スマホの質問、回答、いろいろありがとうでした。
参考にします。

今日、正確には昨日
朝、久々に東京、揺れました。

丁度、昨日、思い立って
一年振りくらいに部屋を片付けたのに
また本が一杯、落ちてきて
恐かったです。

死ぬのかなーと思いながら
頭を両手で覆い、蒲団に潜り込んでいました。
蒲団の上に本が落ちてきて
少し痛かったですが、怪我はありません。

東北地方太平洋沖地震も経験しましたし
昔、大阪にいた頃、
阪神淡路大震災も経験しました。

東北地方太平洋沖地震の際には「金脈」が
印刷直前までいっていてお蔵
この度、どうにか出すに至りましたが
阪神淡路大震災の時も
ライターをしていましたが
情報誌で関西、お好み焼き名店100軒
という特集を組み、さぁ、後は印刷のみだ
という時に地震がありました。

神戸界隈のじいさん、ばあさんが二人で
細々、やっているようなお店も
沢山、取材していたもので
まさか、ご商売、大丈夫ですか?
という電話を混乱しているのが解っているので
する訳にもいかず
恐らく、場所的に察すれば倒壊してるだろう
と予想するお店も多くある中
当時の僕等は行方を只、案じるしかありませんでした。

結局、その特集を20ページくらい省いて
雑誌は出たのですが
今、思い出しても嫌な思い出です。
たかが店取材とはいえ
お世話になった人達の安否すら確認することが
憚られる特殊な状態。

「金脈」を出せなくなった時も
取材した先、人達、風景の安否確認すら
気遣うことすら出来ない、してはならない
自分の、無関係さに
どうしようもない憤りを覚えました。

今回の地震は、そのうちくるらしい首都圏直下型地震
とは関係がないそうです。

てっきり直下型の親戚かと思いましたが
別物だという。

ということは
直下型もくるし、こういうのも
突如、くるということです。

僕は原発施設は全て出来る限り早急に廃炉
にして欲しいと思っています。
それにはいろんな理由があり
廃炉に反対するいろんな立場の人のいろんな意見も
あるのを解った上でそう思っています。

非道く単純な理由としては
このような地震が何時あるのか解らず
直下型もそのうちくるからです。
そのうちというのは明日かもしれません。
そしてそれによる被害は
誰にも推測がつきません。

この前の地震で危険だと解って
廃棄物をはじめ、どうすればいいのか見当がつけられない
ものに実際、困っているのに
そんでもって、同じような規模
もしくはもっとスゴいかもしれない
地震が明日にでもくることが予想されているのに
どうして、使うのを止めようと判断がなされないのか
僕の単純な頭ではどうしても理解出来ないのです。

あの事故の時に使わなくして不幸中の幸いだったなと
事故をよくも活かすことが出来るのに
何故に目先の経済のことや、困難さにひるみ
現実的ではないと、立ち往生
しなければならないのでしょう。

経験から学べないのは最も愚鈍だと思います。
被災した人や死んでいった人に報いる方法は
過去から学ぶことしかないと思うのです。

廃炉にしたら、日本中が困るのだといいます。
ならば、困ってしまえばいいのではないでしょうか。
全員が困るのなら、それは平等の苦しみです。
僕は日本という国はスゴいし
その国民性はどんな困難にも打ち勝つポテンシャル
を持つとノーテンキに信じているので
電気の供給不足くらい日本人は何とかするし
将来、あの時に困ったからこそ
頑張って早急に自然エネルギーに移行出来たんだ
といえるようになると思ってしまうのです。

困っている時は、それを是正するチャンスの時だとも
いえるのではありますまいか。


よくある意見ですが
この先起こる直下型も含め最低、人生で三度も
大きな地震に遭遇しなければならないのなら
こんな僕でも
文句はいっておかねばと思いました。


あー、廃炉にしておけただけ
まだよかったねと、いいあえるのならば
直下型に遭っても少しばかり
前の二つの地震よりかはマシな気持ちで
いられる気がします。