
結婚式には、挙式会場のオルガンや披露宴会場のBGMなどたくさんの音楽が溢れています。
披露宴のBGMを聞いているとお二人の音楽のこだわりをよく理解できたりもします。
あとは嗜好とかもですね。
僕にはわからないラップやレゲエが溢れた披露宴もあったりします。
周りに釣られ、ゆるい立てノリをしてしまい危うくブレた写真ばかりになりそうでした('A`)
まあ音楽の嗜好は人それぞれなので、ゲストにあっていれば良いのではないでしょうかね。
先日そういった嗜好ではなく「この音楽は( ゜д゜ )???」という結婚式に遭遇しました。
挙式リハーサル前にチャペルに伺い、牧師先生や聖歌隊の方々にご挨拶を行い、
リングピローなど撮影を行っていると、オルガンを弾くオルガニストの方が
「ド~ド~ミー♪」とオルガンを奏でています、音合わせを行っているようです。
そのオルガニストさんを見て、
チャペル祭壇の撮影をしようとカメラのファインダーを覗いたのですが、
( ゜д゜ )?と感じたことがあって再びオルガニストさんを見てしまいました。
まるで志村けんの二度見のように。
そのオルガニストさんの額には大粒の汗が見られます、
そして手元には「やさしいオルガンの弾き方(初級)」という本を見て鍵盤を叩いています。
( ゜д゜ )初級?
これが二度見してしまった原因でした。
これから挙式の演奏をするオルガニストがまさか、初級な訳がありません。
ゲストがチャペルに入場され、花嫁と花嫁の父の入場を待ちます。
その間オルガニストさんが心が落ち着く音楽を奏でてくれます。
まあいつもの挙式での話です。
今回の挙式の前奏は…、ありません。しーんと静まりかえっています。
何で弾かないの? とオルガニストに視線が集まりますが、
オルガニストさんはひたすら鍵盤を凝視しています。
なぜ弾かないのか、その理由がそのあとわかりました。
花嫁と花嫁父が入場される時にウエディングマーチが演奏されました、
「パパパパーン パパパパーン♪」という有名な音楽です。
そしてその後に続く演奏、何やら音が半音どころか大きく音がずれているのです。
「パーンパパンパン↑ パ~ンパンパンパン~↑↑」
とひたすら音程が上がっていってどこまでいくのという演奏でした。
会場内は( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )と不穏な雰囲気に。
そしてそのあとの賛美歌もそれはそれは楽しい演奏でした。
上がるところが下がって、下がるところが上がったりと新しい賛美歌でした。はい。
「いーつくしみふかーきー↑」というところが。
「いーつくしみふかーきー↓」でしたからね。
肩がカクンと下がってしまうぐらいのまるでドリフのコントそのものでした。
でもその音程にうまく歌を合わせる聖歌隊のみなさまの腕はすごいなと感心しましたけどね。
( ゜д゜ )ホントに初級だったんだ…
音のズレ方にさすがにゲスト全体が「大丈夫?」と言う不穏な空気が流れますが、
場が場だけにそのまま挙式は進行します。
そして宣誓、指輪の交換、ウエディングキスと滞りなく続き、
楽しい賛美歌の時間です。
挙式の終わりの方に歌う賛美歌は先ほどの賛美歌よりもやや難しいようで、
音のテンポが一定ではありませんでした、
( ゜д゜ )この部分こんなに長かったっけ?
と聞き慣れている僕には違和感でしたが、
聖歌隊の方が歌をうまく合わせとりあえずは場をしのいでいたようです。
オルガニストが急病などで突然変わったのか、
もしくは初々しいオルガニストさんが売りの会場なのかは謎ですが、
会場側のスタンスも半音ずれていたようですね。
なんとも力の抜けた挙式でありました。
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