
秋といえば食欲や読書の秋でもありますが、
チビッコ達が、おめかししてはしゃぐ七五三の季節でもあります。
3年前に結婚式を撮影させて頂いたお客様から、
「娘が七五三なので撮ってください」
というメールをいただきました。
もうあれから3年経つんですね…時の流れは早いものです。
新郎は某上場企業を退職し、
夢だったレストランをオープンした直後の結婚式、
さらに"できちゃった婚"ということもあり、
両家のご両親に結婚自体を反対されていて、
とても苦悩の中の結婚式でした。
「でもこれから先の生活はたしかに不安ではありますが、
お腹の子のためにも区切りとして結婚式はしたいのです」
さらに固い意志の元、無事結婚式は行われました。
ご自身のご両親からは「勘当だ!」と言われ、
来るのか来ないのかさえわからず、席を用意されていましたが、
ご両家ご両親は笑顔で出席されていましたね。
目に見えない何かで会話されていたのでしょう。
ご新郎がご両親へ送る視線が印象的でした。
そんな新郎のお店は苦労はされたご様子ですが軌道に乗り、
今ではちょっと名の知れた街のレストラン。
そして3人仲良く暮らしているようです。
そんな想い出のあるお二人から、
また撮影の依頼が来るとは大変うれしい限りです。
さらに腕によりをかけて撮らないとですね。
そんな新郎から、
「dapandaさんは我が家の専属カメラマンですからね、
成人式やこの子の結婚式の時は写真よろしくお願いしますよ」
と言われました、これまたありがたいお言葉。
こちらのお二人の結婚式のアルバムは、市役所に婚姻届を出す所を撮ったり、
プロポーズの地で撮ったりしたもの等も含まれていて、
少しドキュメンタリータッチなんですよ。
そんなドキュメンタリー的に、
これからはご家族としてのページの増やされていくことなんでしょうね。
「成人式としても50歳か…」その頃の自分って何していることでしょう。
10年前に今こんな仕事をしているなんて想像していなかったから、
どんな自分になっているか不安でもあり楽しみでもあります。
50歳になったら、ダジャレとかにも磨きがかかっているんだろうな('A`)