結婚式 スナップ写真 神奈川

今年の秋にご結婚式の撮影依頼をいただいた花嫁さんから、
「私と子供の写真を撮ってほしい」というご依頼がありました。
指定された日時に公園に行くと花嫁さんが1人いらっしゃいました。
お子様を探しますが近くにはいません…。
と思ったら花嫁さんのお腹が大きいことに気がつきました。

マタニティフォトも撮影させていただきますが、
「私と子供と一緒に」という表現をされる方はなかなかいらっしゃらないので、
少し気にはなっていたのですが、公園で撮ったり、
ご自宅でお腹を出していただき撮影をさせていただいたり、色々撮影をさせていただきました。

しばらくするとご主人が帰宅されて僕の姿を見るなり
「え? え? 今日は何で来ているんですか?」
どうやら花嫁さんはご主人には内緒の撮影だったようです。

ドギマギしている花嫁さんの表情から察して、
「すいません、実はマタニティフォトの勉強で、無理を言って撮影させていただいていたんです」
とお話してご主人になんとなく説明をしていただきました。
あまり嘘はつきたくないのですが、とっさに出てしまいました。

せっかくなのでご主人と2人で撮影したり、
飼われているネコちゃんと撮影したり、撮影している僕も癒される楽しい時間でした。

写真を納品させていただこうとご自宅に伺おうと、
花嫁さんの携帯電話に連絡、けれどコールするばかりで電話に出られません。
何日か電話を差し上げて、しばらく立ったある日花嫁さんから電話がありました。
しかしその声はご主人の声でした。
声にならない声で「妻は突然、その…他界をしまして…」

花嫁さんは撮影した9日後に亡くなりました、
お腹の中のお子様もご一緒に他界されました。

ご主人もさぞかし言葉にならないつらい思いだったと思います。
僕もつらいとか悲しいでは無く、無気力で無機質な心、やりきれない心でした。

花嫁さんは昔から心臓が悪く、妊娠しても生める身体ではなかったようです。
でも最愛な人と新しい命を繋ぎたいと産むという決心をされていました。
病院の先生にも「私の命より子供の命を優先して下さい」と話していたそうです。
けれど突然の病状悪化により、すべての命が儚いものになってしまいました。

先日撮影したマタニティフォトをじっとみるご主人、
動かずにお昼頃から暗くなるまでぐらい見つめていました、
6時間ぐらいは経ったのでしょうか、
けれどご主人にとっては10分ぐらいだったのかもしれません。
その時間何か声をかけようと思いませんでした、優しい目で写真を見つめていました。

部屋が暗くなり、ぽつりと話をして下さいました。
「あいつ、わかっていのかもしれませんね、自分のことが、なんとなく」
だからご主人に内緒で依頼をされたのかもしれません。

ご主人は天国に行っても寂しくないように、3人で撮った写真を納骨の際に写真を入れました。
写真の裏には「君たちの分まで生きてから天国に行く、その時は一緒にたくさん遊ぼうね」
と書かれたそうです。

ご主人は悲しい思いを背負い頑張って生きています。
たまにお目にかかってお話をしたりもします、ビールも飲んだりします。

今では「○○さんが亡くなって、僕も行ったら3人をまた撮りますからね、元気でいて下さいね」
なんて冗談を言い合えるようになりました。
僕としてはホントに撮りたいと思っています。
あっちの世界でもカメラマンをやれたら幸せだななんてとも思っています。
僕も元気でいないとですね('A`)

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