初めに
前回も書きましたが、発達障がい当事者が悪いということではありません。
当事者とご家族の心が少しでも楽な方向にいかれることを願いながら、
記事を書かせていただきます。
帰る時間の連絡
ご主人が「今晩は飲み会に参加するから」と奥さんに伝えた際の会話です。
奥さん:「帰ってくる時間がわかれば連絡してきてね!」
ご主人:「わかった」
その夜、ご主人から連絡がありました。最寄りの駅に23:30に到着すると。
ご自宅は最寄り駅から徒歩5分の距離です。それなのに…
0時過ぎてもご主人は帰ってきません。連絡もありません。
奥さんは電車を乗り過ごしたのか、それとも何かあったのかと心配になり、ご主人に連絡しました。LINEのビデオ通話にして連絡したところ、ご主人は何と!
ご主人:「おー(^^)/今散髪してま〜す」
駅から家とは反対方向にある、24時間営業の理髪店にいたのでした(°▽°)
奥さん:「はあ!?それならそうと言ってよ(~_~;)」
ご主人:「え?なんで怒ってるの?ちゃんと連絡したのに…」
当事者ほ約束を守ろうとしている
最寄り駅に何時に着くと奥さんに連絡しているのに、なんで怒られるの?
ご主人は、奥さんから言われたことをちゃんと守っていると思っています。
(注)発達障がいのひと、皆さんがこのような状態だというわけではありません。一例です。
伝え方を工夫しましょう
「以心伝心」
「夫婦だから言わなくてもわかるでしょ?」
「察してよ!」
上の思考とはサヨナラしたほうがいいと思います。
そうでないと、心がしんどくなります(^^)
事例のご主人のような方には、
時間、場所、数字など、とにかく具体的に伝えましょう。
あいまいな言葉、人によってとらえ方が違う表現は避けましょう。
より具体的な接し方については、個別のご相談となります。
★(今回の内容は、クライアントさんや知り合いのお話を参考に、わかりやすい一例として創作を加えたものです)
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