮影の空き状況についてもお気軽にお問い合わせ下さい。

メールの場合はこちらからどうぞ→
日程の空き状況だけ確認をされたい方はコチラ→
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
撮影のお問い合わせのメールにはすでに撮影予定が入っていても、3日以内に必ずお返事をさせていただいています。●「問い合わせをしたけど、返事がまだ届かない…」
と思いましたらまずは【迷惑メールフォルダ】の中をご確認ください。
●携帯電話からのお問い合わせの場合はパソコンメール、URL付きメールを受信する設定にされて再度お問い合わせ下さい。
それでもメールがないようであれば、
念力か下記のメールアドレスもしくはFacebookより再度ご連絡下さい。