ようやくミレー展にいく。

種まく人が観たかったのだ。

農民の日常を盛んに描いたミレーの代表作。
しかしながら、ミレーの原画を久々に観ると
そんなに上手くないことが解った。

輪郭線をきっちり描いてあるし
そうでない部分はその部分の処理が
結構、ザツである。

が、それでミレーの作品への評価が下がる訳ではない。
耕し、種を撒き、育て収穫をする。
そして大地と一切合切を与えた神に祈る。
そんな光景を描き続けたミレーはそこに何を観ていたのか?

無論、その営みこそが芸術だ、それ以上だと思い描いたのだろう。
が、
耕し、種を撒き、育て収穫をする。
そして大地と一切合切を与えた神に祈る。
は、芸術を作る作業そのものではないだろうか?




種まく人は岩波文庫のマークとしても使用されている。
岩波文庫がいわんとすることは
そういうことなのだろう。

ミレー展は東京駅に近い三菱一号美術館であったので
そのまま秋葉原に行く。

久々のアキバ。
暫くお金がなかったので行かなかったが
少し懐もあたたかくなったので立ち寄る。

まずAKBショップに行く。
基本である。
しかしれなひょんグッズが余りない。
そうか、ここはAKBがメインだからSKEは少ないのだ。

嗚呼・・・

しかし店内のモニターではれなひょんの「枯葉のステーション」が流れる。
たかまる! たかまる!

なので、れなひょん絵馬を買うことにした。




さらに、れなひょんの年賀状と
だーすーの年賀状、古畑さんの年賀状も買う。
これでSKEメンバーから年賀状がきた気になれる。
嬉しい。




↑れなひょん



↑だーすー



↑古畑さん

そしてホビー天国に行く。

欲しいものがあり過ぎて悩む。

あれもこれも欲しいので頭を冷やすためにアニメイトへ。
ラブライブ、ねんどろTシャツを買い
気持ちが落ち着いた。




ホビー天国に戻り、AKBのトランプを二種類買う。
これはトランプマニアとして持っていないとマズい。
恐らく中井英夫に訊いても買えというだろう。




秋葉原は「純愛」の第二の舞台でもある。
久々に訪れるアキバに「純愛」の登場人物達の姿を観た。


アキバを後にして新宿まで戻る。
本屋で、NYに行く時に機内で読む本を買う。
大江健三郎「性的人間」
ヴァージニア・ウルフ「灯台へ」
そして古い推理小説が読みたけれど思い付かないので
夏目漱石の「こころ」を買った。
推理小説ではないが、同じようなもんだろう。

マラルメ詩集が文庫本、新訳ででていたので
これも買う。
買わんとアカンやろ。

そして鮎川信夫の詩集も買った。

そういう気分だったのだ。