拍手で祝福される新郎新婦

ジャポンといっても、星野ジャパンとは関係ありません('A`)

関東地方はようやく秋の気配が感じられるようになってきましたね。
涼しくなると暑かった夏の日のことを思い出してしまいます。

海の見えるプールサイドでのガーデン挙式を撮影したときのことでした。

その挙式会場は挙式がある度にプールサイドがバージンロードが引かれ、
イスが配置される常設型ではないタイプの挙式会場です。
夏真っ盛りでのガーデン挙式は、
挙式ではなく我慢大会に近いのでほとんど行われないようですが、
中には”プールと言えば夏”ということで夏に挙式を行う方もいらっしゃるようです。

夏のガーデン挙式、30分ぐらいの時間とはいえ太陽から遮るもののない状態では、
一言で言えば「過酷」です。
男性ゲストは黒のフォーマルを来ていますし、女性は薄着ですが日焼けしてしまいますしね。
カメラマンの僕はその上に走り回り撮影するので、暑いを通り過ぎてサウナ状態です。

夏の撮影は最初のうちは暑くて暑くて正直いってつらかったですが、
最近ではジムのような、そしてサウナを楽しむように気持ちいい汗をかいています。
青い空、青い海、そして青いプールサイドで、
大好きな結婚式の写真を撮りながらかく汗、
ゲストの皆様には不謹慎ですが、結構気持ちのいいものです。

その日の結婚式も人の体温に近いぐらいの最高気温を記録した日、
お二人も結婚式も熱い結婚式でした。
そんな暑さを楽しみながら走り回って撮影していると、
ふと何か撮影が快適になった気持ちになりました。
集中して撮影しているとランナーズハイのような、
カメラマンズハイという状態になることがあるのですが、
今回もそうかなとノリノリなパンダで撮影していると、
何やら足が重たくなって動きにくくなって来たのに気付きました。
そして足下に寒気も襲ってきました。
「これはもしや熱射病?」
挙式中にカメラマンが倒れました、撮れていませんでしたなんて冗談にもなりません。
首元を冷やし回復しようとしますが、今度は足が重たくなってきました。
まるで重しを付けたように…。

そして嫌な予感が…。

重たいスーツの足下をみると膝から下がびっちょりです。
黒いスーツだったので見た目には気付きませんでしたが、
軽く動いてみるとびしょ濡れです、もちろん革靴も靴下も。
そしてその濡れた足下を逆にたどっていくと、
行き着く先には消毒用の浅いプールがありました。
どうやら足が重い&寒気の原因はこれだったようです。

びしょ濡れになった原因、それはプールサイドの片隅にある、
消毒用のプールに知らないうちに足を入れてしまっていたからでした。
プールから出て足が重たくなり、風に当たりやや寒くに感じてしまったようです。

膝下ぐらいの浅い消毒用プール、外気温とほぼ変わらない水温、
さらにはアプローチも滑り台のようになっている形状、
撮影に集中するあまりに不覚にもじゃぶじゃぶと入ってしまっていたようです。
聖歌隊の美声にかき消され、じゃぶじゃぶとした音にも気づかなかったようです。

結婚式の撮影ってファインダーだけをのぞき込みながら、
歩き回って撮影することも多いのです。
なので撮影中は周囲には特に気をつけているのですが、
今回の場合はプールサイドで障害物もぶつかってしまう人もその周囲にはなく、
プールしかない状況と認識していたので油断してしまいました、いけないですね。

ちなみに挙式が終わった時にはスーツはすでに乾いていました。
たった10分ぐらいの時間だったのですけどね。
靴の中は足がふやけて、怪しいことになっていましたが自業自得です、
いつものように頑張って撮影しました。
でも正直言うといつも通りではなかったかもしれません、
プールという夏を感じたので、
いつも以上にみずみずしい写真が撮れていたかも知れません('A`)


*結婚式のスナップ写真撮影のご依頼や、
運営しているwebサイトのご紹介は下記から承っています、お気軽にお問い合わせ下さい。
ダジャレも頑張って撮影させていただきます('A`) 9月~11月もまだ空いていますよ。

dapandan@gmail.com パンダ

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