義父の認知症は、周囲の人にはなかなか理解していただけませんでした。

私は自分を見失いかけました。

気にする必要なんかなかったのに…。

 

義父は前頭葉側頭葉型認知症でした。

物忘れは全くありませんでした。当初パッと見は「普通」でした。

会話は少々吃(ども)りながらも、ボケている様子ではなかったので、

 

「おじいさんのどこが認知症なの!?」

「シッカリしてるやないの!」と周囲からよく言われました。

 

 

当時の私はすでに義父の介護で精神がまいっていました。

 

何でもない事で号泣したり、家族に対して大声で怒鳴り散らしていたり、感情のコントロールが難しくなっていました。

 

「夢遊病者みたいに家事をしていた」と、何年も経ってから義母に言われました。

 

周囲の何気ない言葉を耳にして、

「私は大した事もしていないのにどうしてこんなに苦しいんだろう?」

 

「おじいちゃんは(当時は)排泄がちゃんとできるから、介護とは言わないのかな?」

 

「私が介護をしているような気持になっているだけなの?私は甘いの?」

 

苦労は善で、楽をするのは悪…(?)

 

上記のような、訳の分からない感情に支配されてしまいました。

ヤバかったですゲッソリ

 真面目過ぎる介護は心を病む可能性が大だと思います。

 

 

 今になってやっと気づきました。

排泄の介助や後始末だけが介護ではないことを…。

 

 

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