今年4月の立命館でのミンシクさんの公演は、私にとって2025年の1番のイベントでしたー。
でもミンシクさんの代表作『オールド・ボーイ』は見終わった後、引きずりそうでずーっと避けてたんですよね。会いに行った者としては、今年中に見ておかなければとナゾな義務感で開封しました。
怖いグロい胸糞悪系と言われてるこの映画。
韓国映画の代表作なので見られた方も多いと思います。
天気の良い午後、体調が良い日を狙ってw恐る恐るポチッとしましたが、案外大丈夫でしたー。
色々見てきて免疫ついてたのか、年取ったからか😅
私の2度と見たくない歴代胸糞悪系映画は
“ダンサー・イン・ザ・ダーク”
“グリーンマイル”
“ベント/堕ちた饗宴”
で、この中に入るかなと思いましたが、確かに胸糞ですが、嫌いではない。
結論、見て良かったー。オススメです。
どんどん引き込まれてあっという間に見終わり、意味が分からんとこもあったので、また1周2周とするうちに、なんとも言えん感動?というのか、胸に迫るものありました。
そう思ったのはやっぱりミンシクさんに魅せられたから!いやぁすごかった。間違いなく代表作。圧倒されました🔨
見てみる価値アリかと。
すごい俳優さんだなぁ。よく演じ切ったな。
自分なら吐いてたと思います〜😭むりゲー
しかしパク・チャヌク監督の作品そんなに見てる訳ではないけど、いつもちょい気持ち悪く喉の奥が詰まるような感覚があって、なのに切なくて、そこに愛がある感じ?うまく言えない〜😂文才がないのでアレだけど、究極のロマンティストな感じがします。
『オールド・ボーイ』はまさに狂った愛!
狂うほど愛してしまったからこそ切なく余韻がすごいって感じです。
もし未見なら何にも情報なく見られた方が、より圧倒されると思います。
そして『お嬢さん』がダメならこの映画はもっとダメかも。嫌悪感でいっぱいになると思う。
それからもちろん痛い痛い!ってシーンも結構あります〜😱
音がリアルでイヤホンは推奨しません笑。
私はグロの中でもお口関係が特に嫌なので(“新世界”のコンクリ流し込みはトラウマ💦)、しばらくはふと思い出して、ゴックンして自分の口が無事なのを確認してました😰
それくらい集中させられ引き込まれてしまった・・
監督の頭ん中どうなってるんだろ🤔変態だわ〜😅
精神的に引きずるって言われてますが、私は『嘆きのピエタ』の方が精神的にきましたー🥲
あれを越えると思ったけど、こちらの方が少ーしだけマイルドでした。
「あーこれは映画なんだな、自分はオ・デスじゃない、こんなことは起きない」って思いながら見ましたよ〜💦
ここからは少しネタバレになるので、何も知りたくない人はココで閉じて映画をまず楽しんでください😁
私は見る前に、主人公オ・デスの名前がギリシャ悲劇の“オイディプス王”から来てるってのを知ってしまって大体どんな話か想像できちゃって・・。
この映画もめちゃ悲劇。人間は大昔から悲劇が好きなんだなぁ。
自分が自分を許せない不幸。
葛藤、切なさ、悲しみが時代を超えて普遍の苦痛だからこの映画も名作と言われてるんだろうな。
あと監督のこだわりがすごい!
色んな小道具や美術に意味が込められていて、考察系の評論読みながら「なるほど〜」って考えるのも、また面白かったです。
意味深なセリフなどじわじわクセになる映画ですー。
もちろんキャストも良かった。
オ・デス役のチェ・ミンシクさん、冒頭はタチの悪い酔っ払いで。
太々しい感じとか「カジノ」みたいでした。
でも後半の精悍な目つき、凄みなど、この役はミンシクさんの顔の濃さやおじさん体型がピッタリ。
イ・ウジン役のユ・ジテ。
私の中では頼れる兄貴的なイメージだけど、この映画では狂ってましたねー。
オ・デスと比べるといつも小綺麗にしてて、若い。
でも触ると冷たそうな肌の質感とか、持ってうまれた狂気の性質なんかが垣間見えるような気がしてよかったです。
ウジンの高校時代を演じてるのがユ・ヨンソクで、1回目見た時は分からなかったです。
これがデビュー作らしく、えらいハードな役から始まったんだなぁと思いました。
ちなみに“応答せよ1994”はチルボン派です〜。
ミド役のカン・へジョン。
この映画の天使ですね。純粋無垢なかわいらしさが良かった。どっかで見たことある〜と思ったら『トンマッコルへようこそ』で会ってました。
うれしかったのが、ハン警護室長役の大好きキム・ビョンオク。後の「延辺の殺し屋」でミンシクさんに復讐を果たしたんですね〜😎 ノワールには欠かせないビョンオクさん。金髪、脱色眉毛が似合ってました〜。この映画で名が知られるようになったそうです。コミカル演技も好きです。
監禁部屋主人役のオ・ダルス。コミカル担当でしたね。あれだけ色々やられておきながらよく正気でいられるなって役でしたー。
ここから見てる前提で
ネタバレしつつ、つぶやきたい!
ラストの解釈は人それぞれなんだろうけど、オ・デスは死ぬほど死にたかっただろうけど、ミドのために生きることにしたんだろうな、と思う。記憶を完全に消し去ることはできなかったんじゃないかなぁ。モンスターと共に生きるーーウジンの復讐が命尽きるまで続くのですねー。
唯一真実を知らないミドにホッとしたけど、監督は最後までミドに知らせるかどうか迷ったらしい。鬼だわ〜😱
それにしても、ウジンの復讐の動機が少し弱い気がしました。
そもそも禁断の行為を学校でしちゃうってどうなの?😅
どこかの廃屋とかでやってるのを通りかかって見ちゃったみたいな方が良かったのでは?とも思いました〜。
デスはデリカシーのない男だけど、罰にしては重すぎるような・・噂を広げたのは友人だし。
まぁそれだけウジンが狂気の愛の人だったのでしょうねー。それに虚無感を埋めるために何か生き甲斐が欲しかったんでしょうね。すごい粘着質タイプだわ。どうやってお金持ちになったのかしら?
いけないことだと分かりながらも、愛しちゃったってのはかわいそうでした。
自◯しちゃったあの人も、もともと死にたかったのでは?あまりにも未来のない愛だし・・
と、いろいろ語りたくなるこの映画、必見です!












