
ブログからたくさんの結婚式撮影のご依頼をいただいています。
ありがとうございます。
お日柄が良い日などはあっという間に予定が埋まってしまうので、
ご希望に添えなかった皆様には申し訳ありません。
中には「うまいこと時間調整してどうにかなりませんか?」
とお願いをされることもあります。
1日2件とか3件とかやる気になればできるのですが、
結婚式の撮影ってとにかく集中力と体力を使う仕事なので、
結婚式の撮影は1日1件と決めて撮影しているんです。
いつも撮影が終わったときは、
ぼっーとして電池の切れた人形のようになってしまうぐらいです。
今まで帰り道に何度不審人物と間違われたことか(笑)
僕らカメラマンが一瞬を切り取るために集中する集中力。
通常大人が没頭して集中できる時間は90分、鍛えても120分ぐらいなんだとか。
なので大学の講義などでは90分という時間が採用されているようです。
結婚式撮影でシャッターを押す前の時間をたすと、
だいたい90分ぐらいなのでしょうかね。
実際の話もっと多いような気がしますが、
こういうことを計算するのは苦手なのでこれぐらいに('A`)
体力は鍛えればなんとかなりますが、
カメラマンに大切な集中力とモチベーションは鍛えても限界があります。
その二つが満足いかないような状態で、大切な結婚式の撮影に望むわけにはいかないので、
1日1件としているのです。
以前提携の写真室にいたときは、1日3件撮影とかありました。
やってやれないことはなかったのですが、
余力を残さねばという頭があるため、
1組のお客様で全力を尽くすことが出来なくて悔しい思いをしました。
それ以来1日1件以上は撮影しなくなりましたけどね。
今でもホテルとかでは1人のカメラマンで1日3組とかは日常のことのようです。
中には1日5組というカメラマンもいました。
同じカメラマンに何組も撮らせた方が、
写真室もカメラマンも経営的な利益は高いですからね。
でもよく1日3組で集中力やモチベーションが続くなと不思議になります。
100%の力を1組で33%づつ使っていっているのでしょうかね。
まあ33%でも良い写真が残せればいいですが、望みは薄いでしょう。
お二人がいい表情をするのは1秒にも満たないほんの一瞬です、
新郎新婦のクセも動きもひとそれぞれ、
その新郎新婦の動きや、ゲストの会話を予測して良い表情になる一瞬を逃さないように、
目はもちろん耳や肌で感じる空気を鋭くさせてカメラを向けています。
その中でスタッフの邪魔にならないように配慮したり、
当然のことですが撮影ミスがないようにチェックをしたり、
撮る際にゲストの視線を自分の身体で遮ってないか気にしたりいう配慮も必要です。
メイクから撮影し披露宴がお開きになるのは平均で6時間、
その時間中常にこういったアンテナを張った状態で撮影が行われていくのです。
なので僕は撮影後はヘロヘロのデロデロになるわけです。
この撮影行程を1/3の力で行ったらどうなるのかなと考えてみますが、
まあ結果的は安易に予想できますよね。
ある意味1日1件は、一日一善でもあるわけです。
一日一回は良いことをしようという本来の意味でなく、
一日に一件で最善を尽くそうという「善」の意味ですけどね
お二人にとって大事な大事な結婚式、
写真室の利益とか二の次にして100%の力で撮れば幸せになれる人も多くなるのにな、
と感じずにはいられません。
と久々に「ウエディングカメラマンの裏話」的なことを書いてみました。
ダジャレやツチノコ好きの方にはもの足りずスミマセンエン('A`)
●いつも応援していただきありがとうございます('A`)