
みかんは爪が黄色くなるまで食べる派のdapandaです。
なつみかんだと赤くなることも('A`)
この秋の結婚式業界内ではトップシーズンの忙しいときです。
どこの会場もたくさんのご結婚式を滞りなく、
そして幸せな結婚式にしようと頑張っている時期でもあります。
しかしながら、秋シーズンに色々な会場に行くと、
件数が多い会場にはそれなりにうまく執り行っている会場もあれば、
なんだかスマートに言ってないのでは?
なんて思うときもあります。
色々な理由がありますが、中でも顕著なのがスタッフでしょうか。
繁忙期で足りなくなるもの、それはヒトデ。
海にいる☆じゃなくて、働いている人手の方です('A`)
先日おじゃました会場でのことでした、
お二人の撮影リクエストで
「装花やテーブルコーディネートにこだわったので撮って下さい」
というリクエストがありましたので、
まだゲストが入場していない披露宴会場に行って撮影をしていました。
撮影している中でキャプテンがサービスの女性数名に、
サーブの仕方とか誘導の仕方とかをレクチャーしています。
すでに開場10分前なんですけどね(´・ω・`)
きっと繁忙期で人手が足りなくて急遽招集したサービススタッフというわけではなくて、
急病とか急用とかでレギュラースタッフの代わりに来たのかもしれない。
もしかしたら、向かい風で到着が遅れているのかも知れない。
そう考えてみることにしました('A`)
聞き耳をたてて話を聞いていたところによると、
サービスの女性はファミリーレストランでの経験はあるようですが、
結婚式そしてコース料理のサーブをするのは初めての様子です。
そして開場の時間が来ました、
中でも一人の女性は視線は泳ぎ何をどうして良いのかわからない様子。
それはそうですよね、初めてのことなんですから。
仲間のスタッフもレクチャーしていますが、
自分の仕事もあるのでなかなかレクチャーまで出来ていない様子です。
困った顔で誘導もあたふた、ウエルカムドリンクのサーブもあたふたしています。
そこにすかさずキャプテンがとんできて。
「ぼーっと突っ立ってないで働いて! 何しにきたんだ! 仕事しに来たんだろ!」
( ゚д゚ )
キャプテンはゲストに聞こえていないと思っているのか、
怒り心頭なのかわかりませんが。
周りにいるゲスト達はむしろ困惑の表情です。
その後も披露宴中にレクチャーは続きました。
やはりゲストの前で「ここはこうやれといっただろ!」と大声で叱責していました。
少し離れている僕の耳に届いているのですから、
近くのゲストにはバッチリ聞こえたでしょうね。
その女性スタッフの行動チェックは厳しいのに、
周りの空気を読むチェックは甘いようですね。
仕事が出来ないのは上司の責任でもあるんですよ、
さらにゲストがいる前で声をあらげて叱りとばすとはいかがかと…。
それに叱りとばしても誰のためにもならないのに。
困った顔の上に泣きそうな顔をしている女性のスタッフ。
でもね彼女は彼女なりに頑張っているんですよ、
お皿が3枚持てない分、1枚1枚ゲストに目配せしながら丁寧にサーブしていたり。
落ちたナプキンを丁寧にたたんでゲストに渡していたり。
キャプテンもそんなに激しくツッコミを入れる場所と事ではないと思うんですけどね。
何かバックグラウンドのかは知りませんが、ここは新郎新婦もゲストもいる表舞台。
仮にあったとしても、そういうことは切り離さないといけませんよね。
キャプテンと新人女性スタッフ比べてみると、
新郎新婦のためにそしてゲストのためとなっているのは、
実はその新人女性のような気がしました。
新人女性も今度キャプテンを「ゲストの前で大声で叱るとはどういうことですか!」
なんて小声で叱ってみたらいいのに('A`)
なんて思ったある日の披露宴でした。