駐在中、極力行きたくないところの
ひとつに病院があります。
お陰様で駐在中大病に罹ることは
なかったですが、それでも何度か
病院にお世話になりました
会社では「※▲◇Program」という、
提携病院でこれを出せばOK
というカードが支給されておりました
OKというのは、費用をその場で
支払わなくても良いという意味です
外国人が病院に掛かると
めっちゃ高い!なんて言われてたので
手ぶらで行けるのはすごく気が楽でした
実際にかかる費用のうち
ある一定額は会社が負担してくれて
ある線を超えたら自腹らしい
北京で初めて迎えた冬のある日
39度近い熱と悪寒と関節痛
この感じは間違いなくインフルエンザ
しかしそもそも提携病院がどこに
あるかすら頭に入っておらず
会社からもらった書類を探すところから
最寄りは徒歩圏内にありました
(もちろん日本語可)
事前に電話をかけて予約をし、
(もちろん日本語で)
這うようにして病院へ
たいそう立派な病院なのですが、
着いてびっくり患者が私以外
誰もいないのです
外国人専用だったのかどうかは
わかりませんでしたが
しんどい体にとってはありがたく
待ちゼロですいすいと進んでくれました
男性先生は中国語オンリーでしたが、
女性の先生は日本語のできる方で
いろいろと対応してくださいました
そして、インフルエンザ検査
するとまさかの陰性!
陰性なのであたりまえっちゃ
あたりまえなのですが
タミフル系な特効薬は出ず
処方されたのはめっちゃ普通の風薬
しかも薬局で売ってそうな箱入りの薬
「効かなそう」
これならすぐ隣りにあった
でも良かったんじゃね?
と思いながら帰った記憶があります
このあとも風邪以外のことで
いくつかの病院にお世話になります