ウエルカムベア

そろそろ架空請求のハガキでトランプが出来そうなdapandaです。

結婚式をやられるにあたっての主導権、
ほとんどの場合は新婦が握っているのでしょうかね。
もちろん積極的に参加される新郎もいることはいるのですがとても少数かもしれません。

ある日写真打ち合わせの際にお会いした新郎新婦、
パッと見た感じの力関係はどう見ても新婦です。
新婦は北斗晶さんのような雰囲気、新郎はほっそりとした学者さんタイプ。
この構図はひょっとして噂の鬼嫁?(´・ω・`)

僕(でもこういう場合って実は新郎が主導権持っている場合が多いんだよな)

なんて思って話を進めていくと、
新婦は結婚式に対する熱い思いをひたすらしゃべり続け、
新郎は下を向きしょぼんとしています。
どうやら構図通りのお二人だったようです('A`)

その後も新婦はこだわった点や、アルバムについての質問などを話されていました。
色々商品など決まっていく中で、未だに下を向いてしょぼんと座っている新郎。

結婚式って2人で協力して準備することも、
今後のために大切だと思うんです。
なので、打ち合わせの時とかヒアリングに徹している新郎などには、
あえて話を振ってみたりするんですけど、
今回はどうなんだろうと疑問がわきました。

僕(話を振ったら逆に新郎を困らせてしまうかも…、
口をだして新婦にしばかれてしまうことも(((( ;゚Д゚)))))

そんなことを考える中、元気な語気でひたすら話しまくっている新婦、
新郎は何かを言いたそうなのですが、間がつかめない様子。
そんな気配を新婦も気づいたのか、
新婦「モジモジしてないで、言いたいことあるならいいなさいよ!」
としびれを切らしたかのように、新郎に問い詰めました。
すると、下を向いたまま新郎がぼそっとしゃべりました。

新郎「○○さんの(新婦)の笑顔をたくさん、と…撮ってくださぃ…、
僕いつもこんな感じなんで…怒られることが多くて、
なかなか○○さんの笑顔が見ることがなくて…」


こんなリクエストがくるとは想定外だったので、
なんと返して良いのか言葉を考えていると、
お二人が目と目を合わせ始めました。

( ゚д゚ )場外乱闘?

と心配しましたが、どうやら杞憂だったようです。
お二人は見つめ合って、さっきとは違う優しい声で話されています。
新婦「…いつもゴメンね、そんな風に思わせてしまって」
新郎「僕がこんなだからだよ、僕こそゴメン」

まあその後は言わないでもわかりますよね( ´∀`)

そしてそんな愛を見せられて、
アルバム制作に関しての色々なことを聞くのを忘れてしまった僕がいました(笑)
愛とは盲目になるものなのですね('A`)