
ふと入ったイタリアンレストランで「気まぐれシェフのおすすめランチ」を頼んだところ、
どう見てもカツ丼が出てきました。本当に気まぐれだったようです。
よく結婚式の撮影をしていると移動中の館内などで、
プランナーさんを先頭に館内を案内され、
会場を下見されているカップルに出会います。
ニコニコ夢を膨らませながら歩いている方を見ると、
外部の人間なのに思わず「いらっしゃませ」とか会釈などしてしまいます。
多くの場合新郎新婦やゲストに合わないようなタイミングで、
セッティングされているチャペルや披露宴会場を見せているようです。
先輩カップルのセレクトをみることでご自身の結婚式の参考にされているのでしょう。
そういった見学なら良いとは思うのですが、
ご自身の結婚式の場に見ず知らずの見学者がいたらどうしますか?
それはある日の披露宴でした、
ケーキの入刀と乾杯が終わり、ゲストの表情も撮ろうと会場内を見渡すと、
普段着のカップルと、スーツとバインダーを持ったプランナーさんの姿が。
開場前の会場とかでしたらあまり珍しくない光景なのですが、
披露宴の本番中にはまず見ない光景です。
近くにいるゲストも( ゚д゚ )とした表情でその3人を見ています。
親しい人たちを招いて行う結婚式、部外者がいたら誰しも違和感を感じますよね。
それだけでも問題なのに、結構長い時間滞在しています。
お友達の余興の際にも、涙を誘うビデオ上映の際にも。
そのあまりにもあり得ない光景を見て、
きっと「どうしても生の結婚式を見てみたかったから」
とプランナーにわがままを言って新郎新婦の了解もないのに見学したのかな、
と思ったのですがそういった構図ではなかったようです。
プランナーさんは身振り手振りを含め、
二人に何やら事細かに解説を入れています。
どうやら「強制的に連れてこられてしまった」様子。
プレ新郎新婦のお二人は場違いな空気を感じソワソワしています。
もっとも近くにいるのにそんな空気も読めず、
必死に営業トークをしているプランナーさん。
思いをくみ取れないとは寂しいことですよね。
しかもこれは会場では慣れている光景らしく、
キャプテンもスタッフもごく自然に仕事をしています。
なんともたくましい企業体質。
その場の空気を読まれたプレ新郎新婦はさっと身を引き会場を後にしていきました。
普通は誰しも「私たちがいては行けない場所」だと気づきますよね。
でも浸かりすぎてしまって麻痺してしまった人はいるようですけどね。
実際の結婚式という臨場感を見せて新規顧客を獲得したいのでしょうが、
それを見せることによって悲しい思いや複雑な思いをする人がいるということ。
その辺りの想像力がないようでは、
お二人の結婚式のお手伝いなんて遠い話ですよね。
自分自身を一番理解できていないのは自分自身だと言うことを聞いたことがあります。
まずは自分自身を客観的に見る目が大切なんだなと改めて感じました。