
「やっぱり仕事しながら飲むビールは最高だよねー」
と仕事中に麦茶を飲みながら言ってみるdapandaです。
ある日、女性の名前で事務所宛に一通の手紙が届きました。
きれいな便せんに、とってもきれいな文字が並んでいます。
ひょっとしてラブレター?(・∀・)
とひとりよがりな妄想を抱き開いてみると('A`)、
アルバムについての質問や撮影についての質問がびっしりかかれていました。
以前撮影させていただいたお客さまが、その方にご紹介していただいたようです。
その文末に「電話もメールもないので手紙で失礼させていただきます。
お手数ですがお返事は手紙にてお願いいたします」
と書かれていました。
いつもはこのブログやwebサイトを見ていただいて、
興味を持ってメールでお問い合わせをいただき、
メールでお返事を返すというスタイルです。
でも今回は撮影していただいたお客様からご紹介いただいて、
興味を持ってお手紙というスタイル。
手紙か…。(のろしやハトはダメ?)
最初はやりとりに時間もかかりますし、抵抗を感じたのですが、
「今の時代に手書きの手紙って意外とおもしろいかも」
なんて思い始めお返事をすることにしました。
相手との通信手段がパソコンや携帯でのメールや、
携帯電話が当たり前になってしまった今の時代に一通の手紙。
挨拶状ぐらいは手書きで書きますけど、
手紙って書かなくなってしまいましたよね。
手書きの手紙を受け取ったときの、あの心まで伝わってきそうな文字、
キレイな封筒から伝わるその人のセンス。
メールや携帯電話で伝えることの出来ない何かを感じました。
たしかに会話はスピードアップし便利になる一方、
見えなくなってきてしまっているものってありますよね。
同じ道を車で通るのと、
ゆっくりじっくり歩きながら通るのとでは見えてくるモノが違うのと一緒です。
ちなみに彼女はなんでパソコンとか、電話とかツチノコ('A`)
とかを持ってないのかというと「必要ないから」だそうです。
小さい頃から、テレビも含め電話など電化製品というものに触れてこなかったようです。
仕事柄そういったモノに触れる仕事ではないため、
全く必要も縁もなかったようですね。
なので彼女にとっては、
今のハイテク製品に溢れた僕たちの社会の方が違和感を感じるのだとか。
パソコン一つで本を買ったり、銀行の取引をしたりすることが考えられないとか。
彼女はパソコンや携帯電話が普及していなかった、
10年ぐらい前の時代から変わってないんですよね。
たしかに10年前こんなに便利な世の中になるとは思いもしませんでした。
「ワンレン」がワンセグに、「ヨード卵・光」が光ファイバー通信に('A`)
時代もダジャレも進化するモノです。
メールや携帯電話だって、普及し始めたのはここ10年ぐらい、
それ以前は皆さんはどうやって、恋人や友達などに連絡してましたか?
たしか家電話とかポケベルとか手紙でしたよね。
それからさらに10年をさかのぼると、きっと家電話か手紙なんですよね。
気持ちと心を伝える普遍的な通信手段、実はそれは手紙なのかもしれませんね。
たくさんのメールを早く確実に届けることの出来るメール。
気持ちや、ぬくもりまで伝えることの出来る手紙。
デジタルでの良いところと、アナログの良いところ、
私たちは文字という言葉を送ることについて、
今は二つの通信手段を使い分けられます。
実はとても幸せな時代なのかもしれませんね。
たくさんの種類の気持ちを「伝える」という選択肢があるのですからね。
こんな良いもの、私たちが大事にしていかないといけませんよね。
お二人の結婚式は今年の冬。
これからもたくさんの手書きの手紙と、
心の言葉が増えていくのがとても楽しみです。
そしてこのブログを読んでくれている方には、
色々な記事とダジャレがお届けするのがとても楽しみです。