20230913 謎の担当者 | だおなぐのはりぼてマルチリンガル

だおなぐのはりぼてマルチリンガル

(某歴史小説の大先生風に)
だおなぐは大学時代に語学は英語・独語・西語をかじっている。但しその実力ははっきり言って相当怪しい。文字通り「はりぼてマルチリンガル」の語学屋もどきと言っていい。ついでながら、うろ覚えは多々あるのが当たり前という有様である。

昔いた会社の取引先にて


大口取引先の

担当者なのに

在任中

名刺交換の

機会はおろか

一度も

会うことなく

次の新部署に

異動して

いった

謎の担当者が

いた


その取引先の担当者が

離任するときに

「後任は△△△△(部署名)

から●●(仮名)来ます

ので引き続きよろしく

お願いします」

と挨拶に見えられたが

後任は同行していなかった


前任者が離任後、取引先を

訪問し、担当部署の受付で

いつものように社名を

名乗って、●●さんへの

取り次ぎをお願いしたら

顔なじみの内勤の女性

アシスタント□□さん

(仮名)が

「●●はさっきまでいたん

ですけど急に席を外し

まして」

「ホント、さっきまでいたん

ですよ」


だおなぐがその取引先の

担当部署で普段会えたのは、

課長と担当者と内勤の

アシスタントの女性

内勤のアシスタントの女性も

席を外している場合は同僚の

内勤の女性に書類を預けたり

業務を代行してもらって

先方を後にするという

パターン


下僚なので部長、担当役員

クラスに会うのはレア

意外と取引先にもよるけど

取締役会長~専務取締役

(場合によっては常務取締役)

クラスだと会社案内を

見たら役職名だけでなく

顔写真も載っている

ケースがあり、

むしろそっちの方がわかり

やすいことも


部長や担当役員に会うのは

ご本人がたまたま通り

かかってお声がけが

あった時くらい


●●さん不在なら

次回訪問時に名刺交換すれば

いいやで、後日改めて来社


受付で例によって取り次ぎを

お願いしたら

□□さんが出てきて、

前回と同じ答え


担当者不在の時は

□□さんが

たいてい応対していたので

□□さんと打ち合わせして

「●●さんによろしくお伝え

下さい」

とお願いして先方を後にした


その後も何回か訪問したけど

在任中に●●さんに会う

ことはなかった



単に下僚が会えなかった

だけならネタにはならない



●●さんが担当者になって

3回目位からその取引先へ

行って帰社したら

上司と先輩社員から

「●●さんいたか?」

と聞いてきたので

「□□さんだけで

●●さんにはお会い

きませんでした」

と答えるのがお約束の

会話になってしまった


どうやら●●さんには

上司や

先輩社員

ですら

ほとんど

会えて

なかった

ことが判明した


幸い●●さんに会え

なかったからといって

こちらの会社の業務に

支障は出なかった

恐らくは上司と先輩社員は

課長や□□さんらと

打ち合わせをして

業務を進めたと思われる


結局昔いた会社で在籍中

その取引先の歴代担当者は

6人

だったが●●さんの名刺

だけはない


●●さんが在任中か離任後

のどちらかはわすれたが

たまたま社内で業界紙を

眺めていたら

思い出したことがあって


●●さんが着任してほどなく

取引先に行った時

奥の方にあまり見慣れない

方がいた


しかもその方は

煙玉こそ

使っていませんでしたが

ほんとうに

忍者みたいに

あっと

言う間に

ドロンと

消えて(!)

いなく

なったので

よくは確認できなかったし、

その後その方を見かける

機会はついになかった


業界紙の記事で、

ある業界団体のトップの

顔写真が出ていた


どちらもメガネをかけて 

いて、目の感じも似ていて

名字もおんなじ●●

この業界団体トップと

●●さんは

親子の可能性が高いと

思われる


担当者の方の●●さんは

その後、どのあたりまで

出世したか業界紙を

折りを見てチェックして

いたが不明



ちなみに件の取引先は

当時の勤務先の所属部署の

筆頭の

大口取引先

たぶん今もそう


そういうところの担当者に

在任中に

名刺交換の機会すらなく

一度も会えなかったのは

極めて異例中の異例と

言っていいでしょう

やはり

謎の担当者でした



シンカンセンスゴイカタイアイスは

通販でも購入できます










2023-SEP.-13-WED.-08:45(JST)