本文とは全く関係ありません

みなさんは桜餅の葉は食べますか?
僕は昨年ぐらいまで柏餅の葉も食べるものだと思っていました('A`)
ちなみに柏の葉は結構なビター味です。

披露宴でのデザートブッフェの際に、会場の庭に出ると満開の桜が。
桜の花びらがヒラヒラとデザートに舞う、心地よい穏やかな日の結婚式。
桜の季節の結婚式の理想の形ですよね。

ただ桜も気まぐれなので毎年いつ頃咲くのかが微妙なんです。
昨年は満開だった日が今年ではすでに桜が散った後とか、
もしくは全く咲いていない状態とか色々です。

桜の見頃は開花より10日間程度と言われています。
その10日間のうちに結婚式が多い土日は2日間、
つまりは2/365の確率なわけです、結構な確率です。
見頃の誤差は前後2週間といいますし、
その間に雨とか風とか吹いて花びらが散る確率等を考えるとすごい確率です。
しかもこの時期の桜の木のある結婚式会場の予約は人気がありますから、
半年以上前から予約を入れる場合がほとんどですので、
桜ウエディングを実行するには、ほとんど賭けの様な状態なんですよね。

運良く良い時期にあたる方、運悪く予想が外れてしまった方、
これは相当な運が味方しないとどうにもならないようです。
しかしとある結婚式で、つぼみだった桜を咲かせてしまったお二人がいました。
なんと、お二人の愛の熱がまだつぼみだった桜を咲かせたのですヽ(´ー`)ノ
なーんてベタな展開ではありませんが('A`)、事実咲かせてしまったのです。

打ち合わせでも「桜が大好きで小さい頃から憧れていたんです」
でもやはりその予想は難しかったようです。
お二人が楽しみにしていたので気になって、
結婚式の前日にその会場に行きの桜の木を見て見るも、
開きそうではありましたがまだつぼみの状態でした。
「きっとお二人も残念がるだろうなー」
でも残念ですが、これも自然の摂理です。

そして結婚式当日、若干重い気持ちで会場に到着。
せめて僕のホットなダジャレでつぼみが開かないかな('A`)と、
つまんないことを考えて桜の木を見てみると、
なななんと! そこには桜の花びらがきれいに咲いています。
本当に昨日の晩に見た桜の木???? と言うほど。 

( ゚д゚) ポカーン(つд⊂) ゴシゴシ(;゚д゚)(つд⊂) ゴシゴシ 

満開とは行きませんが、きれいに色づきどう見ても昨日とは違う状態です。
12時間ぐらいしか経っていないし、
昨日と今日は気温もそんなに変わらないのに、ななななななぜ?
リアル花咲じいさん登場?

会場入りし会場のスタッフにその事を聞くと、
どうやら昨晩から会場スタッフが業務用ストーブなどを導入して、
桜の木を暖かくして咲かせたようです。
そういったもので桜というのは咲いてしまうものなのですね。

力業ではありますが桜の花に囲まれた結婚式となりました。
お二人が依頼したのか、会場が気を利かせたのか、
その会場ではそういうルールなのかはわかりませんが。
この話もしかしたら色々な意味で、
現代版の"花咲じいさん"なのかもしれませんね。