

今日の神奈川はとっても秋模様です。
僕は秋といえばコスモスを思い浮かべます。
秋桜と書いてコスモスですが、秋と桜で思い出す結婚式があります。
正確には秋田と桜ですけどね。
結婚式というと、大きな会場に豪華なコース料理という印象が多いと思いますが、
ある日結婚式はとてもアットホームな結婚式でした。
昭和の時代に始まった日本の結婚式の始まりは、
住んでいる家の近くの神社で挙式をして、
公民館で披露を行うというスタイルがほとんどでした。
新郎が場を仕切り、美しい着物を花嫁がまとい、
近所の人が持ち寄ったお料理で和気あいあいと色んな話をされていたようです。
おばあさまからそんな話を小さい頃に聞いた花嫁は、
結婚するときはそういった形で行いたいと夢を抱いていたそうです。
しかし東京の会社でお勤めしている新郎新婦、
親しい人や会社関係へのお披露目という意味合いもある結婚式、
故郷の秋田県での公民館での結婚式はかなえられず、
都内にあるホテルにて結婚式をされました。
でも腰の悪かったおばあさまは、都内での結婚式に出席することは出来ず、
秋田の空を見て、同じ空の下でお祝いされているお二人の結婚式を祝っていたそうです。
結婚式をされて数ヶ月後、
花嫁さんから「秋田で結婚式をあげたんです!」と声からでもわかる、
うれしい笑顔の連絡がありました、
お二人は故郷秋田県で結婚式をされたそうです。
それは小さい頃の言葉をおばあさまが覚えてくれていたから出来たことだったそうです。
おばあさまへのご近所への結婚報告をしようと、
秋田に帰ろうとおばあさまに言ったところ、
「公民館でお披露目会をするからね」と言われたそうです。
夢だった公民館での近所の方との披露宴、お二人は楽しみに楽しみにされていました。
そして公民館に到着すると、お控え室には二着の着物がかかっていました。
新郎と花嫁の着物です。
その着物を見ておばあさまは花嫁に、
「小さい頃からここでしたいって言っていたもんね」とニコニコされていたのだとか。
おばあさまは小さい頃夢を抱いていた花嫁の気持ちを覚えていてくれたのだそうです。
そして近所の神社の神主さんの計らいで、神前式が急遽執りおこなわれたそうです。
神前式が終わったあとは和気あいあいとした雰囲気での公民館での披露宴。
まさに花嫁の夢が叶った瞬間でした。
おばあさまの粋なサプライズ、笑顔の輪が広がるサプライズだったようです。
でも「そうとわかっていればdapandaさんに撮影をお願いしたのに…」
と残念そうな声をされていました。
そんな楽しそうな結婚式、僕も撮影したかったですね。
きっとみなさまいい表情をされていたでしょうしね。
もちろんおばあさまもです。
でも近所の方が撮影していた写真が思いの外きれいに写っていたそうで、
お二人は満足されていたようなのですが、おばあさまと一緒の写真が無かったそうです。
それが少し寂しいですなんて話されていました。
お二人が帰省されるときに一緒の車に乗って秋田に行って、
おばあさまとの2ショットを撮影してきました。
今度はお二人からおばあさまへのサプライズです。
大好きなおばあちゃんと撮影したり、
故郷の歩き慣れた道を夫婦で歩いているところを撮影したり、
きりたんぽを食べながら日本酒を飲んだりしてきました。
撮影代の代わりにいただいた、おいしい郷土料理と日本酒と3人の笑顔、
そして桜に着物という日本ならではの光景。
今でもほっこりとした、あたたかい春の日の想い出です。
*結婚式のスナップ写真撮影のご依頼や、
運営しているwebサイトのご紹介は下記から承っています、お気軽にお問い合わせ下さい。
ダジャレも含めて頑張って撮影させていただきます('A`) 10月~11月もまだ空いていますよ。
dapandan@gmail.com
いつもポチッと応援していただいてありがとうございます('A`)

僕は秋といえばコスモスを思い浮かべます。
秋桜と書いてコスモスですが、秋と桜で思い出す結婚式があります。
正確には秋田と桜ですけどね。
結婚式というと、大きな会場に豪華なコース料理という印象が多いと思いますが、
ある日結婚式はとてもアットホームな結婚式でした。
昭和の時代に始まった日本の結婚式の始まりは、
住んでいる家の近くの神社で挙式をして、
公民館で披露を行うというスタイルがほとんどでした。
新郎が場を仕切り、美しい着物を花嫁がまとい、
近所の人が持ち寄ったお料理で和気あいあいと色んな話をされていたようです。
おばあさまからそんな話を小さい頃に聞いた花嫁は、
結婚するときはそういった形で行いたいと夢を抱いていたそうです。
しかし東京の会社でお勤めしている新郎新婦、
親しい人や会社関係へのお披露目という意味合いもある結婚式、
故郷の秋田県での公民館での結婚式はかなえられず、
都内にあるホテルにて結婚式をされました。
でも腰の悪かったおばあさまは、都内での結婚式に出席することは出来ず、
秋田の空を見て、同じ空の下でお祝いされているお二人の結婚式を祝っていたそうです。
結婚式をされて数ヶ月後、
花嫁さんから「秋田で結婚式をあげたんです!」と声からでもわかる、
うれしい笑顔の連絡がありました、
お二人は故郷秋田県で結婚式をされたそうです。
それは小さい頃の言葉をおばあさまが覚えてくれていたから出来たことだったそうです。
おばあさまへのご近所への結婚報告をしようと、
秋田に帰ろうとおばあさまに言ったところ、
「公民館でお披露目会をするからね」と言われたそうです。
夢だった公民館での近所の方との披露宴、お二人は楽しみに楽しみにされていました。
そして公民館に到着すると、お控え室には二着の着物がかかっていました。
新郎と花嫁の着物です。
その着物を見ておばあさまは花嫁に、
「小さい頃からここでしたいって言っていたもんね」とニコニコされていたのだとか。
おばあさまは小さい頃夢を抱いていた花嫁の気持ちを覚えていてくれたのだそうです。
そして近所の神社の神主さんの計らいで、神前式が急遽執りおこなわれたそうです。
神前式が終わったあとは和気あいあいとした雰囲気での公民館での披露宴。
まさに花嫁の夢が叶った瞬間でした。
おばあさまの粋なサプライズ、笑顔の輪が広がるサプライズだったようです。
でも「そうとわかっていればdapandaさんに撮影をお願いしたのに…」
と残念そうな声をされていました。
そんな楽しそうな結婚式、僕も撮影したかったですね。
きっとみなさまいい表情をされていたでしょうしね。
もちろんおばあさまもです。
でも近所の方が撮影していた写真が思いの外きれいに写っていたそうで、
お二人は満足されていたようなのですが、おばあさまと一緒の写真が無かったそうです。
それが少し寂しいですなんて話されていました。
お二人が帰省されるときに一緒の車に乗って秋田に行って、
おばあさまとの2ショットを撮影してきました。
今度はお二人からおばあさまへのサプライズです。
大好きなおばあちゃんと撮影したり、
故郷の歩き慣れた道を夫婦で歩いているところを撮影したり、
きりたんぽを食べながら日本酒を飲んだりしてきました。
撮影代の代わりにいただいた、おいしい郷土料理と日本酒と3人の笑顔、
そして桜に着物という日本ならではの光景。
今でもほっこりとした、あたたかい春の日の想い出です。
*結婚式のスナップ写真撮影のご依頼や、
運営しているwebサイトのご紹介は下記から承っています、お気軽にお問い合わせ下さい。
ダジャレも含めて頑張って撮影させていただきます('A`) 10月~11月もまだ空いていますよ。
dapandan@gmail.com

いつもポチッと応援していただいてありがとうございます('A`)

