先週、レッスン直前の出来事だったのですが、
いきなりギックリ腰になり、その場に倒れてしまいました。
ダンサーは、腰に痛みを抱える事が多いですが、
まずギックリ腰になった時、
慌てたり、焦ったりする必要性は、全くありません。
なってしまったものは、仕方がないからです。
そこから、どう対処すれば良いかだけを考える。
この日ですが、まずすぐにその場で
『レッスンを休講にしてほしい』 と、生徒に伝えました。
『痛くても我慢して、そのレッスンは乗り切る！』
という方が多いのですが、それをしてしまっては、
その場は乗り切れても、後が長引いて、
余計に迷惑を掛けてしまうからです。
次は治療です。
ダンスを長く続けていく為に、月に１度、
整体師の先生に、診てもらっているのですが、
先生に、直ぐに電話を掛け、アポをとりました。
次に動けないので、車で来ていた生徒さんに、
その場所まで連れて行ってもらい、整体を受けます。
受けた時に、何故ギックリ腰になったのか、
理由を聞きました。
二度、同じ失敗をしない為です。
申し訳ないので、連れて行ってくれた生徒さんには、
ゴハンを奢りました。
その生徒さんは、
『車中で普段しないような、色んな話が出来て、
逆に先生との絆が深まったようで嬉しかったです。』
と言ってくれました。
そして２日後、そこからまた５日後と、
整体の先生に身体を整えて頂き、
１週間しか経っていませんが、僕の腰は既に完治し、
普通に踊れる状態にあります。
僕がここで何を伝えたいかというと、
何かのトラブルが起きた時の対処法として、
常に冷静に判断するという事です。
無理をするでもなく、慌てるのでも、焦るのでもなく、
必要な事だけを、淡々とやっていく。
それだけで良いのです。
何かあった時、自分の気持ちをどういった方向に反射させるか。
調子の良い時だけではなく、いざという時にこそ、
試されている事を知る事です。
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