
挙式が執りおこなわれた後に、
ゲストが入場される前に披露宴会場のテーブルセッティングなど撮影していきます。
手作りのネームカードの背面に書かれた手書きのメッセージには、
何が書かれているのかなと想像したり、寝ずに作られた席次表おしゃれにできていますね。
なんて色々思いながら撮影しています。
そしてウエディングケーキを撮影しようと、ウエディングケーキにカメラを向けると、
「MASAHIRO & SAYURI」とお二人の名前がケーキに書かれていました。
( ゚д゚ )SAYURI?
花嫁さんの名前はAKINAさんです。
新郎さんの名前は合っているので、デコレーションミスとしか考えられません。
会場のキャプテンに「花嫁さんの名前違ってますよね…」と話すと、
((( ;゚Д゚)))とキャプテンも気づき大至急プランナーさんに確認していました。
そのウエディングケーキは会場側が製作したものではなくて、
花嫁さんのお父様が製作されたものでした。
花嫁さんのご実家は洋菓子店をやられていて、
ウエディングケーキはお父様が作ったものなのです。
プランナーさんからお父様に連絡されたようで、
会場側の器具を借りて、いとも簡単にSAYURI→AKINAさんに直されていました。
ところでSAYURIさんが誰なのかが気になります。
このままでは夜も眠れそうもないので「あのー、SAYURIさんって?」と伺ってみると、
お父さんはニコニコを笑いながら
「SAYURIは長女の名前なんです、昨年結婚したときもケーキ作ったから間違えちゃって(^_^;)」
と話されていました。
行きつけのスナックのママの名前とか、お父様の彼女でなくて良かったと胸をなで下ろしますが、
お父様のなんだかちょっと寂しそうな顔が印象的でした。
お姉様の名前とAKINAさんの名前を間違えてしまったお父様。
心を込めてウエディングケーキを作ったのですが、
かわいい娘が2人とも旅立っていくのが心苦しかったのか、
AKINAさんの今までの色々な想い出を考えていて、
うっかり名前を間違えてしまったという深層心理なのでしょうかね。
結婚式中お父様は気丈に笑顔で振る舞っていらっしゃいましたが、
たまにふと寂しい表情をされるんですよね、
やはり心の奥には寂しさはありますよね。
でもこれからはお父様に変わって新郎さんが娘さんを守ってくれるはずですよ。
そんな花嫁さんのお手紙の時にお父様は目を真っ赤にされて号泣されていました。
流されていた涙はキラキラととても美しいものでした。
きっと今までのたくさんの想い出の結晶なのでしょうね。
*結婚式のスナップ写真撮影のご依頼や、
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1日1件のみの撮影なので、お日柄の良い日は1年前から予約が入ってしまうこともありますので、
よろしければお早めがオススメです。 ダジャレも含めて頑張って撮影させていただきます('A`) dapandan@gmail.com

いつもたくさんの応援をありがとうございマンモス('A`)

