大けがを負った姑の手術が無事終了した翌日、舅をショートステイ先の施設へ迎えに行きました。

そこでスタッフの方と、舅と私の3人で今後の話し合い。


舅は自分の妻の心配よりも、

「家に帰りたい!」

「自分一人でなんでもできる!」の一点張りです。

 

実際は、家で舅一人だけにはできません。

3回も火事を起こしかけましたから。

それにトイレもよく失敗します。

「オムツしてもらえる?」と頼んでも、

「年寄扱いせんといてくれ!」と怒り出します滝汗


認知症だという自覚は全くありません。

 

舅を3時間近く説得し、ようやく優しいスタッフの言葉にうなずいてくれました。

姑が退院するまでの間、月曜日から金曜日までは施設であずかってもらうことになりました。

 

介護認定、これをしておいて本当に助かりました!

当時は介護1級(数字が大きい程重い、5級まで)でした。この級をもらっていたからこそ、いざという時に施設にあずけることができました。

 


介護認定の手続きのやり方については

近所の地域包括支援センターへ行き、相談しました。

そこで、ケアマネージャーさん(専属の相談員)を紹介してもらいました。


市(区)役所の福祉課でも相談できるそうです。

 

 

実はこの認定をしてもらう時も、舅は嫌がりました。

そこで、写真を撮るのと演歌が大好きな舅の特徴を活かし、姑と一緒にこう言いました。


「近所にお年寄りを車に乗せて、菊花展に連れて行ってもらえる所があるらしいで。」


「しかも無料やで!写真が撮り放題やねえ!」

「それと、その施設にはカラオケもあるらしいよ、楽しそうやね!」と。

 


舅:「わしはまだ、そんなに年寄りでもないけどなぁー」えー

私:「大丈夫!ちょっと検査の人が来るかもしれんけど、形式的なもんやから何にも気にせんでいいよ。」



検査約1か月後、初めは介護1の認定をいただきました。(後にどんどん進んで介護4までいきます。)

 

そしてディーサービス初日を菊花展に行く日に合わせました。 


その日は優しくてきれいな女性スタッフに手をつないでもらいながら、半日写真を撮り続けたそうです。出来上がった写真もべた褒めされました。


週2回、上機嫌で通うようになりました。

 

 ※この写真はイメージです

 

その施設に通っていたおかげで、同じ敷地内にあるショートステイ(短期のお泊り)施設にも手配ができたのです。

 

ご家族の介護認定は必要ない、まだ早い、面倒だ、と思っていらっしゃる方はおられませんか?


介護認定は決定するまで時間がかかりますので、早めの手続きをお勧めします。

私はいざという時にとても助かりました!